カメラ機材とバッグ [カメラ]
先月下旬に行われた「わの会」撮影会へは、35mm一眼レフは持たずにハッセルブラッド一式のみを持って行ったことは既にこのBlogの壊れた上高地に書いた。
そこではあまり詳しく書かなかったが、カート型バッグのエツミ・スポーツカーゴ(既に廃番になっている)は単体でも既に3.4kgもあり、機材を含めた重量は12kgと重量級になった。
当日は気温が異様に高く、半袖に軽く長袖を羽織る程度でも十分なほどだったので、「寒さで体調を崩してはいけない」と思って着込んできたのが裏目に出てしまった。薄手のセーターを脱いでも未だ暑く、結局長袖綿シャツ一枚だけで十分だったから、セーターとジャンパーも、文字通り「お荷物」となってしまった。
「転がして行けば楽だから」と思って、重いながらもこのバッグを選んだが、舗装路は調子が良くても砂利道だと直径の小さなタイヤは役に立たず、行程の殆どを担いで歩く羽目になった。しかも、三脚や脱いだ服を括り付けるバンジーコイル(ゴム紐)がバッグ本体には無いので、上に載せて崩れないように注意しながら運ばねばならない。重いので、担いだり下したりするのに気を使うし体力も消耗するし時間もかかり、本来は撮影が目的なのに、山間故に日没が早く、時間に追われて機材を運んでいるだけのような錯覚すら覚えるほどだった。
また、現地2日目は雨天で風も結構あったから、例えザックカバーを持っていたとしても傘だけではカメラ出し入れ時に雨を避けることは難しく、結局早朝から撮影を断念せざるを得なかった。
帰宅して「体力的にキツい撮影会だったナ」と反芻したものの、その後は雨に濡れたバッグを完全に乾燥させるために放置していて、そのまましばらく忘れていた。
今日になって、「そういえば、この前の撮影会で使った機材って限られていたよなー」と思い出し、改めて現像の仕上がって来たポジと当時の記憶を突き合わせた。すると、機材はもっと絞ることが出来るのに気が付いたのだ。
当時は「うーん、60mmが欲しいなぁ...」と何度も感じたものの、60mmは元々持っていないので50mmで撮影位置を変えることで代用していたから、実際の機材としては画像にある分だけだ。具体的には50mm、100mm、250mmSa、Mutar2x、503CW本体である。
「ん?...これだけならウエストバッグに入っちゃうんでは?」と思い、ロープロ・オリオンAWに入れてみた。予想通り、全て収納できるではないか。仮に60mmを増やしたとしても、露出計を外のポケットへ追い出せば何とかなりそうだ。
実際に体に付けると、スポーツカーゴより遥かに軽くて楽ちん。「撮影会の前に気が付いていれば」と思ったが、後の祭りである。
このオリオンAWは20年ほど使い込んでボロボロになってしまい、新たに買い直したもの。元々は3泊程度のツーリングで35mm一眼レフも持って行く為に選んだが、カメラバッグ部が大きいので中判でも比較的小型なハッセルブラッドだと何とか入ってしまう。出来ればデイパック部分をもっと大きくして欲しいけれど、エベレスト登頂にも使われているほどだから、現在のままで良いのかも知れない。
35mm一眼レフで単焦点レンズを沢山持って行く時に、やはり同じロープロのオフロードというウエストバッグを20年以上使い込んでいたが、こちらもボロボロになったので買い直そうと思ったら、既に廃番になってしまっていて入手できなかった。以前に比べると35mmを使う機会が減って来たんで、無理に買う必要も無さそうだから、結局買わないままになっている。
35mmは気軽に撮影できる半面、三輪プロからも「ハッセルと比べて35mmは(撮影そのものが)イージーになっていないか?」と言われたことがあり、35mmは手放さないものの、当分は撮影会ではハッセルブラッドやローライフレックスをメインに使って行こうと考えている。
そこではあまり詳しく書かなかったが、カート型バッグのエツミ・スポーツカーゴ(既に廃番になっている)は単体でも既に3.4kgもあり、機材を含めた重量は12kgと重量級になった。
当日は気温が異様に高く、半袖に軽く長袖を羽織る程度でも十分なほどだったので、「寒さで体調を崩してはいけない」と思って着込んできたのが裏目に出てしまった。薄手のセーターを脱いでも未だ暑く、結局長袖綿シャツ一枚だけで十分だったから、セーターとジャンパーも、文字通り「お荷物」となってしまった。
