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東海地区撮影会 [カメラ]

 6/26から一泊二日で「わの会」の撮影会が駒ケ根市で行われたので参加した。

 6/26は集合が昼なので、朝はゆっくりと10時少し前に出発。雨の降りしきる中、一宮木曽川ICから高速道に入り小牧JCTを抜けて駒ケ根ICに着いたのは11時半過ぎだったが、しつこく雨は降り続けている。目的地は駒ケ岳ロープウェイの山頂駅だ。バス停に併設されている駐車場へ車を停めると、既に他の会員の車が停まっている...あれっ、拙者が最後だな。(笑)
 バスに乗り換えて揺すられること30分ほどでロープウェイの山麓駅に着く。この辺はまだまだ気温が高くて蒸し暑い。ロープウェイに乗り込んで山頂へ向かう。天気が良ければ素晴らしい景色なのだが、生憎の雨天で残雪が辛うじて見える程度。山頂に着くと流石に気温が低くてTシャツ一枚では寒い。用意していた長袖シャツとセーターを着込む。山頂駅を出たら、ちょうど皆さんが昼食の為に集まっていたので即合流し、そのまま昼食へ。

 昼食後は荷物を部屋に置いて機材を持って山頂駅の庇の下で晴れるのをひたすら待つが、強い風で雨が頻繁に吹き込むので、その度に奥へと避難したりタオルをかけて濡れるのを防いだりする。
 午後に数回、ほんの数秒だけ風雨が弱まって一瞬だけ近景が見えることがあり、その時に慌てて撮影するのだが、それでも1回に撮影できるのはせいぜい1カットか2カット。下手すりゃピント合わせしている間に霧に包まれて真っ白になってしまう。
SRIMG0186.jpg
こんな気象状態でも、登山に向かう人や山を下りて来る人がかなり多く出入りしている。パーティが多いのかと思ったら、女性単独というのも結構多くて一寸驚いた。
 16時半までずーっと屋外でタイミングを待っていたが、撮影したのは6カット程しか無い。雨が弱くなった時にメモ代わりのコンパクトデジタルカメラで一寸撮影するのが精一杯。
SRIMG0185.jpg
三輪プロも「こんなにシャッターを切らなかったのは、ここ10年位では初めてじゃぁ無いかな」と仰っていたから、それだけ撮影が難しい気候だったのだと諦める方が良さそうだ。ちなみに、今日の宿はこの駅と同じ建物にあるホテルだ。

 18時から夕食兼宴会が始まる。
ホテル千畳敷の夕食
いつもなら皆さん大量のお酒を消費するんだけれど、標高が高いせいで酔うのが早く、意外にアルコール消費量は伸びない。
 夕食後は場所を移動して三輪プロのセミナーが行われ、更に各会員が撮影して持ち込んだ画像やプリントを見ながら三輪プロよりアドバイスして戴いている間、拙者を含めた若干名がしつこくウィスキーやら日本酒やらを呑んでいましたとさ。(笑)

 翌日は早朝撮影開始が4時と決まったが、実際に起きて見ると強い風雨で撮影には向かない。再び布団に戻って惰眠を貪るが、ホテル内の暖房が強いのか暑くてなかなか寝られない。アルコールで体が火照っているから余計にそう感じたのかも知れないが...。(汗)
 朝7時に朝食、この時点で天候の好転は望めないとの判断で、そのまま下山して周辺で撮影することになった。
SRIMG0188.jpg
朝食後は各自荷物をまとめ、8時半過ぎには皆さん集まってロープウェイで下山する。ロープウェイから見える風景は昨日同様近景のみが見える状態だ。
 バスで駐車場まで戻って各自の車で、先ずは喫茶店へ移動して一息入れた後、駒ケ根公園北側と池で撮影する。相変わらず雨は降り続く。
SRIMG0193.jpg

 近くの食堂で昼食をとり、ヒカリゴケで有名な光前寺に移動して撮影する。観光バスで大挙して客が押し寄せるお寺だが、以前はこれほど客は多くなかったそうだ。撮影終了間際に何度か日が差したものの、ずーっと雨天なので、Hasselbladで撮影するのは結構大変。しかもマクロレンズは所有しておらず、代わりに250mmにMutarを付けて撮影するので余計に気を使う。
SRIMG0194.jpg

