KTM 690Duke R ちょい乗りインプレ [バイク]
今日午前にショップへ来るまで出かけ、交換したパーツ類と説明書などの一式を受け取る。
右側の大きな包みは純正シート、中央下の包みはリアフェンダー、左側は交換したパーツ群だ。いずれも「KTM111キャンペーン・10万円パーツサポート」を使って手に入れたものばかりである。
黒いバッグはオーナーズバッグで、外装のオレンジ色が鮮やかなボールペンと取扱説明書(日本語と英語の1冊づつ)、更にパーツリスト(こちらも英語と日本語)まで付いてきた。950Supermotoの時はパーツリストは無かったので、最近になって付属するようになったらしい。
車載工具も結構充実している。
今時のバイクはメーカを問わず「ユーザには触らせない」という方向に進んでいて付属する工具が減っているけれど、KTMは取扱説明書にホイールの外し方まで写真付きの説明を載せる程だから、一通り整備できる工具が必要と考えているようだ。
午後、自宅周辺を10kmほど走る。もっと走る積りだったが、木曽川沿いを北上し愛岐大橋を渡って各務原市側へ入ったら路面が濡れているので「こりゃマズイかも」と思い、岐阜市方向へ進んで川島大橋を抜け河田橋を渡り切った途端に「ザーッ」と降ってきた。「うわっ、ウチまであと数分なのに、遂に降ってきたかぁ」と思いながら走って自宅近くの神社まで来たら...ありゃ?路面が濡れていない(?_?)...。バイクを自宅前で停めてしばらくしたらパラパラと降ってきた。「夏の雨は馬の背を分ける」というが、今日の雨は正しくそんな感じだった。
だから、まだまだ乗り足りないという感じではあるが、今日乗った感触は以前試乗したDuke(末尾に「R」が付かない)よりも排気量が少し大きいせいか、より濃厚な感じだった。
エンジンの吹け上がりはとても690ccもあるシングルエンジンとは思えない程鋭く、スタートのクラッチミート時は普通のバイクの感覚でスロットルを開けると開け過ぎになってしまい4000rpm程になってしまう。初めの10分ほどはスタートする度にタコメータの針を見ながらエンジン回転を必要以上に上げないように注意していたが、慣れてくると3000rpm以上に上げてしまうことは無くなった。
街中を53km/h位で走る時はギアが4段、その速度を下回るなら3段でないとガクガクしてしまう。60km/hで5段に入れるとやはりガクガクするので、もう少し速度を上げたくなる。圧縮比の高いシングルエンジンなので、回転数を落とすとトルクが無くなってしまう。この辺は国産バイクと大いに異なるところだ。慣らし運転は1000kmまで6000rpmが上限とされているが、街中や郊外の道路では3500rpm以上を使う必要が無い。
前後フェンダーもキャンペーンを利用してオプションのカーボン製に替えてある。
車重が軽いせいもあるだろうが、普通に止まるだけならリアブレーキだけで十分、フロントブレーキは使う頻度が少ない。ホイールは前後共マルケジーニ製で、オプションでより軽量なスポークホイールがあるけれど、そちらはレース用らしくて公道走行は不可となっている。
メータはタコメータがアナログで、デジタルパネルには速度と時計が常時表示され、オドとトリップはメータ左にあるスイッチで表示を切り替えるようになっている。
メータ中央部のバーグラフは水温計だ。
シートもオプションのジェルシートに替えてある。
短時間乗っただけではノーマルとの差があまり感じられないが、長距離走れば違いが判ると思う。シートを外すと、エアクリーナボックスと工具入れのスペースがある。
シート裏側に書類を固定するバンドが取り付けられていて、画像では見えないが工具入れスペースにも荷物を固定するためのゴムバンドが2本入っている。
乾燥重量が148kgとクォータークラス並みの軽さで、取り回しは非常に楽。まるで250ccオフロードを扱っているかのよう。しかも、車体もスリムなので、車庫入れがとても楽になった。
950Supermotoと比べてもかなりスリムだ。
昨日GIVIのスクリーンを取り付けてあったので、胸から腹にかけては全く雨がかからなかった。このスクリーンは既に生産終了しているが、このサイズがちょうど良いように思う。
ただ、ハンドル周辺はレバー類やハンドガードのクランプなどでかなりタイトなため、一部のパーツを一時的に外さないとナットすら締められない状態となり、取り付けには随分と苦労した。
オプションのサポートバーを取り付けていなければ、そんなに苦労はしなかったと思う。
まだトータルでも20kmほど走っただけなので燃費がどれ位なのかは未だ判らないが、軽量な車体にパワーのあるエンジンだから、それなりに伸びてくれるのでは?と思っている。1000kmまでは慣らし運転が続くが、950Supermotoと同様に国内の交通事情では事実上慣らし運転が普通の運転となるので、エンジン回転数に一寸気をつける程度で終わってしまいそうだ。
これから寒くなるが、寒さを厭わずKTMには頻繁に乗っていこうと思っている。
右側の大きな包みは純正シート、中央下の包みはリアフェンダー、左側は交換したパーツ群だ。いずれも「KTM111キャンペーン・10万円パーツサポート」を使って手に入れたものばかりである。
