TLR200でエアホークを使う [バイク]
先日の高山行きでも少し触れたけれど、中古で手に入れたAIRHAWK(エアホーク)2クルーザーMをTLR200に取り付けて出掛けた。
なお、この製品は既に製造終了しており、さらに改良された後継品が販売されている。
製品は、空気を入れて使う本体と、それを覆うカバーの2つに分かれている。
本体に半分ほど空気を入れると、こんな状態となる。
使う時には完全に膨らませる必要は無く、半分でも少々入れ過ぎという感じ。ちなみに、1分一寸息を吹き込めばここまで膨らませられる。
TLR200のシートはボルトで車体にガッチリ固定されているので、そのままでは取り付けられない。
一旦シートを外す。
エアホークのカバーに付いている取り付け用のバンドをシートの裏側に回し、ボルト固定時に邪魔にならない位置に調整する。
ベルト2本でシートに固定という単純な構造なので、ベルトが届けばどんなバイクにでも使えそう。TLRのシートはとても小さいので、エアホークが左右にはみ出してしまうけれど、実用上は全く問題無い。
シートを車体にボルトで固定すれば出来上がり。
シートに跨って普段の乗車ポジションにし、取り付け前とほぼ同じ視線になるまで空気を抜けば調整完了だ。調整した後は空気が1/3程度入っているかどうかという感じになる。見た目は何となく頼りないけれど、その効果は十分以上だった。
この手の製品は、バイクのシート形状と体格・体形によっても評価が大きく変わって来るし、評価する人の期待度にも強く影響されるので、インプレ記事はあまり当てにしないけれど、この製品は「確かに効果あり!」だった。
300km以上走ってみての感想は「予想以上に痛みが少なくなった。」
取り付けていない状態のTLR200だと、走り出して15分程でお尻が痛くなる。信号待ちの間は必ずシートから立ち上がるけれど、1分程度では痛みは完全には無くならない。それでも、信号で頻繁に止められる街中では1時間程度なら何とか我慢できる。実際、名古屋へ国道22を使って電子部品の買い出しに行く時は途中で休憩したりはしない。
郊外の信号が殆ど無い道などでは長時間座りっ放しになるので痛みも時間と共に強くなる。走行中にお尻の位置を前後にずらして痛みを少しでも減らそうとはするけれど、1時間も座っているとバイクを降りた直後は痛みでまともに歩けないほどになる。
事故で廃車になったTLR125でも、1時間ほど走った後はバイクから降りてもしばらくは痛みで真っ直ぐには歩けないほどだった。TLR200はTLR125よりもシートの厚さが薄いから、痛みはもっと強い。
国道41は信号が少なく、信号の無い区間が10kmから20km続くのも珍しくない。だから途中の信号が青で止まらずに通過すると30分以上走り続けることも多い。途中に一寸休憩できるような場所は少なくてお尻が痛くなっても停められず、先を急いでる時は我慢しながら走るというのも珍しくない。
エアホーク2を取り付けた状態でも痛み出すまでの時間のはほぼ同じだが、痛みの度合いは大幅に少ない。国道41に入って30分以上走り続ける場面が何度もあったけれど、我慢できない程の痛みにはならなかった。
道の駅で停めた時、それまで50km近くノンストップで走っていたけれど、バイクを降りても普通に歩けた。勿論、お尻はかなり痛い。でも、エアホーク無しだったら途中で何度も道路脇に停めて休憩していたと思う。だから、無いよりはある方が間違いなく良い。
TLR200で長距離を淡々と走るという事自体がそもそもおかしな使い方なのだけれど、エアホーク2はそんな使い方も可能にしてしまう製品だった。
ただ、痛みがゼロになる訳ではないから、過度の期待は禁物である。あくまでも「痛みを緩和する」だけで、痛みの原因が取り除かれる訳ではない。
その辺を理解してから使えば、効果は恐らく期待以上になるハズだ。
なお、この製品は既に製造終了しており、さらに改良された後継品が販売されている。
製品は、空気を入れて使う本体と、それを覆うカバーの2つに分かれている。
本体に半分ほど空気を入れると、こんな状態となる。
