例会で名古屋へ [音楽]
先月のジャズ喫茶探訪に続いて今月もジャズ喫茶巡りにお誘い戴いたので、昨日出掛けた。お誘いのeメールのタイトルが「7月の例会のご案内」となっていたから、単発のオフ会ではなくて定例化された模様。(笑)
自宅を出る時はかなり厚い雲が空を覆っていたので、何の疑問も持たずにそのまま出掛けたが、せめて帽子くらいは持って行くべきだったと、炎天下の現地に着いてから気が付いた。(汗)
名古屋市地下鉄の覚王山駅を出て直ぐの場所に10時半集合だったので、自宅を少し早めに出て参院選挙の投票を済ませてからJR尾張一宮駅へ。名古屋駅で地下鉄に乗り換えて覚王山駅を降りたら、時間は未だ10時10分過ぎ。「一寸早過ぎたかナ。じゃぁ近くを時間まで散策しよう」と地上に出たら、暑くて日差しが強い。散策する気が一気に失せた。
そのまま地下鉄の改札口まで戻り、そこで時間になるまで涼んで過ごす。
集合時間に間に合うように再び地上へ出ると、既にKさんが待っていて、直ぐにGさんも到着。まずは日泰寺へと歩く。お年寄りが圧倒的に多い。
何でも21日は弘法縁日とかで、市が立つこともあって大勢のお年寄りで賑うのだとか。でも、Kさん曰く「人出も出店も、今までで一番少ないですよ」と。以前は歩いて進むのに苦労するほどの人出だったそう。今日少ないのは気温が高過ぎるせいかも知れない。大した距離でもないのに汗だくになってしまう。
まだ11時前なのに、とにかく暑く、強い太陽光が肌に突き刺さるような感じがする。
お参りを済ませたら、隣にあるカフェ「いち倫」へ。
お目当ては、これだ。
通常のランチは1500円と、問答無用でご遠慮申し上げる金額だが、この金額ならまぁ何とか、である。
# でも、やっぱり高いナー...。(--;)
このメニューは数が限定されていて昼には売切れてしまうそう。だから、11時前に入って注文したという訳。待つ間に店内を見渡す。
凝った机が多い。民芸品なども売られている。
やや待たされてから、ようやく出てきた。
お値段がお値段だけに、味の方はとても宜しい。海老天を芯にして巻いてあるんだけど、紫蘇の葉も使っているので、風味がとても良い。
このカフェは旧家の建物をそのまま利用しているらしく、建物も庭も実に立派である。
昼過ぎにカフェを出て、次の目的地のジャズ喫茶を目指して歩き出す。少し歩くと「覚王山アパート」なるものが見える。
Kさんによれば「テレビなどで何度も紹介されている」そうだけど、全然知らなかった。
# 拙者はテレビを殆ど見ませんからねぇ。
強い日差しの中を数分歩くと、目的のお店が見えてきた。
「STAR EYES」というジャズ・バーで、昼間は喫茶店として営業している。バー・タイムはチャージ(席料)が500円掛かるらしいが、喫茶タイムはチャージ不要だそうな。店内の雰囲気はとても良い感じである。コーヒーとビールが100円しか違わないので、思わずビールを頼んでしまった。(笑)
この店では毎晩ライブをやっている。出演者によって金額は変わるが、1800円から4000円程度。もう一寸近ければ通いたいと思うが、一宮からでは少々距離があるなー。
店内ではジャズや古めの海外ポップスを流していたが、楽器用モニタースピーカーをそのまま使っているので、聴き易いけれど出てくる音はそれなりという感じ。
暫く雑談してから次のジャズ喫茶へ。
店を出ると、相変わらず暑い!すると、Gさんが「タクシーを使いましょう」と仰るので、近くの大通りに出てタクシーに乗り込む。次に目指すジャズ喫茶は「Days(デイズ)」。地下鉄本山駅から歩いて行ける距離らしい。
涼しいタクシー車内で過ごすこと数分で目的地に到着。
ビルの2階にあるんだけれど、よくよく見ないと見過ごしてしまいそう。店の入口からして良い雰囲気だ。
店に入ると目立つのがVITAVOX(ヴァイタヴォックス)のスピーカだ。
# そういえば、VITAVOXのユニットは再生産されているらしい。
こちらではアイスコーヒーを頼んだ。
これまたお洒落で良い感じである。
肝心な音の方は、一言で言えば「懐かしい音」である。300Hzから600Hz辺りの中域と1kHzから3kHz辺りの中高域に緩やかなピークがあり、ボーカルや管楽器のジャズにはピッタシで、Totti Berghのアルバム「I HEAR A RHAPSODY」から数曲かけていたが、テナーサックスの音に輝きを与えていた。でも、その特性からすると、ギターやシンセサイザーを使った曲には向かないだろうなー。
