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わの会東海支部撮影会(その3) [カメラ]

前回からの続き)

 同室Tさんの目覚ましが鳴る前の4時半少し前に目が覚める。流石に外はまだ暗いが、それでも夜の暗さではなく徐々に明るくなり始めている。
# 天文薄明を過ぎて航海薄明になった辺り。
身支度をして5時少し前に駐車場に出たら、既に大半の人が出発の準備をしている。細い月が出ていた。
朝、細い三日月が空に浮かんでいる
 5時になったのでUさんの車に乗せて貰い、岩倉ダムへと向かう。天気は良さそうだ。気温が1度程度と冷え込んだお陰で、湖面に霧が立っている。
岩倉ダム湖面に立つ霧
その霧に朝日が当たるとオレンジ色に輝く。
朝日でオレンジに輝く湖面の霧
一通り撮影したら場所を歩いて移動する。
場所を移して撮影中
朝日の当たっている場所を、車などが入らぬよう注意しながら撮影する。
朝日の当たる場所を撮影する
撮影中にお菓子の差し入れを戴いた。少しお腹が空いて来たところだったので、早速頂く。
お菓子の差し入れ
1時間ほど撮影したら車に乗り込んで次の場所へと向かう。

 来た道を戻り、更に南に進んで宝蔵寺へ。ここは曹洞宗。だから、桜を初めとして庭が立派なのね。
売木村・宝蔵寺の桜
青空に桜ってなかなか撮影できない組み合わせだ。
青空に桜
7時近くまで撮影してから宿に戻る。7時半に一階食堂で朝食を頂く。
ささゆり荘の朝食
9時10分前に駐車場で集合写真を撮影したら出発なので、荷物をまとめて出発の準備をする。駐車場に出て振り返ると、宿は朝日を浴びていた。
朝日を浴びるささゆり荘
集合写真を撮影して各自指定された車に乗り込み、9時に出発する。

 国道418で阿南町に入り、川沿いの町道を進むと阿南部品の工場の向かいにある農協の施設の角に大きな桜がある。
阿南町農協の桜
この木には特に名前は付けられていないそうだ。大きさからしてかなり前からあったと思われるが、墓場の桜と同様、現地の人にとっては目印程度でしかないのかも知れない。青空を背景に桜を撮影できるなんて、なかなか贅沢だなぁ。
阿南町・農協脇の桜
下から見上げると、素直に伸びた枝が良く分かる。
阿南町・農協脇の桜
30分ほど撮影して車に戻り、走り出す。

 国道151に出て原町地区の町道を進むと瑞光院に着く。時刻はちょうど10時だ。建物よりも古い樹齢600年以上といわれる大イチョウが有名らしいが、門前に立つ桜も実に見事だ。
阿南町・瑞光院の桜
こちらも大きな木だから、それなりの樹齢なのだろうと推測される。
阿南町・瑞光院の桜
殆ど手持ちで撮影したけど、ブレてないかどうかちょっと心配。
# 現像が出来上がってこないと分からないんだよね。
ここでも集合写真も撮影してから30分ほど撮影し、車で移動する。

 道の駅・信州新野千石平でトイレ休憩してから国道418を北上し、阿南町農村文化伝承センター近くの国道沿いにある桜を撮影する。
国道418沿いの桜
民家の脇にあるので、土蔵と一緒に撮影するという感じになる。
国道418沿いの桜
ここも30分ほど撮影する。撮影している間、バイクがひっきりなしに通る。日曜でツーリングに出掛けるライダーが多いようだ。
# いい天気だから、拙者もバイクで走りたいナー。

 国道418を平谷方向へ進んで売木郵便局を通り過ぎ、人家が途切れる手前で車を停める。山の斜面方向へほんの少し入った所に「正平桜」がある。国道からは見え難い位置なので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうだ。
売木村・国道418沿いにある正平桜
こちらの桜もかなり大きい。
売木村・国道418沿いにある正平桜
ここも30分ほど撮影し、再び車で移動する。

 国道418・県道447と進んで朝来た宝蔵寺に再び到着。観音堂の枝垂れ桜などを撮影する。
観音堂の枝垂れ桜
樹齢は約140年と推定されていて、村内に現存する桜では最古らしい。枝振りも見事だ。
観音堂の枝垂れ桜
ほかの桜も満開だ。
宝蔵寺の桜
30分ほど撮影したら、また車で移動する。

