奥秩父撮影会 その１

　わの会・奥秩父撮影会は4/26と4/27の2日間だが、三輪プロはご夫妻でロケハンを兼ねて現地へ前日から入るという話だったので、拙者も便乗させて貰うことにした。

　持って行くカメラ機材は中判のハッセルブラッドとライカＲ一眼レフの２つ。天候が悪いことと、一度も訪れたことの無い場所ばかりなので、シノゴやバイテンといった大判は外した。そういえば、このところ大判カメラって使ってないナー。（滝汗）なお、撮影会ではデジタルカメラは一切使わない。写した写真を見るのにパソコンなどの電源や機材が必要になんて不便この上ないし、保存という観点で考えるとフィルムが最適なのだ。
　ザックはエツミのE-3110スポーツカーゴ。カートにもなるので舗装された場所での移動は楽だが、ザックが黒一色で色気が無いのが玉に瑕だな。これだけの機材とフィルムを詰め込むと満杯になってしまうが、これ以上の機材を持って行っても現地では使い切れないから、今のところはこれでＯＫだ。ちなみに、今回の機材を全て詰め込んだ状態でのザックの重さは14kgにもなる。山道では担いで歩く羽目になるが、肩掛けバックより遥かに楽に運べる。

　前日の4/25は土曜日、高速道が上限1000円になってからはどれ位渋滞するのか全く予想がつかないので、「早めに出発すれば大丈夫だろう」と朝7時過ぎに自宅を出て小牧ICから高速道へ入り勝沼ICへ向かう。愛知県から岐阜県長野県と向かうにつれて雨脚が強くなっていく。途中何度か休憩を挟んで、無事勝沼ICへ11時15分過ぎに着く。雨天だったせいか、一度も渋滞することなくスムーズに走り抜けた。県道、国道411、フルーツラインを抜けて国道140へ入る。結構強い雨で、しかも寒い。そういえば、昨日布団に入る時は「標高が高くて寒いだろうから、冬用のジャケットを車に入れて行くと良いなー」と思っていたのに、すっかり忘れてたナ。（＾＾；
# ぢつは、ジャケットを忘れたお陰で、後々非常に寒い思いをすることになるんだが、
# この時点では「ハハハー、忘れてきちまったぜ」という程度にしか考えて居なかった。（爆）

　待ち合わせは正午に道の駅みとみと指定されていたが、そのかなり手前で三輪プロの車が停まっているのを発見！、テスタロッサを路肩に寄せて停めた。挨拶もそこそこに、早速カメラを取り出して撮影。雨天だとリアドアが上に開くタイプのワンボックスカーが重宝する。ちなみに、プロの車はフォルクスワーゲンのユーロバンだ。かなり古い機種だけど、現役で走っているのを良く見かける。地上最低高が国産車よりもかなり高いので、悪路でも大丈夫というのが風景写真向き。

　所々でロケハンを兼ねて撮影しながら北上し、道の駅みとみで遅めの昼食を食べる。雨に加えて風も吹いてきたので、寒いのなんのって。（＞。＜；ジャケットを忘れて来たことを心底後悔したが、既に後の祭り。トホホ．．．。
　ここで、拙者と同様に今日から参加する3名に連絡したら、まだ塩山に居るとか。「どっか景色の良い所で引っかかってたのかなー」などと言いながら、再び走り出す。
　ロケハンしながらあちこちで撮影している所へ先ほどの3名も合流。三輪プロ夫妻以外は1人1台で参加しているので、ここからの移動は車5台がゾロゾロということになる。

　今日の宿は秩父湖近くにある「奥秩父レイクビューホステル」を予約済みで夕食を18時にお願いしてあるということだったので、夕方ギリギリまで撮影に没頭．．．し過ぎて18時近くになってしまい三輪夫人が「宿に連絡入れておきましょう」と電話したら．．．はっ？．．．えーっ？．．．ゲゲーッ、そんな、どーすんのぉ？？？（＠＠；
　この時点ではじめて、どえらいことが判明したのである．．．。（続く）

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