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ちょっとTIME... [雑感]

 今日、いつものようにTIME(Asia版)が自宅に届いていたので、先ほど封を開けて「ウッ...(絶句)」。

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 表紙を見た瞬間、ちょっとした衝撃にも似たようなショックを受けた。恐らくは彼の地アメリカでもクリスマスの時に使われているのであろう紙吹雪や風船、スパークリングワインなどが散らかっているうえで、(これまた特徴的な)帽子をかぶった赤ちゃんがご機嫌斜めのようで泣いている。

 「それがどーした?」と言われそうだが、少なくともTIMEを購読するようになってからは、こういった類のものが表紙飾ったというのは見たことが無い。タイトルの「The decade from hell」というのも、これまでのTIMEには無かったような強さを感じる。まだ最初のparagraphを読んだだけ、しかも拙者の頭ではきちんと読みこなす状態までには程遠いが、2000年からの出来事を反芻するかのように画像も交えて羅列してあって、しかも他の記事と比べても使われている表現がいつもより強いように思う。いつも写真を「はーぁ」と眺めてる程度だが、久し振りにこのarticleだけはきちんと最後まで読んでみようと思っている。
 なお、今回の号では珍しく日本に関する記事も1つ載っている。
# ただ、辞書が高校時代に使っていたものしか無いというのがねー。(^^;
# 「いい加減、まともな辞書買わなきゃ」とは常々思ってるんだが...。

 TIMEをすこし読みかじった後にテレビの報道を見ていたら...内容の無さに呆れた。(ーー;
 見ていたのは、国民が収めた大切な税金を湯水のように飲み干しても足りずに受信料徴収をも正当化している強欲なNHKの19時のニュース。事業仕分けの金額的な成果だけを強調して報道していたが、事業仕分けで廃止や減額と決められた内容については「其々から反発が出ている」とだけしか流さない。余りに表面的過ぎはしないか?

 事業仕分けの直接の成果は、「(予算も含めた)政治へ国民が意識を向けることを促す」ことである。金額に関しては、目標が掲げられていたようだが、あくまでも副産物だ。
 事業仕分けで廃止・減額・見直しなどという宣告を受けた連中に取材すれば「事業を理解していない」とか「必要だということを分かって貰えなかった」という反応しか返ってこないことは自明である。増してや、必要かどうかも検証しないままに多額の税金を使い、その結果を「成果」として誇示することを生業とする集団、しかも役人の中では恐らくは最も頭の良い国家公務員達のことだから、メディアを利用して自分たちを正当化しようとするのは、取材する前から分かっていた筈だ。

 自民党を中心とする政権が官僚達に丸投げするような政治を半世紀に渡って続けてきたのだから、性急に目に見える成果を求める方が無理というものだ。人間の意識なんて簡単に変えられないのだ。
 が、それを理解している国民がどれ位居るのか?、情けないメディアの報道を鵜呑みする国民も多いのでは?、生活に追われてて政治どころでは無いという人達も多いかも?等々、問題は多数ありそうで、聊か危惧の念を抱かざるを得ない...。
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