 県道447を南下し、南部一公民館を過ぎた100mほどの細い道を山側に入ると、今回のメインディッシュ「福美桜」がある。植えた人の名前を付けたそうだ。
売木村・福美桜
大きな桜だが、残念ながらまだ咲いていなかった。この辺りは村の中心部よりも標高がだいぶ高いので、咲くのはもう少し先になりそう。近くに可憐な草花が咲いていた。
売木村・可憐な野花
今回の桜撮影会はこれで全て終了である。車で来た道を引き返して宿に戻り、昼食を頂く。
宿に戻って昼食
更に、アフターのコーヒーも戴く。あっ、撮影する前にチョコレートを食べちゃったよ。(汗)
食後のコーヒー
最後に三輪先生と幹事から閉会の挨拶があり、「皆様、お疲れさまでした!」撮影会はこれで閉会となった。

 撮影機材を自分の車に積み込み、14時10分前に出発、国道418を平谷方向へと進む。途中の平谷峠にあるやまなみ広場に車を停め、改めて売木村方向を眺める。
平谷峠から見る売木村
こうやって見ると、「山が深いなぁ」と改めて感じる。広場には案内の地図が出ていた。
平谷峠にある観光案内の看板
再び車に乗り込み、国道418を走る。費用節約の為、高速は使わずに下道で自宅まで帰る。
 ウネクネした道を進んで国道153(三州街道)へと進み、豊田市稲武で国道257へと進む。ロッソ・コルサからの帰り道と同じだ。国道363・県道33・県道66と進む。
 いつもなら駄知で県道69へと進むのだが、今回は趣向を変えてそのまま県道66を進む。土岐市総合公園を過ぎる頃から徐々に交通量が増え、信号も増えて行くが、相変わらず片田舎という感じである。
 しかし、多治見市に入る頃には普通の町中を進む道となり、あちこちの信号で停められるようになる。市の中心部を走るんだから仕方あるまいな。
 県道15から国道19に入ると、流石に交通量が多い。県道381から国道248へ入っても、同じ状態だ。渋滞するほどではないが、交通量が多いので車線変更に苦労する。
 多治見市姫で県道113へと道を変え、県道121・県道191と進んで県道461(尾張パークウェイ)へと進む。ここまでだといつもの道よりも距離は多少短い筈なのだが、時間的にはあまり変わらないという感じだ。
 後は昨日来た道を戻り、自宅近くのスタンドで給油して、自宅には17時20分過ぎに無事到着。この2日間の走行距離は292.1km、燃費は14.6km/Lだった。信号や渋滞の少ない所を走ったから燃費が伸びたようだ。

 今回の撮影機材はいつもと同じハッセルブラッド一式で、ロープロ・オリオンAWに入れた。
今回の撮影機材一式
全体の重さは11kg程度である。使ったフィルムはブローニー220が8本で、半分以上が手持ち撮影。5月の連休を挟む関係で現像が出来上がって来るのは5月上旬となるが、手振れを起こしていないか一寸...いや、かなり心配である。(汗)

 桜の時期は曇り空が多く、今回のように青空を背景にできるというのは滅多にない。そういう意味では非常に恵まれた撮影会だった。朝はかなり冷え込んだが、昼間はセーターが要らないほど暖かく、撮影するのも楽だった。
 今回からメモ用デジカメをCanonのG7XからSonyのDSC-RX100M3(勿論中古である)に変更した。今回の撮影会に出発する3日前に替えた為、使い方がまだ良く分かっていなくてアタフタする場面が結構あった。(汗)この辺は改めて記事に書こうと考えている。
 また、今回の撮影で気が付いたことを後日実行する予定。それについては、いずれ記事に取り上げる予定だ。

(完)
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Take-Zee

こんにちは!
カメラ機材だけでも相当重そうですね。

by Take-Zee (2017-04-30 14:00) 

Rifle

Take-Zeeさん
以前はこの他に35㎜一眼レフのセットも併用していたのでもっと重かったんですよ。
今時のデジタル一眼なら三分の一程度の重さで済みそうですね。
by Rifle (2017-04-30 18:32) 

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