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ジュリエッタでカルペデイムへ(その1) [雑感]

 例年通り、諏訪・池のくるみ(踊り場湿原)にあるヒュッテ カルペデイムへと出かける。いつもなら家族全員で行くのだが、子供が受験生で妻も世話に忙しいので、拙者単独で行くことに。 「どうせ一人なら、久し振りにバイクで」と思っていた。
 出発前日に諏訪市の天気予報を見ると一応「曇り」。しかし、予報は市街地の天気だから、標高の高い霧ヶ峰は恐らく雨だろう。翌日の予報も同様なので、仕方なくジュリエッタで出掛けた。恐らく駄目だろうとは思ったものの、念の為にRollei35(初期型)とフィルム2本をウエストバッグに忍び込ませた。
持って行ったローライ35初期型とフィルム
 実は数日前から時折鼻水やくしゃみが出たりしていたのだが、それがまさか後々問題を引き起こすとは予想だにしなかったのである。

 14日朝8時半過ぎに自宅を出発する。県道183は平日なのに交通量は少ない。お盆の時期だからだろうか。
 いつもなら名鉄犬山遊園駅近くを抜けて県道461(尾張パークウェイ)に入るけれど、「たまには気分を変えて」と思い、県道64を進んで今井インターから県道461へと入った。
 距離は今回の方がかなり近い筈なのだが、実際に走って見た感じでは、「やっぱ駅近くを抜けた方が早いな。」県道64は信号が細かくあって何度も停められてしまい、意外なほど時間を稼いでしまった。
県道49で小牧東ICへと向かうが、入口手前にある表示板は「小牧東-恵那 断続的渋滞75分」と出ていた。このような時は表示時間よりももっと時間が掛かることが多い。中央道に入るのは止めて県道49をそのまま進み、国道19へと進む。
 市街地は交通量が多いけれど、恵那市街を抜けると徐々に少なくなる。途中、高速道の見える場所で見上げると、背の高いトラックの屋根が少し進んで少し停まって、というのを繰り返しているのが見える。
 中津川市に入ると高速道が国道からやや離れるけれど、建物の合間から見える範囲では渋滞はしていないようだ。「じゃぁ、中央道に入ろう。」少し進んで中津川ICから中央道に入る。
 中央道は中津川から北が混雑することはあまりないが、今日はかなり交通量が多い。平日でもお盆の時期は特別のようだ。走り難いほどではないので、遅い車を抜かしつつ先へと進む。

 トイレ休憩の為、神坂PAに車を停める。
中央道・神坂PA上り
普段と違って駐車場は車がぎっしり並んでいる。流石お盆だなぁ。
 ここでジュリエッタのメータを見て「ん?もう直ぐオイル交換じゃん!」と気が付いた。出発前にロッソ・コルサ(伊那市)に電話したら「今からでもOKですよ」との返事なので、そのまま向かうことにして走り出す。雨は時々パラパラ降る程度で、ワイパーを動かすほどではない。

 恵那山トンネル手前のカーブ走行中、時折ハンドルがガタガタ振動するのに気が付いた。「ゲッ、パンクか?」と一瞬思ったけれど、パンクにしては走行中の接地感が安定し過ぎだから違う。走りながら観察していたら、一定速度以上でカーブに差し掛かるとハンドルに細かい振動が出て、カーブ走行中は少し速度が落ちた程度では止まらないが直線になると収まると判った。
 突然症状が出たので「えっ?」と思ったが、今まで全く問題無かった事も併せて考えると、タイヤのホイールバランスが崩れたか、足回りに問題があるか、のどちらかと思われる。症状が出ないように、やや速度を押さえて進む。飯田ICを過ぎると交通量がだいぶ減って走り易くなるものの、それでも普段の3倍ほどの車が走っている。

 伊那ICを降りてロッソ・コルサに向かう。その途中、ニシザワ双葉店に寄る。
立ち寄ったニシザワ双葉店
店内に入ってむぎころがしを買おうと...え?全部売り切れ??(/_;)こんな所にもお盆の影響が出ているとは思わなかった。(唖然)
 何も買わずに店を出て、ロッソ・コルサには12時半頃に到着する。

 高速道でも症状を説明すると「ホイールバランスだけじゃないかも知れないので、まずはバランス調整するから一寸様子を見て下さい。」オイル交換中にK社長の奥方と雑談していたら、少ししてから隣町のYさんが、その後更にFさんも登場。作業を終えたK社長も加わってずーっと雑談三昧。気が付いたら16時をとっくに過ぎて16時半近かった。(笑)
 雑談はお開きとなり、カルペデイムへと向かう。

 交通量の多い国道153を北上し、伊北ICで中央道に入る。夕方だからか交通量はとても多く、追越車線に入るのに手間取るほどだ。辰野PA手前から雨が降り出したが、岡谷JCTを抜けて岡谷ICで降りる頃には止んでいた。
 国道20(下諏訪岡谷バイパス)を走って国道142へと進み、新和田トンネル有料道路の手前で左折してウネクネ道を走る。この区間は上空を木に覆われているので雨が降っているのかどうかは分からない。

 和田峠で県道194(ビーナスライン)へと進む。少し走って鷲ヶ峰近くまで来ると霧に包まれてしまって前が非常に見難い。5m先までは何とか見えるが、それより先は真っ白。かなり濃い霧だ。流石「霧ヶ峰」と呼ばれるだけのことはある。
 途中から雨も降って来て、道のあちこちでカッパを着ているバイクを見かけた。山の天気って変わり易いんだよなぁ。対向する車やバイクは皆ヘッドライトを付けていた。それでも、かなり近づかないと対向車が居る事すら判らない。速度を落として慎重に進み、雨脚がだんだん強くなる中、17時半過ぎに無事カルペデイムに到着。
踊場湿原にあるカルペデイムの室内
平日だから客は拙者一人かと思ったが、他県ナンバーの車が2台停まっていた。一台はお初にお目にかかるNさん、もう一台はこの時期に良く顔を合わせるO夫妻。どちらも常連さんである。
 降る雨を眺めながら一服した後、お風呂を頂いてボーっとしていたら、お待ちかねの夕食となる。まずは魚料理から。魚は好きじゃないけれど、ここの料理は大好き!
カルペデイムの夕食一品目は魚料理
そして肉料理。どうしてこんなに美味しいのかなぁ?
二品目は肉料理
アフターのデザート。お陰で肉の余韻が奇麗に去って行った。
アフターのデザート
デザートを食べ終わってしばらくしたら、いつものおしゃべりタイムが始まる。夜が更けて時間だけがどんどん過ぎて行く...

(続く)
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みうさぎ

おはよーございます
トラブル発生かと思ったけど
大丈夫だったの?
お店の中雰囲気いい灯りですね
お喋り弾む気さくな仲間に逢えて良かったねっ
by みうさぎ (2017-08-19 07:15) 

Rifle

みうさぎさん
ハイ、途中一寸怪しかったですけど(汗)無事生還できました。
この宿とはもう30年のお付き合いですが、いつ行っても心地良いんですよー。
by Rifle (2017-08-19 09:17) 

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