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テスタロッサのタイヤ交換 [フェラーリ]

 以前からの懸案だった半分スリック状態のリアタイヤをやっとこさ今日交換した。

 6/21(月)夕方、ネットで天気予報を見ると「明日6/22は弱雨、6/23は曇り」となっていたので、お店に「6/23午前中にタイヤ交換を」とお願いした。
 ところが、自宅では今日の朝2時頃から激しい雨、一旦収まったが再び8時前後に激しく降る。「うーん、半分溝が無いタイヤだと、これだけ酷い雨では迂闊に走れないなぁ」と思ったが、8時半少し前に小雨になったのでそのまま出かける。一宮木曽川ICの入口前にある電光表示に「一宮JCT渋滞」と表示されていたので、美濃関JCT経由で中央道へと向かう。小牧JCT経由の方が10kmほど近いけれど、金額は同じだし、平日朝の通勤時間帯の一宮JCTはいつも渋滞気味なので、一寸位遠くても時間的には変わらない。

 美濃関JCTから東海環状道を進むが、やや雨脚が強くて最高速度が規制されている。急ぐ訳ではないのでゆっくりと流して土岐JCTから中央道へ。
 屏風山PAを過ぎると雨脚は弱くなったり強くなったりの繰り返しで、路面にかなり水が浮いている。走行車線は大型車が掘った溝に雨水が溜まっているので、溝が浅くなったリアタイヤはグリップが抜けて車体が左右に振られてしまう。所謂ハイドロプレーニング現象である。お陰で、気が抜けず非常に走り難い。
 路面上のタイヤが掘った溝だけでも結構走り難いし、水が路面全体に浮いていても必ずハイドロプレーニングが起きるとは限らない。ハイドロプレーニングに遭遇したら、まずアクセルを少しだけ抜いてタイヤのグリップ回復を待つ。この状態で急激にアクセルを戻すのはかえって危険で、大抵は1秒もしないうちにグリップが戻るから、変な操作はしない方が良いのだ。90km/h以上になると頻繁にハイドロプレーニングに遭遇するが、弱い雨なら80km/h辺りまで速度を落とせば大丈夫だった。

 本来なら伊那ICで降りるのだが、IC手前から雨脚が強くなって連続でハイドロプレーニングに遭って運転に集中していたのと、走行車線はタイヤが掘った溝が深くてすぐにハンドルを取られて危険なのと、妙にトラックが並んでいて入り込む余地が無かったこともあって、ICを通り過ぎてしまう。幸い、お店は伊那ICと伊北ICの間にあるので、伊北ICで降りて少し戻るだけで良い。
 強い雨に遭う度に速度をかなり落としたりしてゆっくり走ったこともあり、伊北ICを降りたのは11時少し前。国道153を少し戻って県道19を南下し、11時過ぎに無事にお店「ロッソ.コルサ」に到着。拙者が到着する少し前まで非常に激しい雨が降っていたんだそうな。余りに雨が強いので心配して1時間近く前に拙者の携帯に電話を入れて貰ったそうだが、走行中でハイドロプレーニングと格闘していたため気が付かなかったナ。元々携帯電話って使い慣れてないから、持ってることすら忘れてることが多いんだけどネ。(笑)

 交換するタイヤはBFグッドリッヂ、サイズは今までと同じ295/35R18、バランス取りも含めタイヤ交換は1時間弱で完了。外したタイヤを改めて見ると、本当に良く減ってるねぇ。(汗)画像では判らないけれど、実物は溝の残っている側もスリップサインが出ている。
交換したブリジストンのタイヤ
今まで履かせていたのは購入時に付いてきたブリジストンだ。ポルシェに乗っていた時もブリジストンは減りが早かったし、お店も「ブリジストンは減りが早い」と言うので、拙者の乗り方が悪くて減りが早い訳では無さそうだ。(笑)費用は、自宅から近いあちこちのお店で聞いた額は1本10万前後、今日は2本交換しても10万円よりもかなり低い金額で収まってしまったから格安だ。これぢゃ利益が出ないんぢゃない?と心配してしまう。(汗)

 12時半少し前にお店を出て伊那IC方面へ。途中腹ごしらえを済ませるとまだ時間がありそうなので、国道19を下ることにする。先ずは国道361を権兵衛峠方向へ。わざわざここを通って国道19へ進むのは、この道や国道19の風景が好きだからなのだ。雨が上がったばかりで、山肌から水蒸気が湧きあがる。
Route361
来た道を振り返ると、遠方に伊那市街が見える。
Route361
昼間だからか、交通量は少ない。
 国道19に入って南下すると道の駅・日義木曽駒高原があるので、入ってちょびっと休憩。日本酒と和菓子を買う。雨は完全に上がり、時折薄日が差して来て暑い。
道の駅、日義木曽駒高原からの眺め

