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日帰りで [雑感]

 連休に合わせたのか、息子の通う塾が連休中はお休み。学校の宿題も運動会を睨んでのことか少なめなので、「この機会に!」と家族で昨日北陸へと出かけた。

 朝6時15分に自宅を出発して直ぐに東海北陸道へ入ったが、既に白鳥IC手前の電光表示板に「渋滞 白鳥ICから14km」の表示が出ていた。幸いこちらは白鳥ICで降りるから殆ど影響を受けず、そのまま中部縦貫自動車道の無料区間...というより「油坂峠道路」と言う方が判り易い自動車専用道路を抜けて国道158に入り、九頭竜湖を眺めながら進む。東海北陸道が開通する前にはバイクで良く来た場所だが、そのころと比べると大幅に整備されてしまい、田舎ならではの良さが消えてしまった。残念。
 大野市街を抜けて国道364へ入り、目的地の永平寺に到着したのは9時過ぎだった。お寺目前の駐車場はまだ9時過ぎだというのに既に満車、近くの民間駐車場へ車を停めて境内へと歩いて向かう。
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 年号が平成になって間もない頃に一度来たことがあるが、その頃の面影は殆ど残っていないのに愕然。参道の両側は店で埋め尽くされ、周辺の駐車場では客引きが激しい鍔迫り合いをしている。
 以前は永平寺の正門周辺には何も無かったが、今は大きなコンクリート製の建物や新たに建立されたらしい木造建築物があちこちにあって、かつての「深山で密かに修行を重ねる」という雰囲気は完全に消え失せていた。しかも、拝観券は自動販売機で買うようになっていて、しばし呆然...。
 ただ、お寺の骨格を成す建造物は以前のままで少し安心した。
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 内部を歩いて拝観し、順路の最後になっている大広間に入るとテレビで雲水の修行についてのビデオを流していた。それによれば、入門時は前もって指定された2月という寒い時期の朝7時過ぎに門前に立って迎えを待ち、問答の末に1時間半ほど経過した後に門から入ることを許可される、と...レレレッ?おっかしーなぁ。
 以前拝観した際に雲水から聴いた説明では、早朝門前に立つのは同じだが、世俗を落とす為にほぼ1日そこで正座して、夕刻になって入門を許可されたら皆歩くことが出来ず這って門をくぐった、となっていたのだが...添加物テンコ盛りで育った現代の雲水達だとそんなことさせたら救急車を呼ばねばならぬ状態になりかねないから方針を転換したのかなー??????????????
 拝観を終えたら、何だか自分の中では永平寺は少し遠い存在になってしまった。[バッド(下向き矢印)]

 次に向かったのは、妻が観光ガイドブックで見つけた「羽二重餅の古里」。羽二重餅は拙者の大好物なのであーる。(笑)永平寺から国道364を北上するが、対向車線は永平寺に向かう車が数珠繋ぎの激しい渋滞になっていた。
 目指す所は国道416沿いなので場所は直ぐに判ったが、ちょうど12時になったので、近くの店で先に腹ごしらえをしてから羽二重餅の古里に行く。
 祝日で工場のラインはお休みだった為、生産の現場を見ることは出来なかったが設備を見ておよその見当は付く。色々な種類の羽二重餅を試食し気に入ったものを2種類買った。

 羽二重餅の古里を出ると未だ13時半前なので、観光ガイドブックと睨めっこして「次は六呂師高原へ行こう」と決まり、早速向かう...あっ、待てよ、さっき国道364は渋滞してたな...そこで国道416を使って向かうことにした。
 国道416は九頭竜川に沿って走るが、人口はさほど多くない地域を走っている為か、ややのんびりした感じで走り易い。大野市街に入る手前で県道26へと進み、14時少し前に高原内にある牧場に到着。子牛が草を食べていた。
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 標高が高いので吹き抜ける風が爽やか。気温も23度ほどで実に気持ちが良い。
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 15時近くになったので、渋滞を避けるためにもそろそろ引き上げることにした。
 国道158に戻って白鳥ICへと向かう。IC近くの電光表示板で渋滞を告げていたが、富山方向だけが渋滞しているらしく、白鳥ICに入ったら富山方向は大渋滞していたが、我々が進む岐阜方向は空いていた。お陰でスムーズに走ることが出来、一宮木曽川ICに到着したのは17時前だった。

 高速道を利用した割には渋滞にも遭わず、気持良く過ごせた1日だった。
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