KL250Rの修理(その4:LEDウインカーにしたら・・・) [バイク]
(前回からの続き)
前回の作業でエンジンが不意に止まることは無くなった筈。先日晴れた日を狙って「さぁ、テスト走行に行こ...アレレッ!?」前から見ると、何か変だ。
ウインカーが根元で折れている!ではないか。
この車体を受け取った時点で既にクラックが入っていたのは分かっていたけれど、こんなに早く折れるとは...恐らくは、中央高速を走った時の振動に耐え切れずに折れちゃったんだろう。
一応動くけれど、この状態で長距離走るのは危険だ。針金やガムテープで補強する事も考えたけれど、ハンドル回りは余裕が無くて針金では一寸難しそうだし、ガムテープではウインカーの重さに耐えられそうにない。
テスト走行は先延ばしして、ウインカーを調達することに。
カワサキのサイトで調べたが、思った通りウインカーは既に廃番になっていた。
市販品を調べると、今は小さなタイプが流行りのようで、KLRに見合うサイズの物は見当たらない。ハーレー等のアメリカンバイク用なら同じようなサイズがあるけれど、取り付けステーが短くてフロントライトカウルにウインカー本体が当たってしまう。
あちこち探して「これなら取り付けられそう」という物をバイクブロスのサイトで発注。「在庫あり」なのに何故か時間がかかり、一週間ほどでようやく届いた。
早速開封する。購入したのはLEDウインカー、LEDウインカー用ICリレー、スロットルロッカー、カメラ用バイクマウントである。
LEDウインカーは消費電力が少ない為、ノーマルのリレーのままだと「球切れ」と同じ状態になってハイフラ(ハイフラッシャー)になってしまう。だから、LEDに対応したリレーが必要となる。
スロットルロッカーはER-6nで使っていて便利なので序で買い、そのうちに走行中の動画も撮影したいのでカメラ用バイクマウントも併せて頼んだ。
LEDウインカーを純正品と比べてみると一寸小さいものの、実用上は殆ど変わらないだろう。
LEDウインカーのボルトを外したら、内部が錆びていた。
流石メイドインチャイナ!である。
リアから作業に取り掛かる。純正ウインカーを取り外してLEDウインカーを取り付けようとしたら、ボルトの長さが一寸短い。
ナットのネジ山に一寸引っかかるだけという感じ。でも、黒い台座の部分は樹脂製なので、ナットを締め込んでいくと台座の部分が圧縮されて、何とか取り付けられた。
さて、配線を...アレ?LEDウインカーの方は太い物が使われている。
純正品は全て細いサイズのギボシが使わている。
仕方ないので、プライヤーでギボシの先端を潰して同じ大きさに揃えてから接続する。
フロント側はウインカーの配線が奥まった位置にあるので、ヘッドライトを外した方が作業が捗る。
色々と面倒だったけれど、何とか前後とも取り付けられた。
外した純正ウインカーを比べてみると、フロント側は台座に突起が出ている。
車体側にも対応する位置に穴が開いていて、ウインカー面が地面に対して垂直になるように設計されているのだ。この時代の物って、色々とよく考えて作り込んであるねぇ。
次は、リレーの交換だ。シートとタンクを外すと、メインフレームの下にウインカーリレー(矢印で指している黒い部品)が見える。
カプラーを外して交換するだけなんだけど、リレーの前にはラジエーターに繋がるホースがあって、単純に前方向に引っこ抜くという事が出来ない。あーでもないこーでもないと20分ほど格闘して何とか取り外せた。
新しいICリレー(画像右側)は端子の位置が純正品と違うけれど、カプラーを90度傾けて取り付ければOKである。
リレーの取り付けも一寸苦労したけれど、何とか取り付けられた。
試しにウインカーを動かして見ると...ゲゲッ、全部点いちゃうじゃん。「これじゃぁウインカーにならんぜ。」一難去ってまた一難、か...。
(続く)
前回の作業でエンジンが不意に止まることは無くなった筈。先日晴れた日を狙って「さぁ、テスト走行に行こ...アレレッ!?」前から見ると、何か変だ。
ウインカーが根元で折れている!ではないか。
