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ドアランプのLED化 [フェラーリ]

 テスタロッサのドアには、足元を照らすフットライトと、後方へドアの存在を知らせるスモールライトがある。どちらも、ドアが開いている間は必ず点灯するので以前から気にはなっていた。

 しかも、ドライバー側のスモールライトは、だいぶ前に中のバルブが切れて交換した際に、電球を覆っている赤いプラスチック部分が熱で溶けてしまい、プラスチック部分無しのままになっていた。
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それに、配線の極性が国産とは逆になっている為、安価に入手したLEDバルブを入れても点かない。部品そのものは決して高いものではないらしいが、世界的に在庫が少ないので「どうしようかなぁ」と思っていたら、車検をお願いしたアペルトから「倉庫を整理したら出てきたから差し上げます」と、デッドストック品を頂いたので、極性の入れ替えも含めて作業に取り掛かる。
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車体に点いているランプ本体は白いプラスチックだが、デッドストック品は本体が黒い。
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中にセットされていたたランプはPHILIPSの12910(12V3W、画像左側)である。
 ランプの配線は単にコネクタに配線を差し込んであるだけだから、極性を入れ替えるのはとても簡単。
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但し、コネクタの金具は絶縁されておらず、そのまま引っこ抜くとショートしまうかもしれない。だから、作業する前にバッテリーを外しておいた。MPU搭載車なんぞはうっかりバッテリーを外すと厄介なことになるが、その点テスタロッサは問題無い。
 今までの方を取り外したら、金具の部分が錆びている。雨水が避けられない位置で、しかもむき出しのままだったから仕方ない。
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LEDバルブ本体は錆びていないので真鍮ブラシで付着していた錆を落とし、元通りにセットすればOK。
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明るさは以前より少し暗くなったような気もするが、夜であれば良く見えるだろう。

 次はフロアランプである。
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日陰でも昼間なら点いているかどうか全く分からない程度の明るさしかないが、夜になるとこれが思いの他明るく感じられ、結構重宝している。ランプ本体はネジ止めされているだけなので、ネジを緩めれば外れる。
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防水カバーの役割をしているゴムパーツを外すとシンプルな構造が見える。
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こちらもコネクタで配線されているので、極性を入れ替えて配線すればOK。使ったLEDバルブはかなり小さいものなので、以前よりもだいぶ暗くなっていると思うが、昼間に作業したので、どの程度の明るさになったのかは分からない。

 序にエンジンルーム内のランプも交換しようと作業を始めた。
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このランプは、ライトを点灯させた状態で開けると自動的に点く。
 こちらもネジ止めなので簡単に外せる。中の構造はフロアランプと同じだ。
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ここで問題発生、手元にあるLEDバルブでは横幅が僅かに大きくて入らないのだ。
IMG_3520.JPG
ほんの1mm程度なので、削って入れようかとも思ったが、頻繁に点灯させる所ではないので、とりあえずは現状維持とし、そのまま元に戻した。
 更に、ブレーキランプもLED化しようかと思ったが、こちらは外してみるとバルブと金具が錆で一体化してしまっていて、簡単には外せそうもない。やはりこちらも現状維持だなぁ。

 とりあえず、LEDバルブ化は今回までで一応作業は終了となる。ブレーキランプは...フィラメントが切れてから考えることにしよう。(^^;)
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ブルル

レトロを感じさせるスモールランプですなぁ。
しかしフィンがあるとはいえ、分厚いドアですね!
by ブルル (2012-05-19 21:10) 

Rifle

ブルル さん

確かにドアの厚みは結構ありますけど、前に乗っていたCarrera4(996)も似たようなもんでしたよ。フィンはありませんでしたけど。
by Rifle (2012-05-19 22:11) 

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