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690DUKE Rの引き取り [バイク]

 KTMのディーラーに修理を依頼してあったが、お盆休みを挟んだので今日の午前中に車両を引き取って貰った。その際、改めて傷の状態を確認する。
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車体右側がコンクリート壁と接触したので、傷は全て右側である。フロントホィールは結構な傷があるものの、お店で一旦タイヤを取り外して修正してから嵌め直したら、空気漏れ等の不具合は今のところ無いとの事だった。
 お店でフロント周りを一旦バラしてから再度組み上げたら、ハンドルが僅かに右に歪んでいる以外は、全く問題無かったと言う。流石、高剛性な造りになっているだけのことはある。
 画像以外にも良く見ると傷が付いたりしている部分があり、それら全ての部品を交換すると24万円程になってしまうそう。特に、ホィール(10万)とカーボンフロントフェンダー(6万)が高い。とりあえず、一寸した傷は気にしない事にして、必要不可欠な部品のみを交換することにした。すると、工賃も含めて6万円ほどで済むと言う。やれやれ...(^^;)

 何気なくリアタイヤを見て「えーっ!?」としばし唖然。
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タイヤの縁までとは言わないが、溝の端近くまで使っているではないか。
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拙者の過去の走りでは考えられない話で、それだけ今回のツーリングはハードな使い方をしていたのだと改めて感じた次第。そりゃー枯葉踏んだだけでも危ないわ、こりゃ。(滝汗)

 修理の序に、リア・リンクをフロンティア製ローダウンリンクに交換してシート高を下げる事にした。以前から、大してスピードが出ている訳ではないのに強めにブレーキを掛けるとリア・タイヤがスリップする事が多く、「リアへの荷重が足りない?」と感じていたのだ。
 このバイクが想定しているライダーの体重は75kg前後で、拙者より10kg以上も重い。また、ゲルマン人よりも体格が一回り小さい為、シートに座る位置も想定よりも当然前寄りになっている筈。だから、想定よりもリア・タイヤに掛かる荷重が少ない状態であると考えて間違い無いと思う。
 フロント側は何も弄らずにシート高を下げれば、今までよりもリア下がりとなり、相対的にリア・タイヤに掛かる荷重は増える筈。そうすれば、今までよりも少しは良くなるのではないか?と考えたのである。これで改善されたら、足付きも今以上に良くなるから、一石二鳥である。
# あくまでも、「上手く行ったら」の話ですけどネ...(^^;)

 ディーラーさん曰く「リア・サスペンションのスプリングを交換する方は時々居ますけど、ローダウンしたお客さんは居ませんねー」と。
 他の車種では少し固めと少し柔らかめのスプリングが交換部品として用意されているけれど、690DukeRには交換用スプリングの設定が無い。交換している人達は、他車やDuke用などから、或いは旧モデル用でバネのレートが低いものを流用しているそう。ローダウンしないのは「リンクを交換すると、本来の設定から変わってしまうから」なんだそうな。拙者はそこまで拘るほどのテクニックを持ち合わせていないが、気になる人には大きな問題になるらしい。

 部品は遅くとも10日ほどで手配できるそうなので、修理完了まで半月も掛からない見込みである。
 問題は右足がいつ完治するか、ですナ(^^;)
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std55

そうですよねぇ・・・バイクは「ひとコケいくら・・・¥¥」の世界ですよね◎
by std55 (2011-08-21 00:23) 

Rifle

std55さん

今回は転倒していないのでこの程度で済みましたけど、転倒していたら...と思うとゾッとします。(汗)
by Rifle (2011-08-21 14:18) 

pace

フロントのキャスターアングルが変わるのがどのような変化を乗り味にもたらすのかが興味深いですね

by pace (2011-08-22 11:06) 

Rifle

paceさん

実際、どのように変化するのか、拙者自身も楽しみです。
ただ、ギプスがいつ外せるのかが問題ですが。(^^;)
by Rifle (2011-08-22 18:22) 

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