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BMW R1100RT引取り [バイク]

 ロッソコルサから「車検通しました」という連絡を頂いていたので、26日引取りに出掛けた。

 実は、3/3に書いた記事は、売りに出されていたBMWのツアラーR1100RTの実物の状態を見に行ったのである。
 確認しに行ったのは大阪府四条畷市にあるバイクボックスキムラというお店。
# 因みに、「四條畷市」は「しじょうなわてし」と読むんだそう。
# 拙者にとっては「難読自治体」の一つだわ。(汗)
バイクボックスキムラ(四条畷市)
以前から同車種を探していた子供がGooバイクで見つけて「動作は正常」という説明にはなっていたものの、通常では考えられない程のあまりにも安い金額で「本当に大丈夫?」と心配だった。なのでわざわざ足を運んだのであった。
# 結果的には「即決」だったんだけどネ。(笑)
このお店は国産旧車がメインで「整備出来るんですけど、外車はディーラー認定を受けてる訳ではないので」というお話だった為、「じゃぁ現状で買い取って整備はロッソコルサ(伊那市)にお願いしよう」となったのである。
 格安のバイク配送業者を利用した関係で時間が掛かってしまい、車両受け取りが4月にずれ込んでしまったという訳だ。

 26日朝6時過ぎに自宅を出て、徒歩で近くのバス停へ。
 6時15分過ぎのバスに乗るのだが、朝早い時間なのにサラリーマンらしき方々が9人も並んでいる。通勤で名古屋か岐阜に出るんだろうけど、毎日ご苦労です・・・(-A-)
 バスに揺られて20分ほどで駅に到着、JRに乗り換えて名古屋駅へと向かう。

 JR快速で名古屋に到着、徒歩7分弱で名鉄バスセンター入口に着く。
名古屋名鉄バスセンター入口
エスカレーターを上がるとバス乗り場に自動的に到着。切符売り場で伊那行きのチケットを買う。「どうせ平日に乗る人数なんて知れてるでしょ」と事前に予約はしなかったのだけれど、予想通りすんなりと買う事が出来た。
購入した高速バスのチケット
# 値がだいぶ上がったねー。
高速バスに乗るのは2016年12月以来だから、約七年半振りだ。
 信州方面のバス乗り場でバスが来るのを待つ。
信州方面のバス乗り場
ルート図と時刻表がある。
ルート図と時刻表
ルート図を見ると、停車する全てのバス停の名前が書かれている。
ルート図
出発10分前にバスが到着、早速乗り込む。車内のディスプレイにはバス停の表示が出ていた。
車内のバス停表示
7時半、定刻通り走り出す。乗客は拙者も含めて9名だ。
 名古屋駅を出発して5分ほど下道を走ったら、都市高速道に入る。
都市高速道入口
都市高速道経由で小牧ICに進み、
小牧IC
小牧JCTから中央道へと進む。
 あちこちのバス停に停まりながら進むが、途中のバス停で乗り込んできたのは二人だけ。
# しかも、日本人じゃないのよねー。
恵那峡SAでは10分程度の休憩がある。
恵那峡SA
せっかくの休憩なので、バスの外へ出て体を少し動かした。平日だからか、駐車スペースに停まっている車の数は少な目だ。
車の数は少な目
乗って来たバスを改めて見ると、結構大きいねぇ。(笑)
乗って来た高速バス
毎回予定通りに出発、淡々と走って行く。

 駒ケ根ICを降りた所で「伊那バスターミナルへは予定通り10時半到着の予定です」とロッソコルサに連絡を入れる。高速バスは国道153をズンズン進んで行く。
 予定通り10時半に伊那バスターミナルに到着、既にK社長が車の中で待っていた。
# 流石K社長、無駄がないわー。
バスを降りたら直ぐK社長の車に乗り込み、お店へと向かう。
# だから、伊那バスターミナルの画像を取り忘れたんだよねー。(汗)

 お店に着いて、改めてBMW R1100RTにご対面。「げっ!、こんなにデカいんだっけ?」
 見る側をせせら笑うかのような圧倒的な大きさのバイクが静かに拙者を待っていた。各部の操作方法や注意事項などを一通り説明して貰った。国産バイクとは使い勝手が随分と違う。
 K社長曰く「とにかく重いですよ」と言われたけれど、実際に跨ってみると・・・重心がかなり高くて本当に重い!のだ。車体を少し傾けるだけでも「倒れちゃうんじゃないか!」と冷や汗が出る。
 その後少し雑談してから、意を決してバイクに跨り、ロッソコルサを出発する。