# Totti Berghをかける辺りが、如何にも「一寸マニアックな」ジャズ喫茶らしいですなぁ。
暫く音を楽しんでから、次なる店へ移動することに。
最後の目的地は、前回も足を運んだ上社の「サウンドピット」。Mark Levinson(マークレビンソン)試聴会をやっていたので向かう事になった。
本山駅まで歩いて地下鉄に乗り、本郷駅で降り、歩いてお店へ。Kさんは壁一枚を挟んだ隣にある喫茶部へ、Gさんと拙者はショップへ。既に8人ほどが試聴中だった。店内に入って早速試聴する。プリアンプ・メインアンプは勿論Mark Levinson、スピーカはJBLのProject EVEREST(DD67000)だ。
で、肝心な音は...あの...その...マジ!?(^^;)...(絶句)。
# こういう音を聴くのって何年振りだろうなー?(笑)
でも、皆さんは熱心に聴き入っている。唖然としつつも暫く音を聴いていた。2日間だけの試聴で、恐らく事前のセッティングもロクにやっていないだろうけど、せめてケーブルを短くするとか余計な機器を外すとかを考えなかったのか、それとも店の都合でやらなかったのかは知らないが、要するに「繋いで音を出した」だけという感じ。試聴云々以前の状態だなぁ。まぁ、音の傾向は掴めると思いますけどネ。
未だ試聴は続いていたが、長居していても意味が無いのでお店を出て本郷駅へ戻って地下鉄に乗る。後は五月雨解散となり、拙者は名古屋でJRに乗り換えて帰宅した。
ジャズ喫茶は店によって全く違うので、ハシゴすると実に面白い。
ただ、店に入る度に何かしら飲んだりする事になるので、お金がその都度出て行くのが唯一の難点であるなぁ。(笑)
自宅を出る時はかなり厚い雲が空を覆っていたので、何の疑問も持たずにそのまま出掛けたが、せめて帽子くらいは持って行くべきだったと、炎天下の現地に着いてから気が付いた。(汗)
名古屋市地下鉄の覚王山駅を出て直ぐの場所に10時半集合だったので、自宅を少し早めに出て参院選挙の投票を済ませてからJR尾張一宮駅へ。名古屋駅で地下鉄に乗り換えて覚王山駅を降りたら、時間は未だ10時10分過ぎ。「一寸早過ぎたかナ。じゃぁ近くを時間まで散策しよう」と地上に出たら、暑くて日差しが強い。散策する気が一気に失せた。
そのまま地下鉄の改札口まで戻り、そこで時間になるまで涼んで過ごす。
集合時間に間に合うように再び地上へ出ると、既にKさんが待っていて、直ぐにGさんも到着。まずは日泰寺へと歩く。お年寄りが圧倒的に多い。
何でも21日は弘法縁日とかで、市が立つこともあって大勢のお年寄りで賑うのだとか。でも、Kさん曰く「人出も出店も、今までで一番少ないですよ」と。以前は歩いて進むのに苦労するほどの人出だったそう。今日少ないのは気温が高過ぎるせいかも知れない。大した距離でもないのに汗だくになってしまう。
まだ11時前なのに、とにかく暑く、強い太陽光が肌に突き刺さるような感じがする。
お参りを済ませたら、隣にあるカフェ「いち倫」へ。
お目当ては、これだ。
通常のランチは1500円と、問答無用でご遠慮申し上げる金額だが、この金額ならまぁ何とか、である。
# でも、やっぱり高いナー...。(--;)
このメニューは数が限定されていて昼には売切れてしまうそう。だから、11時前に入って注文したという訳。待つ間に店内を見渡す。
凝った机が多い。民芸品なども売られている。
やや待たされてから、ようやく出てきた。
お値段がお値段だけに、味の方はとても宜しい。海老天を芯にして巻いてあるんだけど、紫蘇の葉も使っているので、風味がとても良い。
このカフェは旧家の建物をそのまま利用しているらしく、建物も庭も実に立派である。
昼過ぎにカフェを出て、次の目的地のジャズ喫茶を目指して歩き出す。少し歩くと「覚王山アパート」なるものが見える。
Kさんによれば「テレビなどで何度も紹介されている」そうだけど、全然知らなかった。
# 拙者はテレビを殆ど見ませんからねぇ。
強い日差しの中を数分歩くと、目的のお店が見えてきた。
「STAR EYES」というジャズ・バーで、昼間は喫茶店として営業している。バー・タイムはチャージ(席料)が500円掛かるらしいが、喫茶タイムはチャージ不要だそうな。店内の雰囲気はとても良い感じである。コーヒーとビールが100円しか違わないので、思わずビールを頼んでしまった。(笑)
