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積読整理2 [雑感]

 備忘録を兼ねて、ここ数日で読んだ本の印象をちょこっと書いておこう。
 まずは、藤本篤志氏の「部下は取り替えても、変わらない!」から。
部下は取り替えても、変わらない!
 前職では「課長補佐」という名の中間管理職だったので、「そうそう、そうなんだよなぁ」と共感できる所がとても多い。
 管理職でなくとも、入社して5年程度した人でも参考になりそうな部分が多くあるので、組織に属している人は一度読んでみると良いと思う。
 ちなみに、市役所で課長補佐という役職は一応「お偉いさん」のグループに入るらしいのだが、拙者はプレイング・マネージャーのような立場、言い換えると、課の仕事の管理以外に自分の仕事というものがあったため、担当のような管理職のような変な感じであった...なんてことは、この本の感想とは関係無いですね。A(^^;)

 次は、パク・ジョアン・スックチャ氏の「会社人間が会社をつぶす」である。
会社人間が会社をつぶす
 近年国内でも耳にするようになった「ワーク・ライフ・バランス」(WLB)に関する内容で、欧米では浸透し始めている考え方の一つだそう。
 内容が内容だけに、(人事面を含む)経営企画に関わる人達が読むなら面白いだろうが、それ以外の人が読んでも大してメリットがあるとは思えないので、必要なら読めば良いと思う。
 そういえば、前職の管理職向け研修(しかも休日開催)で「WLB」について半日の講演を聴いた。その感想は「人事って馬鹿じゃねぇのー?それに、開催を承認した上層部も同罪だな」である。(笑) WLBについて少しでも齧ったことのある人なら拙者の言はむとするところを分かっていただけるだろう。もし、「えっ、何で?」と思われたのなら、WLBを解説するサイトは沢山あるから読んでいただきたい。そうすれば、「馬鹿」の意味が見えてくる筈である。

 最後は中谷彰宏氏の「なぜあの人は部下をイキイキさせるのか」だ。
なぜあの人は部下をイキイキさせるのか
 最初の「部下は取り替えても、変わらない!」と重なる部分も多く、共感する部分も多い。こちらの方が、国内の組織では直ぐにでも実験できそうな内容が少し多いように感じる。こちらも、管理職だけでなく社会に出て5年程度経験を積んだ人にもオススメである。

 徐々に読み進めてはいるものの、積んである未読の本は100冊以上ある。全部読み終わるのは秋頃かなぁ?(苦笑)
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tama

私も課長補佐「級」なのであります。
何の試験も受けず、いつのまにかなって「シマッタ」のですが、いまは係長になるにも試験があります。ご苦労さん。
うちの職場では管理職の試験がありまして、これに合格しないと課長にはなれません。
これを逆手に取って、試験を受けない「課長になりたくない人間」がたくさんいます。こっちが圧倒的に多数派。
みんな知っているんです。試験を受けて課長になって、だれも行きたがらない部署にやられて壊れた人を・・・。
WLBは、その協会の人と仕事をしたことがあります。
あまり突っ込んでWLBのことは聞かなかったけれど、今度会ったら話を聞いてみます。

by tama (2011-04-15 23:06) 

Rifle

tamaさん

おぉ、そうでしたか。しっかし試験を受けないって...仕事に好き嫌いはあっても壊れるほどってどんな所なんでしょうね。前職でも仕事で壊れた人が20人以上居ましたけど、拙者から見る限り、例外なく壊れた本人側に原因があるように見受けました。
WLBは組織への適用の仕方で皆さん悩むみたいです。
by Rifle (2011-04-16 10:59) 

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