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再び信州へ(その1) [雑感]

 厳しい夏だと秋の訪れが早くなることが多い。前回足を運んだ御泉水自然園を家族が気に入り、「紅葉の時期も行ってみたい」と話していたので、子供の通う大学が学園祭で授業の無い期間を狙って再び行くことに。宿は勿論霧ヶ峰のカルペデイム。今回も子供が乗るSLKと拙者が乗るジュリエッタの2台で出かけた。

 7日、前回と同様、おにぎりを作ってから出発。朝になってタイヤの空気圧をチェックしたり、荷物を準備したりしていた為、出発は8時50分頃と大幅に遅くなった。(汗)
 県道183・県道461(尾張パークウェイ)・県道49経由で小牧東ICから中央道に入る。
 土曜の午前中とあって、家族連れらしき普通車がとても多い。少し走って虎渓山PAに入り、ここで遅い朝食を食べる。駐車スペースは8割埋まっている。食べている最中にディアブロ・カマロ・ポルシェGT3などが次々と入って来た。何処かのツーリングに参加する車両らしい。
 食べ終わったら、次は諏訪湖SAに入ることを確認して再び走り出す。

 PAで食べてる間に交通量は更に増えていて、かなり走り難い。遅い車1台を抜くのに一寸苦労するほどだ。これだけ交通量が多いと、流石に覆面パトは居ない。だから安心して走れるが、巡航速度がかなり遅めでイライラすることも。
 中津川ICは降りる車で渋滞していたが、走行車線には影響無し。中津川で降りる車はかなり多いようで、ICを過ぎると交通量がグッと減って走り易くなった。恵那山トンネルを抜けて飯田ICを過ぎると再び交通量が増えるものの、走り難いほどでは無い。遅い車を適当に抜かしつつ先へと進む。

 諏訪湖SAに入ると既に12時近く、序でにここで昼食とする。雲は少し多いが、晴れていて気持ち良い。
昼前に諏訪湖SAに着く
日差しが強くて暑いが木陰に入ると涼しいから、気温はそんなに高くないらしい。
 食べ終わったら、次は御泉水自然園に直接向かうことを確認してから走り出す。

 諏訪ICで降りて国道20バイパス・国道152・県道192と進む。前回はそのまま県道を走ったので、今回は途中で国道152に入って白樺湖へ。白樺湖から県道40(ビーナスライン)に入り、蓼科牧場の交差点を直進、ウネクネ道を進んで御泉水自然園に無事到着する。
御泉水自然園の入り口
今回もHasselblad503CWのセット一式を担ぎ、建物とは道を挟んで東側の森にある滝を目指す。
 管理事務所で貰った地図を見ると、滝へと向かう遊歩道は3本あり、一番距離の短い真ん中の道は険しいらしい。楽に行けそうな左へ向かう道を選んで歩き出す。
滝に向かう道
初めは緩いアップダウンだけだったが、先に進むに連れて急な下りが多くなる。キノコをあちこちで見かける。
キノコが多い
さらに進むと、斜面の傾斜が更に強くなる。
斜面の傾斜がきつい
途中で撮影したくなる場所が幾つもあったが、滝へ行くのを優先し、時間的な余裕があれば後で寄ることにする。
 所々ぬかるんでいる上に、ドライビングシューズは濡れた石だと直ぐ滑る。濡れていなくても表面が滑らかな石は足を直角に下ろして踏まないと、やはり直ぐに滑ってしまう。子供は軽いデジカメだから足早に進むが、拙者は金属とガラスの塊約15㎏を担いでいるのでなかなか進まない。周囲を見ながら足元を見ながら歩くので、どうしても遅くなってしまうのである。

 歩いて40分ほど、前方に何やら特徴的な岩が見えて来た。
前方に特徴的な岩が見える
ようやく滝に着いた。
滝の看板
蓼仙の滝全景
蓼仙の滝上半分
時折日が差し込むが、辺りはヒンヤリとしている。
滝を撮影中
光量が少ないので、シャッター速度はどうやっても遅くなる。それに、更に絞り込んだりするから余計にそうなる。
スローシャッターで撮影
まずは滝をタップリ撮影する。滝の下流を見ると、木が倒れていた。
滝の下流には倒木が
撮影中に段々と霧が深くなって、同時に冷えてきた。時々冷たい風が吹いて来る。長袖シャツ一枚だけでは一寸寒い。
滝の周囲
滝の周囲も含めて2時間以上撮影、220フィルムを2ロール使い切った。フィルムだとバシバシ撮影する訳じゃないからショット数は少なくなるけれど、今日はそれでもかなり多い方だ。
 16時半を過ぎたので、駐車場に戻る。閉園は17時だから30分弱しかない。一番距離の短い真ん中の道を歩き始める。

 この道は全行程が階段、しかも上りだ。気温は低いがキツイ上りなので、直ぐに息が切れる。途中で何度も休憩するから、ちっとも先に進まない。10分ほど進んだ所で突然「ガサガサガサッ」という音がしたと思ったら「キィッ!」と鋭い鳴き声を3回上げて鹿(恐らくメス)が数m前を横切って行った。熊でなくて良かった(ホッ)。
 どんどん周囲が暗くなってくる。
暗くなってゆく霧の中の森
来た道を振り返ると、階段が延々と連なっていた。
振り返ると急な下り坂の階段
画像では大した階段には見えないかも知れないが、実際には角度が45度位あって、とてもキツイ。
ゼーゼー言いながら17時ちょうどに駐車場に到着。
 少し休んでから出発する。次は宿のカルペデイム、ここから30分一寸だ...

(続く)
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middrinn

今回も滝行の御写真が無ーい!ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2018-10-13 09:00) 

Rifle

middrinnさん
落差の低い滝なので、滝行は非常に難しいです。
それよりも滝に行きつく道程がキツくて、それこそ「滝行」かと。
by Rifle (2018-10-13 22:25) 

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