この店では毎晩ライブをやっている。出演者によって金額は変わるが、1800円から4000円程度。もう一寸近ければ通いたいと思うが、一宮からでは少々距離があるなー。
店内ではジャズや古めの海外ポップスを流していたが、楽器用モニタースピーカーをそのまま使っているので、聴き易いけれど出てくる音はそれなりという感じ。
暫く雑談してから次のジャズ喫茶へ。
店を出ると、相変わらず暑い!すると、Gさんが「タクシーを使いましょう」と仰るので、近くの大通りに出てタクシーに乗り込む。次に目指すジャズ喫茶は「Days(デイズ)」。地下鉄本山駅から歩いて行ける距離らしい。
涼しいタクシー車内で過ごすこと数分で目的地に到着。
ビルの2階にあるんだけれど、よくよく見ないと見過ごしてしまいそう。店の入口からして良い雰囲気だ。
店に入ると目立つのがVITAVOX(ヴァイタヴォックス)のスピーカだ。
# そういえば、VITAVOXのユニットは再生産されているらしい。
こちらではアイスコーヒーを頼んだ。
これまたお洒落で良い感じである。
肝心な音の方は、一言で言えば「懐かしい音」である。300Hzから600Hz辺りの中域と1kHzから3kHz辺りの中高域に緩やかなピークがあり、ボーカルや管楽器のジャズにはピッタシで、Totti Berghのアルバム「I HEAR A RHAPSODY」から数曲かけていたが、テナーサックスの音に輝きを与えていた。でも、その特性からすると、ギターやシンセサイザーを使った曲には向かないだろうなー。
# Totti Berghをかける辺りが、如何にも「一寸マニアックな」ジャズ喫茶らしいですなぁ。
暫く音を楽しんでから、次なる店へ移動することに。
最後の目的地は、前回も足を運んだ上社の「サウンドピット」。Mark Levinson(マークレビンソン)試聴会をやっていたので向かう事になった。
本山駅まで歩いて地下鉄に乗り、本郷駅で降り、歩いてお店へ。Kさんは壁一枚を挟んだ隣にある喫茶部へ、Gさんと拙者はショップへ。既に8人ほどが試聴中だった。店内に入って早速試聴する。プリアンプ・メインアンプは勿論Mark Levinson、スピーカはJBLのProject EVEREST(DD67000)だ。
で、肝心な音は...あの...その...マジ!?(^^;)...(絶句)。
# こういう音を聴くのって何年振りだろうなー?(笑)
でも、皆さんは熱心に聴き入っている。唖然としつつも暫く音を聴いていた。2日間だけの試聴で、恐らく事前のセッティングもロクにやっていないだろうけど、せめてケーブルを短くするとか余計な機器を外すとかを考えなかったのか、それとも店の都合でやらなかったのかは知らないが、要するに「繋いで音を出した」だけという感じ。試聴云々以前の状態だなぁ。まぁ、音の傾向は掴めると思いますけどネ。
未だ試聴は続いていたが、長居していても意味が無いのでお店を出て本郷駅へ戻って地下鉄に乗る。後は五月雨解散となり、拙者は名古屋でJRに乗り換えて帰宅した。
ジャズ喫茶は店によって全く違うので、ハシゴすると実に面白い。
ただ、店に入る度に何かしら飲んだりする事になるので、お金がその都度出て行くのが唯一の難点であるなぁ。(笑)
試聴会なるものには行ったことがありませんが、そんなものなんでしょうね。
狭い室内でしょうから、何日もかけてセッティングしないと、まともな音は出ないと思います。
一度、福岡へAVALON(モデル名失念)を聴きに行って、その場でつないで鳴らしてもらったのですが、それはもうひどい音でした。
それで、もともとデモ用に置いてあったB&Wに切り替えてもらったらスッキリした音だったので、興味が次第にB&Wに傾いていったという次第です。
Rifleさんの説明を読む限り、なんだかゆる~い低音が出ていたのではないかと想像します。
by たま (2013-07-23 08:28)
たま さん
試聴会の音は立ち上がりが鈍くて、如何にも「長距離配線で高域を減衰させてますっ」という感じでした。
何しろスピーカが重量級コーンですし、その筐体形状から仮想接地させる事も出来ず、元々扱いが難しいんですけど、セッティングに何日も掛かるようならオーディオ専門店とは言えないでしょう。自分の店の音響を把握していないというのは考え難いですから。
by Rifle (2013-07-23 10:23)