懐かしのラジカセ:日立パディスコTRK-8280 [音楽]
自分の部屋で作業している時などはFMラジオを掛けている事が多かったが、随分前にラジオが壊れて使えなくなった。勿論分解して直そうとしたのだけれど、大半の回路が収まっているICが駄目になっていて、しかもとっくに廃番で入手できず、修理不能だった。以後、今に至るまでラジオの類は無い状態になっている。
半年ほど前、たまたまネット上で見かけた画像にラジカセが写っていた。高校時代に親に買って貰い、10年ほど前に完全に壊れてしまうまで使い続けていた機種、日立パディスコのTRK-8180だ。「あぁー...これ、永い事使っていたんだよなー。懐かしいなぁ。」その時は特に何も考えなかった。
数か月後、ネット上で検索していたら懐かしいラジカセがたまたま引っかかってきた。ソニーのCFS-99だ。当時、ラジカセの中でもトップクラスの高価格、皆あこがれの機種だったんだよなー。
「当時のラジカセって、今でも手に入るんかな?」ネットを一寸漁ってみたら、色んな機種がオークションや中古ショップに出ているではないか。ただ、オーバーホール済みだと当時の新品の価格とほぼ同じだし、ジャンクでも人気のあった機種は数万の値札が付いている。「うわぁ!そんなに高いんだぁ。でも...やっぱ欲しい。」(笑)
ネット上を漁る事一ヶ月以上、「おぉ!これは!!」と思い、オークションで無事落札!(嬉)数日後、我が家に無事到着。
日立パディスコTRK-8280である。高校時代に在籍していた部活の先輩が使っていた機種で、拙者が使っていた機種の後継機である。因みに、「ラジオや外部入力は正常だけどカセット部不動のジャンク扱い」で、落札額は5千円だった。
操作部は本体上側に集中配置されていている為、背面は接続端子のみだ。
よく見ると、ぶつけたのか一部が欠けている。
電源スイッチを兼ねた入力切替スイッチが一番左にある。
上面中央にカセット操作のボタンが並んでいる。
カセットの蓋は、本来ならゆっくり開く筈なのだが、この個体は「ガタンっ」と開く。
どうやらダンパーの部分がおかしいようだ。
カセットの下にVUメータがある。
左右独立のVUメータがあるのが当時の「お約束」で、無いのは下位機種だけだったなぁ。
上面右側には音量調節ボリュームや選局ツマミなどがある。
前面左側には、マイク入力とテープ速度調整ボリュームがある。
前面右側には「DRPS」(Digital Random Program Selector)がある。
これは曲の頭出し機能で、前後9曲まで一発で選曲できる、というもの。相手はカセットテープだから、頭出しするにはテープを早送り・巻き戻しをせねばならず、それなりに時間は掛かるけれど、当時は「凄い!」と思ったものだ。(笑)
AC100Vに接続して、実際に使ってみる。「そうそうそう、この音!」
カセット部以外はほぼ正常だけれど、FMとAMを切り替えると右か左のどちらか一方の音が出ない時がある。それに、全体的に高音域がきちんと出ていなくて、音がやや丸い感じがする。「あぁ、こりゃ接点や電解コンデンサが劣化してるなー。」でも、普通に使える。
単純に「ラジオを久し振りに聞きたい」と思ったのがきっかけで昔懐かしのラジカセを手に入れる事に成ったけれど、その音を聞く度にラジカセに頼っていた頃を思い出して、とても懐かしい気分になる。
でも、昭和の時代の製品なので、あちこち相当劣化している筈。とりあえず電解コンデンサは全交換、接点も全部分解清掃して、本来の性能に戻したいなーと考えている。
(追記)
その後、オーバーホールしました。
半年ほど前、たまたまネット上で見かけた画像にラジカセが写っていた。高校時代に親に買って貰い、10年ほど前に完全に壊れてしまうまで使い続けていた機種、日立パディスコのTRK-8180だ。「あぁー...これ、永い事使っていたんだよなー。懐かしいなぁ。」その時は特に何も考えなかった。
PERDISCO(パディスコ):
「パーソナル・ディスク・コンサート」というキーワードを元に日立で考えられた造語だそうな。