 走り出すまでは重さを思いっ切り感じたのだけれど、いざ走り出してみると実に軽快で「本当にこのバイクって車重が重いの?」と思ってしまうほど。だけど信号で停められると、足を出して止まる度に車体の重量が足にズッシリとのしかかる。その重さから、信号で停止して右折する時は「このまま転んじゃうんじゃないか?」と思うほどに不安になる。
 しかも、拙者の体格(身長170cm、体重64kg)だと、取り回しに不安が付きまとう。特に、拙者は標準体型よりも握り拳一つ分腕が短いので、ハンドル位置が高い故に押さえが効かず、余計に恐怖心を持ってしまう。
 またフロントカウルが大きくて、短足な拙者の足でも干渉して前方に足を出す事が出来ない。また、ステップの位置はシートから真っ直ぐ足を下ろした位置にあるので、信号で停まる度にステップを避けてガニ股気味に足を付くから、余計に不安定になったりする。
 しかし、乗ってる人間の不安をせせら笑うかのように、バイクは走り出すと何事も無かったかのようにスルスルと進んで行くから、余計にビビってしまったりする。

 自宅を出る時には「せっかく走るんだから、下道でのんびりツーリングして楽しみながら帰ろう」なんて考えていた。
 だけど、拙者の体格を嘲笑うかのようなずっしりした重さをを感じてしまうと、とてもじゃないけどそんな余裕はない。「コケる前に大人しく高速道使って、そそくさと自宅へ戻ろう!」そんな訳で、ロッソコルサを出発したら、最短距離で伊那ICへと向かった。
 途中、家族用のお土産を買う為にニシザワ双葉食彩館に寄る。
ニシザワ双葉食彩館
ここで麦ころがしと高遠まん頭を買う。
# 画像撮り忘れてますA(^^;)
 買ったら直ぐに走り出す。

 伊那ICから中道道に入る。
 ゲートを通ったら加速して本線に合流するが、スロットルをワイドオープンにしなくても十分な速度が出て、合流する頃にはオーバースピードになってしまうほどだった。危ない危ない。(汗)
# 勿論「免許が」です・・・。
 左側のグリップにあるスイッチを押してフロントシールドを一番高い位置に設定すると、ヘルメットには全く風が当たらないので静かで快適そのもの。まるで車に乗っているかのよう。
 当日は結構風が強くて体が左右に何度も揺さぶられるほどだったのだけれど、車体はどっしりとしていて微動だにしないという感じ。まるで敷かれたレールの上を滑りながら走っているかのよう。この安定感は今までに一度も経験した事が無くて、本当に新鮮だった。
 ハンドルグリップが少し太い上に冬用グローブをしている為、握るのに結構な力が必要で、うっかりするとスロットルを捻る力が緩んで速度が落ちてしまう。だから、頻繁にスピードメーターを見て確認する羽目に。

 速度が落ちないよう気にしながら走っていたら、対向車線の中央道宮田バス停で銀クラウンの覆面パトが白い乗用車の餌を食べているのを見掛けた。合掌(-A-)
 拙者は乗り慣れないバイクで法定速度前後で走行している為、覆面パトとは無縁だ。

 中央道は車で何度も走っているのだけれど、走行中は前方に神経を集中させているので周囲を見回したりはしない・・・というか、見回す余裕があまり無い。
 ところが、R1100RTだとチラチラと前方を見ながらという状態ではあるのだけれど、「あれ?こんなところを工事してるじゃん」とか「あ、この林って神社だったんだ」とか「あー、花の咲いている木って花桃なのかなー?」等々、余裕たっぷりあちこちを見回しながら走って居られる。普通のバイクだとなかなかこういう事は出来ないだろう。
 お陰で、いつもなら一寸退屈な「移動時間」という感じの中央道が案外新鮮で、走っていて本当に面白かった。
# ツアラーの良さが出てるねぇ。

 小牧東ICで降りて県道49に入る。高速道ののんびりのほほんとした走行とは裏腹に、信号で停まる度にコケないように注意を払い、曲がる度にやや神経を使う。市街地走行だと重心の高いバイクは辛いという気がするけれど、ロッソコルサを出発した頃に比べれば慣れたせいか、細心の注意が必要と言うほどでもない。
 ロッソコルサを出発した時は信号で一旦停止して右折する時なぞは「とにかくコケちゃいかんぞよ」と自分に言い聞かせて神経を尖らせながら曲がっていたのだけれど、犬山市街に入って右折する時には「うん、注意しなきゃね」と言う程度になっていた。
 県道183を進む頃には曲がる時でもあまり気を遣わなくても済むようになっていて、停止時に足がフロントカウルとぶつからないように注意して足をやや大きく開いて出すようになっていた。だいぶ慣れて来たようだ。
 自宅には16時半過ぎに無事到着。

 乗り出し始めは本当におっかなびっくりだったけれど、ある程度距離を走って慣れてきたら段々とバイクの持つ良さが分かって来たような気がする。
 先日乗ったドゥカティ・スクランブラーアイコンとの差もしっかり感じられ、「ツアラーってこんな感じなんだ」と自分なりに納得できた。その辺は改めて記事に纏めてみようと思う。

 初めて乗るバイクだったけれど、何とか無事自宅まで乗ってくる事が出来た。目出度しメデタシ、である。(笑&汗)
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