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呆れた役人 [雑感]

 今日の9時過ぎ、社会保険事務所の職員と名乗る女性の声で電話がかかってきた。
 「はぁ?何の用だー?」と一瞬思ったが、「そうか、失職してすぐに国民健康保険料の免除申請を出したんだっけ」と思い出した。失職すれば勿論無収入になるし、それでも食べていかねばならんから黙っていてもお金は必要。せめて保険料だけでも免除されないものかと思って出したのだ。もう2カ月も前の話だが...免除申請は失職時に保険関係に詳しい人から教えて貰ったもので、普通なら知らないし知る機会も無いだろう。

 電話の相手は「任期延長の辞令を証拠書類として添付して戴いてますが、退職が明記された書類は無いのでしょうか?」と質問してきたので、拙者は「延長の辞令に期間が年月日で明記されているので辞令を受けた時点で退職日も確定しており、退職当日に人事にも確認しましたが退職のみを示す書類の交付は無いとのことでした」と返答した。
 すると、相手は更に「その後、任期は延長されていないのですね?」と意味不明な質問を投げかけて来た。おいおいおいっ、お前役人のくせに法律すら調べないまま電話してるんかい?!と、拙者は開いた口が塞がらなかった。

 「地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律」で、任期を延長しても最大で合計5年までと定められている。少なくとも雇用や福祉に関わる役人であれば、そんなことは常識の範疇だし、調べりゃ直ぐに判ることだ。
 でっ、「えーっ?公的機関の職員なのに法律すら知らないのー?」と問い質したら、相手はかなり慌てた声で「あぁ、判りました、失礼致します」と一方的に電話と切った。我々が払っている税金で飯喰ってるんだから、少なくとも「失礼致しました、こちらでも改めて調べます」という程度に詫びるのは当たり前だと思うのだが、電話の応対すらまともに出来ないとは...これが国の役人がやることか?誠に寂しい限りである。

 厚生労働省の舛添大臣を「最も忙しい大臣」と称賛する向きもあるようだが、国民と直接接する役人がこの有様では、幾ら大臣が忙しくしていても徒労に帰すであろう。官僚任せでは所詮こんなもんだろうな。
タグ:免除 国保
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コメント 2

ブルル

ちくっと一刺ししましたね(笑)
こりゃ景気回復もいつになることやら・・・・
先が思いやられますね。
by ブルル (2009-06-05 14:58) 

Rifle

日本国民は何故か国の役人に対しては従順ですから。(爆)

GMも破産申請しましたから、国内への影響は避けられないでしょうねー。
いつまで無収入のままなのか、見当もつかないです...。
by Rifle (2009-06-05 16:17) 

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