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抵抗をケースに [電子回路]

 回路を作成する時に使う抵抗は、中古の在庫が無くなってきた。そのお陰で、回路を作る度に「あ、あの抵抗値が足りない」「おっと、この抵抗値も足りない」という場面が増えて来た。複数の抵抗を組み合わせて合成抵抗値にしたりして今まで凌いできたけれど、合成抵抗を作るのすら難しい程の数になってきた。

 必要な値だけ買い足すという手もあるけれど、必要になる度に発注せねばならず、手元に届くまで時間もそれなりに掛かる。だから、先日部品を発注する際に、秋月電子通商で1/2WのE48系列のカーボン抵抗73種類のセットを思い切って購入した。
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/2W全部入り(73種類0Ω付)
箱を開けると、一種類ずつ袋に入っている。
一周類ずつ袋に入っている
袋はチャック付きではない。
袋はチャック付きではない
セロハンテープを剥がして抵抗を取り出し、その後は袋の口を折り曲げておいた。

 ところが、複数の袋を摘まみ上げた時、袋の口が下だったのに気が付かずに床に複数種類の抵抗をばら撒いてしまった。(滝汗)「こりゃー、チャック付きの袋にしなきゃアカンわ。」
 手元にはチャック付きの小袋が沢山あるので、そちらに入れ替える。
チャック付きの袋に入れたところ
数が多く面倒で時間が掛かったけれど、全部チャック付き袋に入れ替えた。
チャック付き袋に入れ替えたところ
この袋を、元々入っていた箱に入れて使っていた。

 数ヶ月は調子良く使っていたのだけれど、箱を固定しているセロハンテープが劣化してきて外れるようになってきた。袋だと滑りが良過ぎるので、箱が崩れる度に床に散らばってしまう。それに、袋に入っていると抵抗値を探すのが面倒に感じるようになってきた。
 ゆくゆくは箱を止めて部品箱へ統合する積りである。トランジスターやコンデンサなどは35mmフィルムのケースに入れてある。
部品はフィルムケースに入っている
ここへは袋を縦にして入れる事になるけれど、そうなると上から見た時に抵抗値が分からない。「こりゃーフィルムケースに入れ替えなきゃマズいかも。」ただ、抵抗の方がフィルムケースよりも大きいので、リード線を曲げないと入らない。
リード線を曲げたところ
数が多いので、かなり手間のかかる作業になるが、仕方あるまい。

 まず、フィルムケースを引っ張り出して来た。
フィルムケース
5年ほど前に200個ほどフィルムケースを某所へ差し上げたが、それでもまだ100個近く手元にある。この数年急激なフィルム価格高騰で一寸手を出せなくなって来てはいるけれど、フィルムが製造されている間はフィルムを使い続ける積り。だから、数は少ないけれど今後も増えて行くから、入れ物として使っても一向に差し支えない。

 僅かに口径の大きいKodak(コダック)のフィルムケースだけを選んだら、古いのと新しいのでは結構な差がある。
Kodakのフィルムケース
画像左が古くて、右に行くにしたがって新しくなるんだけれど、蓋の形状やケースの色などが時代と共に変わってきている。この5年ほどはKodakのフィルムを買っていないので、今どういうケースなのかは分からない。

 抵抗のリード線を折り曲げて100本入れると、フィルムケースは満員御礼状態。
100本入れると一杯になった
字が汚いので、蓋に手書きすると読めないかも知れない。そこで、久し振りにダイモが登場。
ダイモ
テープが古くて粘着力が弱い為、両面テープを貼って使う。
両面テープを貼っているところ
これを蓋に貼れば完成だ。
蓋に抵抗値を貼って完成
この作業を全種類繰り返すんだけど、とても時間が掛かる。一寸した隙間の時間に作業しているけれど、数が多いだけに遅々として進まない。こりゃーぁ時間が掛かりそうだなぁ。(溜息)
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