「転がして行けば楽だから」と思って、重いながらもこのバッグを選んだが、舗装路は調子が良くても砂利道だと直径の小さなタイヤは役に立たず、行程の殆どを担いで歩く羽目になった。しかも、三脚や脱いだ服を括り付けるバンジーコイル(ゴム紐)がバッグ本体には無いので、上に載せて崩れないように注意しながら運ばねばならない。重いので、担いだり下したりするのに気を使うし体力も消耗するし時間もかかり、本来は撮影が目的なのに、山間故に日没が早く、時間に追われて機材を運んでいるだけのような錯覚すら覚えるほどだった。
また、現地2日目は雨天で風も結構あったから、例えザックカバーを持っていたとしても傘だけではカメラ出し入れ時に雨を避けることは難しく、結局早朝から撮影を断念せざるを得なかった。
帰宅して「体力的にキツい撮影会だったナ」と反芻したものの、その後は雨に濡れたバッグを完全に乾燥させるために放置していて、そのまましばらく忘れていた。
今日になって、「そういえば、この前の撮影会で使った機材って限られていたよなー」と思い出し、改めて現像の仕上がって来たポジと当時の記憶を突き合わせた。すると、機材はもっと絞ることが出来るのに気が付いたのだ。
当時は「うーん、60mmが欲しいなぁ...」と何度も感じたものの、60mmは元々持っていないので50mmで撮影位置を変えることで代用していたから、実際の機材としては画像にある分だけだ。具体的には50mm、100mm、250mmSa、Mutar2x、503CW本体である。
「ん?...これだけならウエストバッグに入っちゃうんでは?」と思い、ロープロ・オリオンAWに入れてみた。予想通り、全て収納できるではないか。仮に60mmを増やしたとしても、露出計を外のポケットへ追い出せば何とかなりそうだ。
実際に体に付けると、スポーツカーゴより遥かに軽くて楽ちん。「撮影会の前に気が付いていれば」と思ったが、後の祭りである。
このオリオンAWは20年ほど使い込んでボロボロになってしまい、新たに買い直したもの。元々は3泊程度のツーリングで35mm一眼レフも持って行く為に選んだが、カメラバッグ部が大きいので中判でも比較的小型なハッセルブラッドだと何とか入ってしまう。出来ればデイパック部分をもっと大きくして欲しいけれど、エベレスト登頂にも使われているほどだから、現在のままで良いのかも知れない。
35mm一眼レフで単焦点レンズを沢山持って行く時に、やはり同じロープロのオフロードというウエストバッグを20年以上使い込んでいたが、こちらもボロボロになったので買い直そうと思ったら、既に廃番になってしまっていて入手できなかった。以前に比べると35mmを使う機会が減って来たんで、無理に買う必要も無さそうだから、結局買わないままになっている。
35mmは気軽に撮影できる半面、三輪プロからも「ハッセルと比べて35mmは(撮影そのものが)イージーになっていないか?」と言われたことがあり、35mmは手放さないものの、当分は撮影会ではハッセルブラッドやローライフレックスをメインに使って行こうと考えている。
カメラ用のウエストバッグは持ち合わせがありません。バイクで出かけるときはいつもコンデジをズボンのベルトに通していきます。
ネイキッドバイクに一眼はムリ、とハナからあきらめていましたが、ウエストバッグという手がありましたね。いくらなんでもハッセルは遠慮しますが、D40xに単焦点2本くらいだったら十分に持ち運べますよね。買おうかな、バッグ。
by tama (2009-11-20 21:09)
> tamaさん
ウエストバッグを使うようになったのはヨーロッパのライダー達の影響が大きいです。彼の地では、カメラ用のタンクバッグやウエストバッグが普通に売られていますから。
最近は、ハッセルやローライフレックスなんぞが十分に入ってしまうカメラ用ウエストバッグも結構ありますんで、重宝してます。
by Rifle (2009-11-20 21:35)
ショルダーバックを愛用していますが、中判だと肩への負担が大きいですね。
ウエストバックも、バックをおろさずに撮影出来るので良さげですね。しかし肩の代わりに腰に負担がきそうです。
by えがみ (2009-11-20 23:48)
> えがみさん
そう、中判カメラって重いんですよねぇ。
確かに肩で支える代わりに腰で支えるんで、当然それなりの負荷がかかるんですが、不思議と肩よりは軽く感じるんですよ...って、拙者だけかもしれませんけど。(^^;
by Rifle (2009-11-21 23:15)