数か月後、ネット上で検索していたら懐かしいラジカセがたまたま引っかかってきた。ソニーのCFS-99だ。当時、ラジカセの中でもトップクラスの高価格、皆あこがれの機種だったんだよなー。
「当時のラジカセって、今でも手に入るんかな?」ネットを一寸漁ってみたら、色んな機種がオークションや中古ショップに出ているではないか。ただ、オーバーホール済みだと当時の新品の価格とほぼ同じだし、ジャンクでも人気のあった機種は数万の値札が付いている。「うわぁ!そんなに高いんだぁ。でも...やっぱ欲しい。」(笑)
ネット上を漁る事一ヶ月以上、「おぉ!これは!!」と思い、オークションで無事落札!(嬉)数日後、我が家に無事到着。
日立パディスコTRK-8280である。高校時代に在籍していた部活の先輩が使っていた機種で、拙者が使っていた機種の後継機である。因みに、「ラジオや外部入力は正常だけどカセット部不動のジャンク扱い」で、落札額は5千円だった。
操作部は本体上側に集中配置されていている為、背面は接続端子のみだ。
よく見ると、ぶつけたのか一部が欠けている。
電源スイッチを兼ねた入力切替スイッチが一番左にある。
上面中央にカセット操作のボタンが並んでいる。
カセットの蓋は、本来ならゆっくり開く筈なのだが、この個体は「ガタンっ」と開く。
どうやらダンパーの部分がおかしいようだ。
カセットの下にVUメータがある。
左右独立のVUメータがあるのが当時の「お約束」で、無いのは下位機種だけだったなぁ。
上面右側には音量調節ボリュームや選局ツマミなどがある。
前面左側には、マイク入力とテープ速度調整ボリュームがある。
前面右側には「DRPS」(Digital Random Program Selector)がある。
これは曲の頭出し機能で、前後9曲まで一発で選曲できる、というもの。相手はカセットテープだから、頭出しするにはテープを早送り・巻き戻しをせねばならず、それなりに時間は掛かるけれど、当時は「凄い!」と思ったものだ。(笑)
AC100Vに接続して、実際に使ってみる。「そうそうそう、この音!」
カセット部以外はほぼ正常だけれど、FMとAMを切り替えると右か左のどちらか一方の音が出ない時がある。それに、全体的に高音域がきちんと出ていなくて、音がやや丸い感じがする。「あぁ、こりゃ接点や電解コンデンサが劣化してるなー。」でも、普通に使える。
単純に「ラジオを久し振りに聞きたい」と思ったのがきっかけで昔懐かしのラジカセを手に入れる事に成ったけれど、その音を聞く度にラジカセに頼っていた頃を思い出して、とても懐かしい気分になる。
でも、昭和の時代の製品なので、あちこち相当劣化している筈。とりあえず電解コンデンサは全交換、接点も全部分解清掃して、本来の性能に戻したいなーと考えている。
(追記)
その後、オーバーホールしました。
Rifleさんの気持ち、なんとなく分かります。
どうせ手に入れるなら、前に持っていたものに似たのが親しみもわきますよね。
ラジオはすぐに直って、たぶんカセット部分にも手が入ると予想しています。(^^;
by tama (2020-11-29 08:57)
おっはー(^^)v
by みうさぎ (2020-11-29 08:58)
tamaさん
お察しの通りです。(^^;)
スイッチ切り替える度に片側しか音が出ないのは流石に使い難いので、近々オーバーホールしようと企んでいます。
みうさぎさん
オハヨーっす!(^^ )/
by Rifle (2020-11-29 09:16)
こんばんは!
こんなの持ってるとハナタカだったなあ~!
by Take-Zee (2020-11-29 19:13)
Take-Zeeさん
当時はステレオセットなんて高嶺の花、庶民はラジカセが精一杯でしたよねー。
ラジカセでもピンからキリまであって、「ソニー山」と呼ばれていたエナジー99や、その後出て来た超弩級サンヨーMR-X20など、本当に色んな機種で溢れていて、どの機種がどうのこうのという話で盛り上がりましたねぇ。
by Rifle (2020-11-29 19:42)