巻き直し：ナンチャッテ技術者の凸凹日記：SSブログ

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巻き直し　[バイク] [編集]

　今日の9時に病院の診察予約をしてあったので、大雄会クリニックへと出かけた。
　子供を塾へ送る都合で診察予約の時間よりも30分ほど前に着いて「一寸早過ぎるかな」と思ったが、結果としては正解だった。

　受付で「ギプスがかなりゆるくなっています」と申し出たら、診察前に名前を呼ばれて指定された部屋に入ると、早速ギプスカッターでギプスを切断。
　ギプスカッターというモノを初めて見たが、見た目は回転刃の付いた普通の電動カッターという感じ。違うのは刃の動きで、普通のカッターは刃が高速で回転するが、ギプスカッターは刃が1mm程度に小刻みに動くだけで、刃を回転させないのだ。だから、間違って皮膚に軽く当ててしまっても、皮膚が傷つかない。実に良く考えられていて、一寸感心した。

　ギプスをカットしてからX線撮影なので、撮影室まで歩けるように伸縮包帯で縛って貰う。

青く見えているものは綿状の緩衝材だ。

ゆっくり歩くのなら、この程度でも大丈夫、ほつれたり外れたりする事は無かった。

　X線撮影の後に、前回と同じ医師の診察を受ける。撮影したフィルムを見せて貰ったが、前回のと比べると、ヒビの入った部分が幾分薄くなっている。位置もずれたりしていないとのことなので、一安心。右膝も抜糸して貰う。
　快方には向かっているが、医師曰く「まだまだなので、やはりギプスを巻き直しましょう」。
　再びギプスをカットした部屋に案内され、そこで前回同様、医師がギプスを巻く。カットしたギプスから踵を取り出して再利用しながら、医師が冗談めかして「ウェイトトレーニングになるよう、厚めにしましょう」と仰るので「ハイ、分かりました」と軽く返事したら、本当にしっかりと巻かれた「重い」ギプスになった。(笑) 見た目は少し細めになったが、重さはかなり増えた。

骨折の位置が固定し難い場所なので、前回以上にしっかりと巻いたらしい。なお、指先は前回よりも2cmほど多くギプスから出ている。

　骨折してからは、気休めにしかならないとは思うがカルシウムを摂取するように心がけている。具体的には、カルシウム入りのウェハース、牛乳、ポカリスエットを毎日飲み食いしている。