Wal発見：ナンチャッテ技術者の凸凹日記：SSブログ

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Wal発見　[音楽] [編集]

　先ほど何げなくebay.comを見ていたら、Walの4弦ベースが出ていた。2000年に製造されたもののようで、画像を見る限り状態は結構良さそう。

　Walは拙者も5弦フレットレスを持っている。

　ベースを始めた時はアリアのジャズベのコピーモデルだったけど、Brand XのPercy JonesなどWalフレットレスを使うベーシストを好きになってからは寝ても覚めてもフレットレスのことばかり考えていた時期があった。
　アリアを売り払ってヤマハやらInner WindやらIbanezやら、色々なフレットレスを漁って使ったけれど、どうしても納得のいく音が得られない。「やっぱWalでないと」とは思っても、高校生や大学生が手を出せるような金額でもない。何せ当時のWalは4弦ノーマルでも85万円ほどの額、「流石ベース界のロールスロイス」と謂われるだけのことはある。

　就職して数年経った頃、谷口楽器がWalの半額セールを始めたことを雑誌で知り、散々考えた。「今買わねば二度と手に入らないかも」「そんなの買ったら貯金はゼロになっちゃうなぁ」「バンド解散しちまったし」「でも欲しい．．．」と考えても結論が出る筈がなく、悩み過ぎて胃潰瘍になってしまった。（爆）
　２ヶ月以上悩んだ挙句、「胃を痛めるほど悩むんだったら、今買わなきゃ一生後悔する！」と思い切って購入した、思い入れタップリのベースでもある。ちなみに、Walを入手してからはこれ一本のみ。一応4弦ノーマルのスタインバーガーも１本持ってるけれど、独特なサウンドを一度耳にしてしまうと、他のベースを使う気にはならないなぁ。

イアン・ウォーラー亡き後もピート・スティーヴンスが細々と続けていたが健康上の理由から２００７年に生産を終了してしまい、中古の価格が高騰している。もう一本5弦か６弦のフレッテッドが欲しいと思うんだけど、買うと破産必須なのでガマン（＾＾；）．．．がまん（－－；）．．．我慢（／＿；）．．．。