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撮影会兼新年会 [カメラ]

 1月最後の週末、「わの会」東海支部の新年会を兼ねた撮影会へ参加した。撮影地の中には道幅が狭くテスタロッサでは通れない所もあるので、集合場所まではテスタロッサで向かい、そこからは参加者の車に同乗させて貰った。

 1月30日14時に伊勢神宮外宮近くの伊勢和紙会館へ集合し、そこから撮影地へ移動するんだけど、その日は息子が通う小学校の学芸会と重なっている。しかも、東名阪道は土日は必ず渋滞が発生するので「ウーム、どうすべきか...」と頭を悩ませていた。すると妻が「ビデオに撮って後で見れば良い」と言ってくれたので、朝9時頃に出発することにした。

 西尾張中央道を南下し、蟹江ICから東名阪道へ入る。交通量が多いのは休日割引のせいだろう。しかも、電光表示板には「四日市-鈴鹿 渋滞5km」との表示が出ている。「5km程度なら、まぁそんなに時間はかからないだろう」と思いながら進むと、電光表示板の渋滞距離は見る度に長くなっていくではないか!四日市ICに差し掛かると早速渋滞が始まり、時々チョロチョロ動くような進み具合だ。「参ったなー、こりゃ相当時間喰っちまうぞ。」実際の渋滞は9kmほどで、抜けるのに1時間近くかかってしまった。
 渋滞を抜けても交通量は多い。いつもならガラガラの伊勢道に入っても状態は変わらず、90km/hで巡航することすら難しい。伊勢IC周辺でレースが開催されているとかで伊勢西ICを抜けた直後から渋滞していたが、拙者は伊勢西ICで降りるから関係ない...と思ったら大違い!ICを降りて県道32(伊勢道路)に入ったら、こちらも渋滞。「何でぇ?」と思ったが、よくよく考えて見ればまだ1月、だからお参りに行く人が多いんだ。
 通常なら2時間弱で行けるのに3時間近くかかって、ようやく伊勢和紙会館に到着。

 近くの「蔵でパスタ」で昼食を済ませ、14時過ぎに撮影地に向けて出発するが、伊勢市内は外宮や内宮に向かう車で何処へ行っても渋滞しているので、遠回りになるが鳥羽を経由して進む。国道167やパールロードなどを走り繋いで国道260の細い道へと入る。この道は狭い上に路線バスや軽トラなぞが問答無用で突っ込んでくる。まァ、絶対的な速度が低いから事故にはならないけどね...。
 一昨年撮影した場所と同じ所で夕景撮影を開始。しかし、赤く染まらない。太陽が沈んでから少し赤くなった程度だった。陽が沈んでもしつこく撮影して星なんぞも写し込む。暗くなると手元が見えず、シャッターや絞りの設定が出来ない。「参ったナー、懐中電灯忘れて来たゼ...おっ!そう言えば」、携帯電話の外側に時間を表示する部分があり、そこはLED照明の筈。それで照らせば良いのでは?と思い、早速やってみると、かなり暗いものの何とか使える。助かった。(^^;)
日本酒3種
 撮影を終えて宿に戻り、風呂の後に宴会が始まる。勿論地酒は欠かせない。伊勢エビを筆頭に色々な海の幸をたらふく食べ、また、良く呑んだ。お陰で直ぐ寝付けた。(笑)

 1月31日は早朝撮影...と言っても日の出の時刻は夏に比べりゃ遅いので、5時に起きれば十分間に合う。やはり一昨年と同じ場所で撮影する。風が殆ど無いこともあって、1月というのに意外なほど寒さを感じない。雲が厚くて太陽は陽の出のほんの僅かな時間しか見えず、撮影枚数は伸びなかった。
 宿に戻って朝食となる。朝も海の幸タップリ。「ハバノリ」という珍しい海苔を初めて戴いたが、普通の海苔よりも味が強くてとても美味しい。三輪プロ夫妻は仕事が入ったとのことで、朝食後直ぐに帰られた。
 10時頃に出発し、ロケハンみたいにあちこちで車を停めながら進む。
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漁港や岬、西山慕情ケ丘へ向かう道などは細くてテスタロッサのような幅の広い車は到底無理、車体の長い車も苦労しそうだ。パールロードも少し走ったりしながら伊勢市へと向かう。

 中之郷駅近くのお店で昼食を食べることになったが、目指す店は駐車場が一杯で停められず、別のお店へ。ここで初めて「伊勢うどん」なるものを食べた。太いもののかなりクタクタな麺に醤油みたいな色の濃い汁で、一見辛そうに見えるが食べて見ると一寸濃い味という程度。名物というだけあって、他では食べることの出来ない珍しい味である。
 食後は二見町へ寄り道する。コース設定等をして戴いた参加者から、参加者全員に名物「くうや観助餅」をお土産に戴いた。帰宅して直ぐに食べたら、実に美味かった。素材はもち米とアンコだけで単純そうに見えるが、和菓子も奥が深い。
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この旅館街は生まれてから小学生までの間、母方の親戚が集まって年に一回必ず泊りがけで海水浴に来ていたので、良く覚えている。小学校の修学旅行でも泊ったが、中学以後現在まで一度も来たことが無かった。以前はお伊勢参りの客で賑わっていたが、おかげ横丁が出来て宿があちこちに出来てからは寂れたと聞いていたから「だいぶ変わっただろうな」とは思っていたが、余りの変貌振りにしばし唖然。土産物屋は半分以下に減り、営業している旅館も数が減っているし、ひっそりとした感じになっていた。

 伊勢和紙会館に戻り、テスタロッサに乗り換えて帰途に着く。15時半少し前に伊勢西ICから伊勢道に入ると、電光表示板に「鈴鹿-四日市 渋滞8km」の表示が。「この区間はいつも渋滞するんだよなぁ」と思いながら進む。VICSでは何も表示されなかったが、津IC付近で5kmほど渋滞に巻き込まれてしまう。20分ほどで渋滞を抜けて「やれやれ」と思ったのも束の間、電光表示板は「亀山-四日市東 渋滞20km 80分」と出ている!
 「ウヒャぁ、こりゃ駄目だ」と16時10分過ぎに伊勢関ICで降りたが、国道1も渋滞しているので、トイレ休憩を兼ねてJR亀山駅前で車を停め、自宅に遅くなりそうなことを告げる。県道を走り繋いで国道308へ入り、そのまま北上して四日市IC近くで県道140(ミルクロード)へ進み、国道421と県道5等で養老山脈を迂回するが、県道は道が曲がりくねっているしセンターラインや歩道ラインも禿げて殆ど無いし街路灯も無いし警告表示の類も全く無いので先が読み難く、とても走り難い。国道258、県道23&125などを走り繋いで西尾張中央道に入り、自宅に着いたのは19時半少し前だった。予想よりも随分と早く帰宅出来たので少々驚いた。

 撮影会としては天候に余り恵まれなかったが、新年会で新鮮な魚介類をたっぷり食べられたので、結果として良かったと思う。(笑)
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コメント 2

tama

フェラーリには漠然とした「あこがれ」のようなものを抱いていますが、実際にオーナーになってみるといろんな悩みもあるようですね。割り切らないと、不満のほうが大きくなるような気がします。
by tama (2010-02-02 00:29) 

Rifle

> tamaさん
 日本の交通環境を想定しては作っていない車ですから、どこかで不都合が出てしまうのは仕方ないですネ。
 でも、そんなことは乗ってるとどっかへ飛んでっちゃいますよ。(^^;)
by Rifle (2010-02-02 13:34) 

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