個人輸入CD [音楽]
昨日、米国の店に頼んであった「BrandX」のベストアルバム「XTRAX」（CD）が届いた。
BrandXというグループは国内の知名度は高くないためか、ベスト盤やライブは国内発売されないものが多く、今回入手したアルバムも国内では出ていない。だから、海外で探す以外に手が無い。それでも長年探し回った甲斐あって、今回入手したCDも入れると、BrandXの音源は残り1つ以外は全て揃ったことになる。未だ手に入れていないのは「LIVE IN LIBYA (1989)」である。
「LIVE IN LIBYA」に関する情報は全くと言って良いほど無く、それが災いしているのか情報が錯綜しているようで、独逸や仏蘭西のAmazonなど一部の海外サイトでは、国内で紙ジャケットで再リリースされた「missing period」を堂々と「LIVE IN LIBYA」として販売していたりするが、勿論これは間違いである。
拙者が調べた範囲では、このアルバムは「Goodsall collection」というサブタイトルで出されていたBootlegのアナログLPらしく、Percy Jones(Bass)、John Goodsall(Guitar)、Robin Lumley(Keys)はA面B面共通で、DrumsだけがA面はMike Clarke、B面が（あの有名な）Phil Collins(+Perc)となっている。演奏曲目は以下の通りだ。
- Access to Data
- Kugelblitz
- Noddy Goes to Sweden
- Moammar
- Algon
- Jonestown
- Born Ugly
- Ancient Mysteries
- Nightmare Patrol
海外、特に英吉利ではTVでBrandXのライブなどが随分と流されたらしくて、映像として色々なものが残っているらしいし、英BBCのライブラリ・ストックにも結構な量のライブが眠っているらしいが、こちらも詳細は不明。
元々がスタジオミュージシャンの集まりで、しかも活動時期が短く、その後JonesとGoodsallは亜米利加へ渡ってしまったり、マネージメント会社が色々と変わっていたり、アルバムの権利関係で揉めたりと、色々な事情が重なって、まとまった情報が無くてあちこちに断片的なものが散らばっているという現在の状態になってしまったようだ。テクニシャン揃いのグループだっただけに、残念でならない。
2009-12-11 11:17
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