 再び国道を南下する。自宅へは16時半までに戻らないと子供の塾送迎に差し支えるので、中津川ICから高速道で一気に自宅へ向かうことにし、やや手前にある道の駅・賤母(しずも)に寄ると「今の季節限定」という和菓子「ほうば巻き」が目についたので購入。何だか和菓子ばかり買ってるなぁ。(笑)
 この辺の路面は完全に乾き、雲もだいぶ薄くなってきている。
SRIMG0175.JPG
中津川IC手前でリアから微かな異音が出ているのに気がつくが、交通量の多い所だし一時的に車を止められるような場所が無いので、そのまま中津川ICから中央道に入って恵那峡SAで停める。タイヤ交換でリアのホィールを外しているので、しばらくは増し締めが必要だ。
 幸いその後は異音が出ることも無く、そのまま小牧JCTを抜けて小牧ICで降りる。通勤割引の時間外なので、ここで降りて高速道路代を節約するのだっ。(笑)小牧ICから30分弱、16時過ぎに自宅へ無事到着。塾送迎に間に合ったネ。(笑)

 今日仕入れたものは次の通り。
SRIMG0176.jpg
 杣酒は、木曽方面を通った時には必ず買って来る。コクのある味わいは拙者の「お気に入り」。
 草餅と栃大福餅も、道の駅・日義木曽駒高原近辺を通ると必ず買う。今の和菓子はどれも甘さ控えめだが、この2つはしっかりと甘くて食べるとずっしりとした重量感があり、それが好きで離れられない。(笑)
 ほうば巻きは道の駅で初めて見たので買った。中身はあんこの入った普通のお餅だけど、ほうの木の香りがとても良い感じ。これも癖になりそうだなぁ。(笑)
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たま

BFグッドリッチはSUVのタイヤ専門かと思ってました。こーゆー超扁平も作っているんですね~。
80系ランクルに乗っている友人も、BFGです。ブリヂストンの倍くらい長持ちするそうです。
で、グリップはどうなんでしょう。長寿命を謳うからには、相当硬いコンパウンドでなければならないと思うのですが。。。

バイクはダンロップからミシュランに替えました。寿命が長いと聞いたからです。かといって、滑って怖い思いをしたことはありません。切り返しはダンロップより重いようです。

タイヤは経年変化が激しいですから、ある程度早く減って、2年程度、長くても3年以内で交換したほうがいいのかもしれませんね。
by たま (2010-06-24 01:14) 

Rifle

> たまさん
拙者もSUV専門と思ってましたから、店から連絡を受けた時には一寸驚きました。(笑)
グリップとタイヤライフの両立は難しいとかって言われてますが、ぢゃぁブリヂストンのグリップがずば抜けているかと言うとそうでもないと感じます。

タイヤを触った感じでは、ブリヂストンよりもかなり硬い感触で、お店も「かなり硬い」と言ってましたから、結構長持ちしそうです。妻の普段使いの車もコンチネンタルですが、こちらも随分と長持ちです。
まぁ、硬くて長持ちすりゃ良いっていうものでもないんで、落とし所が難しいですネ。
by Rifle (2010-06-24 09:03) 

ブルル

>外したタイヤを改めて見ると、本当に良く減ってるねぇ。(汗)

ほんまに減ってますなぁ・・・・って、こりゃ危険ですよ(笑)
フロント側は大丈夫なのでしょうか?

私はBS POTENZA RE-11を履かせてます♪♪
サイズ的にお安く4本交換で10万円ぐらいでした。

で、肝心のグリップ力ですが・・・・
ようわかりません(笑)
by ブルル (2010-06-24 21:03) 

ひらがな

私はタイヤは全部ミシュランです。ランクルもです。前は
BFグッドリッチがついていましたが、ひび割れがひどくなってきて交換しました。こちらでは4本で1000㌦くらいです。
以前横浜タイヤの方の自宅に行って、“どこのタイヤが一番ですか”と意地悪な質問をしたら、ミシュランです、と躊躇なく答えました。
私もいろいろなタイヤを試しましたが、ミシュランが一番相性がいいです。

by ひらがな (2010-06-24 21:09) 

Rifle

> ブルルさん
 テスタロッサはリアヘビーらしくて、フロントはさほど減っていないんです。
 POTENZAは拙者もCR-Xに履かせてましたよ。

> ひらがなさん
 現地と日本で価格の差ってあまり無いですね。
 ミシュランも適合サイズがあるんですが、1本当たり1万円程高いので見送りました。
by Rifle (2010-06-24 22:15) 

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