黒いバッグはオーナーズバッグで、外装のオレンジ色が鮮やかなボールペンと取扱説明書(日本語と英語の1冊づつ)、更にパーツリスト(こちらも英語と日本語)まで付いてきた。950Supermotoの時はパーツリストは無かったので、最近になって付属するようになったらしい。
車載工具も結構充実している。
今時のバイクはメーカを問わず「ユーザには触らせない」という方向に進んでいて付属する工具が減っているけれど、KTMは取扱説明書にホイールの外し方まで写真付きの説明を載せる程だから、一通り整備できる工具が必要と考えているようだ。
午後、自宅周辺を10kmほど走る。もっと走る積りだったが、木曽川沿いを北上し愛岐大橋を渡って各務原市側へ入ったら路面が濡れているので「こりゃマズイかも」と思い、岐阜市方向へ進んで川島大橋を抜け河田橋を渡り切った途端に「ザーッ」と降ってきた。「うわっ、ウチまであと数分なのに、遂に降ってきたかぁ」と思いながら走って自宅近くの神社まで来たら...ありゃ?路面が濡れていない(?_?)...。バイクを自宅前で停めてしばらくしたらパラパラと降ってきた。「夏の雨は馬の背を分ける」というが、今日の雨は正しくそんな感じだった。
だから、まだまだ乗り足りないという感じではあるが、今日乗った感触は以前試乗したDuke(末尾に「R」が付かない)よりも排気量が少し大きいせいか、より濃厚な感じだった。
エンジンの吹け上がりはとても690ccもあるシングルエンジンとは思えない程鋭く、スタートのクラッチミート時は普通のバイクの感覚でスロットルを開けると開け過ぎになってしまい4000rpm程になってしまう。初めの10分ほどはスタートする度にタコメータの針を見ながらエンジン回転を必要以上に上げないように注意していたが、慣れてくると3000rpm以上に上げてしまうことは無くなった。
街中を53km/h位で走る時はギアが4段、その速度を下回るなら3段でないとガクガクしてしまう。60km/hで5段に入れるとやはりガクガクするので、もう少し速度を上げたくなる。圧縮比の高いシングルエンジンなので、回転数を落とすとトルクが無くなってしまう。この辺は国産バイクと大いに異なるところだ。慣らし運転は1000kmまで6000rpmが上限とされているが、街中や郊外の道路では3500rpm以上を使う必要が無い。
前後フェンダーもキャンペーンを利用してオプションのカーボン製に替えてある。
車重が軽いせいもあるだろうが、普通に止まるだけならリアブレーキだけで十分、フロントブレーキは使う頻度が少ない。ホイールは前後共マルケジーニ製で、オプションでより軽量なスポークホイールがあるけれど、そちらはレース用らしくて公道走行は不可となっている。
メータはタコメータがアナログで、デジタルパネルには速度と時計が常時表示され、オドとトリップはメータ左にあるスイッチで表示を切り替えるようになっている。
メータ中央部のバーグラフは水温計だ。
シートもオプションのジェルシートに替えてある。
短時間乗っただけではノーマルとの差があまり感じられないが、長距離走れば違いが判ると思う。シートを外すと、エアクリーナボックスと工具入れのスペースがある。
シート裏側に書類を固定するバンドが取り付けられていて、画像では見えないが工具入れスペースにも荷物を固定するためのゴムバンドが2本入っている。
乾燥重量が148kgとクォータークラス並みの軽さで、取り回しは非常に楽。まるで250ccオフロードを扱っているかのよう。しかも、車体もスリムなので、車庫入れがとても楽になった。
950Supermotoと比べてもかなりスリムだ。
昨日GIVIのスクリーンを取り付けてあったので、胸から腹にかけては全く雨がかからなかった。このスクリーンは既に生産終了しているが、このサイズがちょうど良いように思う。
ただ、ハンドル周辺はレバー類やハンドガードのクランプなどでかなりタイトなため、一部のパーツを一時的に外さないとナットすら締められない状態となり、取り付けには随分と苦労した。
オプションのサポートバーを取り付けていなければ、そんなに苦労はしなかったと思う。
まだトータルでも20kmほど走っただけなので燃費がどれ位なのかは未だ判らないが、軽量な車体にパワーのあるエンジンだから、それなりに伸びてくれるのでは?と思っている。1000kmまでは慣らし運転が続くが、950Supermotoと同様に国内の交通事情では事実上慣らし運転が普通の運転となるので、エンジン回転数に一寸気をつける程度で終わってしまいそうだ。
これから寒くなるが、寒さを厭わずKTMには頻繁に乗っていこうと思っている。
KTMって実物は見たことないけど、けっこう尖ったバイクなんですね。
ハーレー乗りの知人に「690Duke Rが欲しい」って叫んでる人がいます。「でも足が届かない」って。
by tama (2010-10-22 22:53)
>tamaさん
身長165cm以上あれば、多分両足のつま先は届きと思いますよ。体重が多ければ、それに比例して足つきも良くなりますしネ。(汗)
スーパースポーツからの乗換えが多いバイクですが、ハーレーに勝るとも劣らぬキャラクターなので、誰にもお勧めという訳には行きませんが、個性的なバイクが欲しい人にはウッテツケです。
by Rifle (2010-10-23 06:03)