 東京方面から参加された方々は帰るのに利用する交通機関の時間の都合がある為、15時半頃に撮影会はお開きとなり、JR駒ケ根駅近くにあるバスセンターまで会員の車で送ることになった。拙者も一緒にバスセンターまで見送りに付いて行く。

 バスセンターを出発したら、そのまま帰途に着く。駒ケ根ICから中央道を南下するが、恵那山トンネルを抜けて岐阜県に入ったら激しい雷雨で前方を走る車が見えないほどの大降りになり、速度を70km/h近くまで落として大人しく走る。恵那ICに近づいた辺りで電光表示板に「土岐IC-土岐JCT 渋滞 3km」と表示が出て「やっぱ土日は混むなー」なんて思いながら走っていたら、カーナビのVICS表示では瑞浪ICを超えた辺りから土岐JCTまで全て渋滞となっている!ではないか。「こりゃ渋滞抜けるのに時間がかかるなぁ...土日割引の1000円より余分に金がかかっちゃうけれど国道へ逃げよう」と瑞浪ICで降りて国道19へ進む。
 ところが、この国道19もかなり交通量が多くて渋滞気味。お陰でテスタロッサはオーバーヒート気味で走っている最中も気が気で無い。(滝汗)幸い30分程でなんとかトラブルを起こすことも無く多治見ICに辿り着く。土岐JCTから南は渋滞していないので、再び中央道に入っても流れはスムーズだ。そのまま小牧JCTと一宮JCTを経由して一宮木曽川ICで降り、近くのスタンドで給油し、自宅に着いたのは18時半ちょうどだった。渋滞でオーバーヒート気味だった為か、高速道が大半だったのに燃費は8km/Lとやや悪い結果となった。

 今回撮影に使った機材はHaselblad の503CWのセットだ。
SRIMG0197.jpg
持って行ったレンズは250mm、50mm、100mm、Mutarの4本。250mmとMutarの組み合わせはマクロの代用でも使ったが、やはり寄り切れずに結構苦労した。
 また、以前から雨天時の撮影で傘を支える支柱のようなものの必要性を感じていたので、今回の撮影会に合わせて「どこでもさすべえ」という傘の支えを購入した。
SRIMG0199.jpg
この製品は自転車やカートに傘を取り付ける為のものだが、使っている三脚のセンターポールにも取り付けられると判ったので購入した。このシリーズの製品は大阪方面では自転車への装着率が100%近いという程普及しているものなんだそうな。
 元々が撮影用ではない為、位置によっては雲台や三脚の脚に干渉するので、その度に取り付け位置を変えたり角度を調整したりする必要があり、決して使い勝手が優れている訳ではない。しかし、強い風が吹かなければ傘を手で持っている必要が無いというのは実に有難い。値段は送料を含めて3千円でだいぶ御釣りがくるので、その価値は十分に有ると言える。これで良い写真が撮影出来れば言うこと無いんだけどナー。(爆)
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コメント 2

tama

頑張ってらっしゃいますね。
雨なら雨ならではの写真を撮る(撮れ)・・・とおっしゃる御仁もいらっしゃいますが、あたしゃー遠慮したいね(ちびまるこちゃん風に読んでくだされ)。
濡らさないように神経を遣うし、光は少ないし、色も出にくい。レンズが曇ったり、本体が故障でもしたら、それこそ目も当てられまへんがな。

だいたい、6月に撮影会をすること自体がおかしいですよ。
何年か前、デパートのカメラショップ主催で「ライカファンクラブ」の撮影会に同行したのですが、ず~っと雨だったので、弁当だけもらって、ほとんど写真は撮りませんでした。(^^;

ハッセルのお手入れ、忘れないでくださいまし。

by tama (2010-06-29 22:07) 

Rifle

> tamaさん
拙者も「えぇーっ、6月に撮影会やるのぉ?」と思いましたが、色々な事情でこの時期しか開催出来なかったんですネ。
普段は雨なら撮影しないんですが、撮影会は撮影しなきゃやる事がありませんから。(笑)でも、フィルムの消費量は伸びませんでした。
カメラをタオルで覆っていても、風があると飛沫で濡れるので厄介です。
機材は帰宅後全て乾燥させて防湿庫へ入れたので大丈夫です...防湿庫が正常に動けば、の話ですが。(^^;
by Rifle (2010-06-29 22:25) 

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