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テールランプの取り付け(その1:準備編) [自転車]

 息子が通学に使っているラレー TM7には、ランピールというLED式テールランプが取り付けてあるのだが、リアキャリアを支えるステーが邪魔をしていて、真後ろから見るとランピールの光が殆ど見えない状態になっている。「このままじゃマズイなぁ」と思っていたのだが、先日百円ショップを覗いた際に「おぉ、コレは使えるかも」と直感、その場で購入してきた。
5LEDリアライト:グリーンオーナメント製
LEDが5個入ったテールライトで、電源は単4電池2本だ。
 説明を読むと、背面にある押しボタンで常時点灯と6種類の点滅パターンを選べる筈なのだが、実際には点灯と点滅の2種類しか無い。流石「チャイナ品質」。[ふらふら]

 勿論そのまま使う事は考えていないので、早速分解してみる。本体は嵌め合いになっていてネジ止めされていないから、力を少し入れれば簡単に外れる。
5LEDリアライトを分解
中にはLEDがハンダ付けされた小さな基板が1枚入っているだけだ。その基板の裏側にチップ化されたICが入っているようだ。
5LEDリアライトの中の基板
チップの中には、NANDゲートなどを使った発振回路と、ボタンの押された回数を数えるカウンタ、点灯パターンを替えるロジック回路が入っていると思われる。電池2本で動くのだからCMOSのチップだろう。入力が押しボタンの部分しか無いので、外部から動作を制御する簡単な方法が無い。だから、このチップは使わずに、LEDと筐体のみを流用する。

 ハブダイナモに繋がっているLEDフロントライトにはテールランプ用の端子が出ているので、それを使ってこのLEDテールライトを動かす予定だが、今は自転車が修理中で手元に無いので、どれ位の電力が取り出せるのか測れない。
 これはあくまでも想像の範囲になるけれど、LEDフロントライトに専用の端子が設けられていることから、最低でもLED1個を駆動するだけの電力が得られる筈。ひょっとしたら、5個のLED全てを点灯させるには力不足かも知れない。

 今の段階では、空いている電池のスペースを利用して手持ちのトランジスタ2個を使った単純な弛緩発振回路を入れようと考えている。更に、人力発電だから供給される電力は不安定だろうし、停まっても少しの間は点滅するように、容量の大きなコンデンサを入れると良いかも。
 いずれにしても、 この辺は自転車で実際に測定しながら考えようと思う。
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たくや

ハブダイナモにテール用の配線があると、常時点灯ですね。車だ!
by たくや (2013-03-17 18:15) 

Rifle

たくや さま

恐らくは、メーカも常時点灯を念頭においていると思います。
そうでないと存在をアピールできませんもんね。
by Rifle (2013-03-17 19:48) 

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