使う時には完全に膨らませる必要は無く、半分でも少々入れ過ぎという感じ。ちなみに、1分一寸息を吹き込めばここまで膨らませられる。
TLR200のシートはボルトで車体にガッチリ固定されているので、そのままでは取り付けられない。
一旦シートを外す。
エアホークのカバーに付いている取り付け用のバンドをシートの裏側に回し、ボルト固定時に邪魔にならない位置に調整する。
ベルト2本でシートに固定という単純な構造なので、ベルトが届けばどんなバイクにでも使えそう。TLRのシートはとても小さいので、エアホークが左右にはみ出してしまうけれど、実用上は全く問題無い。
シートを車体にボルトで固定すれば出来上がり。
シートに跨って普段の乗車ポジションにし、取り付け前とほぼ同じ視線になるまで空気を抜けば調整完了だ。調整した後は空気が1/3程度入っているかどうかという感じになる。見た目は何となく頼りないけれど、その効果は十分以上だった。
この手の製品は、バイクのシート形状と体格・体形によっても評価が大きく変わって来るし、評価する人の期待度にも強く影響されるので、インプレ記事はあまり当てにしないけれど、この製品は「確かに効果あり!」だった。
300km以上走ってみての感想は「予想以上に痛みが少なくなった。」
取り付けていない状態のTLR200だと、走り出して15分程でお尻が痛くなる。信号待ちの間は必ずシートから立ち上がるけれど、1分程度では痛みは完全には無くならない。それでも、信号で頻繁に止められる街中では1時間程度なら何とか我慢できる。実際、名古屋へ国道22を使って電子部品の買い出しに行く時は途中で休憩したりはしない。
郊外の信号が殆ど無い道などでは長時間座りっ放しになるので痛みも時間と共に強くなる。走行中にお尻の位置を前後にずらして痛みを少しでも減らそうとはするけれど、1時間も座っているとバイクを降りた直後は痛みでまともに歩けないほどになる。
事故で廃車になったTLR125でも、1時間ほど走った後はバイクから降りてもしばらくは痛みで真っ直ぐには歩けないほどだった。TLR200はTLR125よりもシートの厚さが薄いから、痛みはもっと強い。
国道41は信号が少なく、信号の無い区間が10kmから20km続くのも珍しくない。だから途中の信号が青で止まらずに通過すると30分以上走り続けることも多い。途中に一寸休憩できるような場所は少なくてお尻が痛くなっても停められず、先を急いでる時は我慢しながら走るというのも珍しくない。
エアホーク2を取り付けた状態でも痛み出すまでの時間のはほぼ同じだが、痛みの度合いは大幅に少ない。国道41に入って30分以上走り続ける場面が何度もあったけれど、我慢できない程の痛みにはならなかった。
道の駅で停めた時、それまで50km近くノンストップで走っていたけれど、バイクを降りても普通に歩けた。勿論、お尻はかなり痛い。でも、エアホーク無しだったら途中で何度も道路脇に停めて休憩していたと思う。だから、無いよりはある方が間違いなく良い。
TLR200で長距離を淡々と走るという事自体がそもそもおかしな使い方なのだけれど、エアホーク2はそんな使い方も可能にしてしまう製品だった。
ただ、痛みがゼロになる訳ではないから、過度の期待は禁物である。あくまでも「痛みを緩和する」だけで、痛みの原因が取り除かれる訳ではない。
その辺を理解してから使えば、効果は恐らく期待以上になるハズだ。
こんにちは!
スーパーカブで3~4時間乗っているとお尻が
痛かったのですが・・大きなバイクでも痛いんですね。
by Take-Zee (2017-07-02 13:59)
Take-Zeeさん
トライアル車やオフロード車はシート幅が狭い上に厚さも薄く、上半身がほぼ直立でお尻に体重がまともに掛かる為、どうしても痛くなります。
でも、今回のようなクッションでかなり軽減できることが判ったのは大きな収穫でした。
by Rifle (2017-07-02 22:28)
これは楽そうですね~大きなプチプチ!
by たくや (2017-07-03 09:32)
たくやさん
言われてみれば、確かに大きなエアーキャップみたいですね。(笑)
by Rifle (2017-07-03 15:05)