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今日のお酒 [雑感]

IMG_1602.JPG 数日前に仕入れて来たお酒を今日封を開けた。我が家では夕食に肉と魚を交互に食べることにしていて、今日の夕食は魚なので、日本酒を選んだのである。因みに、画像でぼけて写っているのは、昨日静岡へ行った帰りに仕入れて来た鰯の煮付けである。こいつぁ想像以上に美味しくて、息子が「もっと食べたい」というほどだった。

 まずは、母のリクエストで購入した濁り酒から。というのは、母は、木曽の地酒「杣酒」が大いに気に入ってしまったようで、濁り酒というと、杣酒の味を連想してしまうらしい。
この酒は「白川郷」という名前だが、蔵元は何故か岐阜県大垣市。肝心なお味の方は...杣酒のような濃厚な味わいとまでは行かず、やや薄味であるのが惜しい気はするが、これはこれで良いと思う。かなり甘口寄りのお酒で、味を主張する洋食ではお酒の方が負けてしまうか、味で喧嘩してしまうかも知れない。赤玉スイートワインほどの異常な甘さでは無いものの、日本酒としてはかなり甘い方と思うので、事前に呑むシチュエーションを考慮する方が良いかも知れないナー。

 次に呑むのは陶陶酒の甘口。
 これは冗談抜きで甘い!赤玉スイートワインの次に甘いのでは?と思ってしまう程だから、かなり強い甘さだと考えて貰って差し支えないと思う。甘さの後に、薬用酒特有の生薬由来の香りが口の中に拡がるが、思ったほど強くは無い。この舌に纏わりつくような甘さは結構しつこく、呑んだ後かなり尾を引くので注意されたい。

 更に、陶陶酒の辛口を呑む。
 こちらは、本当に、もう「薬用酒」という感じで、呑んだ瞬間から薬草らしき香りが鼻に抜けて行く。拙者は気にならないが、セロリやパセリなどの香りの強い野菜が苦手な人は避ける方が良いかも知れない。辛口なので甘口のような呑み難さは無いから「こういうもんだ」と思えば、スンナリ飲み干してしまう。小さなカップだがアルコール度数は結構高いので、呑み過ぎには注意が必要かもネ。(笑)

 この年になって、日本酒は本当に日本料理、特に魚関係には良く合うなーと思うようになった。ただ、美味しい日本酒はそれなりのお値段なので、失職中の身にはとても買い辛いのが難点なんだよナァ...。

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