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続・DS liteの修理 [電子回路]

 前回修理しようとして中断していたDS liteは分解したままの状態で、いつまで経っても机上が片付かないので、必要な物を調達する。向かったのは、自宅からバイクで30分ほどの所にある「マルツパーツ館名古屋小田井店」である。
マルツパーツ館名古屋小田井店
Webショップ上ではマイナスドライバー状のコテ先が販売されていたので実店舗にもあるだろうと思って行ったが、在庫が無かったので取り寄せて貰った。購入したのは、ハンダを吸い取るウィック、コテ先と、他の自作回路で使うピンジャック2個。
購入した部品
ウィックは線幅が0.6mmから5mmまでと色々なサイズが会ったので少々迷ったが、無難そうな中間サイズの2.5mmを選んだ。コテ先は今まで使っていた物と比べると随分と見た目も違う。
ハンダゴテのコテ先
下の平たい方が今回購入したもので、一寸大き目なマイナスドライバーと同じようなサイズである。これなら、連続する細いリード線を一度に暖めることが出来そうだ。

 役者が揃ったので修理を続ける。新しいコテ先で、周囲にある部品を避けながら電源スイッチのリード線を一気に暖め、ウィックでハンダを手早く吸い取って取り外す。
DS liteの基板
取り外したままだと基板側のハンダ面が凸凹で新しい部品を密着させられないので、もう一度ウィックを使って余分なハンダを吸い取る。
 入手した部品は正規品と同じ形状で、基板側の穴に一致する突起が出ている。
DS liteの基板と新しい電源スイッチ
突起のお陰で基板にぴったりくっ付いているので、クリップなどで部品を固定する手間が省けた。後は各リード線をハンダ付けすれば、ほぼ完成したようなもんだ。
DS liteの基板に電源スイッチをハンダ付け
後は元通りに組み立て、電源を入れて動作が正常なのを確認する。
DS liteの初回電源投入直後の状態
バッテリーを1週間以上取り外したままにしてあったので、初期状態に戻っているものの、動作は勿論正常である。

 これで修理は完了したが、作業中に問題を発見!
先端が開いたラジオペンチ
先日からラジオペンチで挟んで引っ張ると「パチンッ」と掴んでいた物を弾いてしまうことがあって「何で?」と思っていたのだが、先端を良く観察すると完全に閉じず僅かに開いている[がく~(落胆した顔)]と判った。これじゃぁ幾ら力を入れて挟んでも上手く行かないのは仕方ないナー。
 とりあえず大型プライヤーで先端が閉じるように修正したが、修正できると言う事はまた開いてしまうという事も言える訳で、根本的な解決を図るには買い替えるほか無さそう。最近なんだか工具ばかり買っているような気もするんだけど...???
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駅員3

修理、お疲れ様でした。
こうやって直せるものを、ちゃんと直して使ってあげると、直してもらったものも喜んでいるでしょうね♪
by 駅員3 (2013-01-24 22:02) 

Rifle

駅員3 さま

直せば愛着も湧くし、機械も喜んでくれると思います。
電化製品は年々修理が難しくなってきているのが残念です。
by Rifle (2013-01-24 23:10) 

hosoP

いつも楽しく読ませていただいています。
さすがですね。

ラジペンの先端ですが、整形した後、
バーナーを使って焼き入れされてみては
いかがでしょうか?
材質にもよりますが、うまくいくかもしれません。

by hosoP (2013-01-26 08:35) 

Rifle

hosoP さま

語彙力不足で作業時の緊張感を表現するのが難しいんですが、部品が小さい、即ち熱容量も小さいので、取り付けには神経をすり減らしました。
焼入れの件は全く気が付きませんでした。早速やってみたいと思います。有難う御座います。
by Rifle (2013-01-26 09:07) 

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