自転車で短距離ツーリング

　今日（これを書いていたら日付が変わってしまったので、正確には「昨日」）の午後、久し振りに子供と一緒に自転車で走りに出かけた。特に行く先が決まっているわけではなく、「行き当たりばったり」で何となく東の方向へと走り出す。

　走っている途中に子供が「この辺に古墳があると学校で聞いた」と言い出す。確かに、浅井町尾関には古墳群があり、小学生の頃に見て回った記憶がある。しかし、今から30年以上前の話で位置はおぼろげに覚えていても、目印となる建物の類の大半が建て替え等で変わってしまっている為、当時の状況と一致する部分がほとんど無くて、周辺を彼方此方走ってはみたものの思い出せない。
　このままでは時間をロスするだけなので、早々に諦めて木曽川の堤防に向かって走る。

　堤防の上を走る県道183は、堤防という制約からか交通量が多い割に歩道などの設備がほとんど整っていないので、自転車で走るのには結構気を使う。そういえば、延々とこの道を自転車で走るのは初めてだ。
　フラワーパーク江南まで来たら、時間は既に18時近くになっていたので、これ以上は進まず自宅へ戻ることにする。

　そのまま来た道を戻るのではつまらないので、数年前に宮田用水に沿って新たに作られた砂利道を進む。この道は用水保全用らしく、車止めのポールが道路との交差毎に設置されており、砂利道にもタイヤの跡はほとんど無い。農繁期であるためか、用水を流れる水の量は非常に多く、すぐそばを走っていると恐怖感を感じるほどだ。
　砂利道が川島神社近くで突然終了となるので、再び木曽川堤防の方へ進む。実は、子供も拙者も以前から気になっていた場所がある。
　それは、木曽川堤防に沿った川の内側に作られたサイクリングロードだ。

　堤防に上がってみるが、近くにそのサイクリングロードに降りる道が無い。「どこから下へ降りるんだろう？」と言いながら見回したら、やや遠くに見える小網橋を超えた所に降りるスロープらしきものが見えたので、少し戻るような感じにはなったがそちらへと進む。
　橋の袂で交差する細めの舗装路を東に進むと、道そのものは南に曲がっていくものの、車止めの向こうは直線的に東へと舗装路が伸びている。近くにある看板を見たら、その舗装路は扶桑町の木曽川犬山緑地に繋がっているらしい。距離にして10kmほどありそうだから、のんびり走るにはちょうど良さそう。
　サイクリングロードは昨年整備されたものなので、綺麗だし走り易い...と思ったら、あちこちで水溜りが出来ていた。業者がいい加減な工事をしたのか、或いは先日の大震災の揺れで道が傷んだのかは分からない。

　走りながら持っていたデジカメでちょこっと動画を撮影したけれど、容量の制限でこのblogに載せられない。せっかく撮ったんだから、サイズを落とすとか何とかして掲載する方法を考えようと思っている。

タグ：サイクリングロード 木曽川