この車体を受け取った時点で既にクラックが入っていたのは分かっていたけれど、こんなに早く折れるとは...恐らくは、中央高速を走った時の振動に耐え切れずに折れちゃったんだろう。
一応動くけれど、この状態で長距離走るのは危険だ。針金やガムテープで補強する事も考えたけれど、ハンドル回りは余裕が無くて針金では一寸難しそうだし、ガムテープではウインカーの重さに耐えられそうにない。
テスト走行は先延ばしして、ウインカーを調達することに。
カワサキのサイトで調べたが、思った通りウインカーは既に廃番になっていた。
市販品を調べると、今は小さなタイプが流行りのようで、KLRに見合うサイズの物は見当たらない。ハーレー等のアメリカンバイク用なら同じようなサイズがあるけれど、取り付けステーが短くてフロントライトカウルにウインカー本体が当たってしまう。
あちこち探して「これなら取り付けられそう」という物をバイクブロスのサイトで発注。「在庫あり」なのに何故か時間がかかり、一週間ほどでようやく届いた。
早速開封する。購入したのはLEDウインカー、LEDウインカー用ICリレー、スロットルロッカー、カメラ用バイクマウントである。
LEDウインカーは消費電力が少ない為、ノーマルのリレーのままだと「球切れ」と同じ状態になってハイフラ(ハイフラッシャー)になってしまう。だから、LEDに対応したリレーが必要となる。
スロットルロッカーはER-6nで使っていて便利なので序で買い、そのうちに走行中の動画も撮影したいのでカメラ用バイクマウントも併せて頼んだ。
LEDウインカーを純正品と比べてみると一寸小さいものの、実用上は殆ど変わらないだろう。
LEDウインカーのボルトを外したら、内部が錆びていた。
流石メイドインチャイナ!である。
リアから作業に取り掛かる。純正ウインカーを取り外してLEDウインカーを取り付けようとしたら、ボルトの長さが一寸短い。
ナットのネジ山に一寸引っかかるだけという感じ。でも、黒い台座の部分は樹脂製なので、ナットを締め込んでいくと台座の部分が圧縮されて、何とか取り付けられた。
さて、配線を...アレ?LEDウインカーの方は太い物が使われている。
純正品は全て細いサイズのギボシが使わている。
仕方ないので、プライヤーでギボシの先端を潰して同じ大きさに揃えてから接続する。
フロント側はウインカーの配線が奥まった位置にあるので、ヘッドライトを外した方が作業が捗る。
色々と面倒だったけれど、何とか前後とも取り付けられた。
外した純正ウインカーを比べてみると、フロント側は台座に突起が出ている。
車体側にも対応する位置に穴が開いていて、ウインカー面が地面に対して垂直になるように設計されているのだ。この時代の物って、色々とよく考えて作り込んであるねぇ。
次は、リレーの交換だ。シートとタンクを外すと、メインフレームの下にウインカーリレー(矢印で指している黒い部品)が見える。
カプラーを外して交換するだけなんだけど、リレーの前にはラジエーターに繋がるホースがあって、単純に前方向に引っこ抜くという事が出来ない。あーでもないこーでもないと20分ほど格闘して何とか取り外せた。
新しいICリレー(画像右側)は端子の位置が純正品と違うけれど、カプラーを90度傾けて取り付ければOKである。
リレーの取り付けも一寸苦労したけれど、何とか取り付けられた。
試しにウインカーを動かして見ると...ゲゲッ、全部点いちゃうじゃん。「これじゃぁウインカーにならんぜ。」一難去ってまた一難、か...。
(続く)
こうなると電気オンチの私はお手上げです。どんな対策で作業が無事終わるか、楽しみですねー。\(-。。-#ヒトゴトトオモッテ
灯火類のLED化はミニで懲りたので、もうしません。費用対効果を考えると、白熱球のままでいたほうが安心ですから。
by tama (2017-11-21 01:55)
tamaさん
古い車両は色々な方法で配線を減らす工夫がなされているので、LED化しようとすると何かと大変ですねー。
KLRも結構梃子摺りそうです。
by Rifle (2017-11-21 07:16)