テスタロッサの怪しい塗装の原因

　一週間前からワックスがけの前段階として始めた怪しげな塗装の剥離作業だが、毎日数時間作業しているのになかなか取れてくれない。
　作業初日は時間をかけたこともあってかなりの面積を処理したが、ほぼ同じ時間をかけているのに翌日は前日の半分以下、その翌日もやはり前日の半分以下、とどんどん効率が落ちている。例えば、一昨日の作業開始時と昨日の作業開始時の画像を見比べてみる。

左が一昨日、右が昨日である。前方にこびりついた変な塗装は1日作業しても殆ど変化の無いことがお判り戴けると思う。サンドペーパーの番手を360に下げて作業しているのに、なかなか取れてくれない。サンドペーパーが消耗している上に、ソフト99のコンパウンドシートは大して使っていないのに、既にへたってしまっているらしい。

シート面には塗料の赤がこびりついてしまっていて洗っても取れない状態だが、まだ研磨力は少し残っているので、そのまま使い続けている。360番のペーパーも新しいものに換える。
　ただ、これだけでは効率が悪いので、暑い最中を自転車でホームセンターへ行って購入してきた。

液体コンパウンド用のスポンジ、ペーパーがけ用スポンジ、そしてサンドペーパーの1200番と2000番だ。本当は5000番辺りも欲しかったのだが、生憎品切れだった。

　昨日までと同様、番手の小さい荒いペーパーで水研ぎして、ある程度怪しい塗装が取れたら番手を大きくし、最後はコンパウンドシートを軽い力でゆっくり水研ぎしてペーパー傷を消して行く。昨日までは360番のペーパーの後はコンパウンドシートしかなかったが、今日は1200番があるので昨日までとは比べ物にならない程作業が進んで気分も良い。
　調子に乗ってどんどんペーパーがけしていたら、突然塗装の破片が「ポロッ」という感じで取れてしまった。「うわっ、何が起きたーっ！？」と見ると、パテのようなものが顔を出しているではないか！！

丸く囲んだ部分がそれだ。この画像では判らないかも知れないが、塗装がパテから剥がれ落ちずに薄く載っている部分が囲んだ所の上の方に広がっている。
　注意深く観察すると、パテの厚みはかなり薄いが、掌の1/5程度の広さがある。その大きさや不均一な凹み具合から、どうやらソケットレンチか何かをここに落として凹ませてしまったらしい。しかも、パテの上にプラサフを塗った形跡が無いので、恐らくは全所有者が自分で作業したのだろう。一般的な塗料は色を載せてからクリアを塗るので、その手順に従ってクリアを広範囲に塗って判り難いようにしたのではないだろうか？

　でっ、これからどうするか？...拙者も素人なので、プラサフなんて持ってないし、わざわざ購入するほどの面積でもないような気がするので、パテ表面をペーパーで軽く荒らしてから塗料を塗り、乾燥して沈み込んだら再び塗装というのを繰り返し、その後コンパウンド等で表面を整えてからワックスがけしようと考えている。
　軽い気持ちで始めた作業だが、こんなに大変なことになるなんて...。(滝汗)

タグ：パテ プラサフ 素人塗装 水研ぎ

コメント 5

ボルボのときDIYでいろいろやってみましたが、全敗。（TдT）
それ以来、「塗装に手を出すな」と決めています。
よほど小さい傷を除いて・・・。
by たま (2011-07-15 19:07) 

＞軽い気持ちで始めた作業だが、こんなに
＞大変なことになるなんて...。(滝汗)

誠に申し上げ難いのですが････
こりゃもう板金屋さんにお願いした方が良いのでは？（笑）
by ブルル (2011-07-15 20:45) 

たまさん

そう、本来なら手を出すべき領域ではないんでしょうねー。
でもぉ、貧乏人だと自分でやらないと、費用が．．．。(笑)

ブルルさん

そうそう、もうプロの領域なんですよ、本当は。
でもぉ、背に腹は変えられず、とりあえず駄目モトでまずはチャレンジという．．．。（爆）
by Rifle (2011-07-15 22:36) 

300記事達成おめでとうございます。
チャレンジ精神尊敬します。
by きんた (2011-07-16 12:39) 

きんたさん

有難う御座います。
もう300も書いたー？という感じですが、気の向くままに書いているからでしょう。
これからもこんな感じで積み重ねて行きたいと思います。
by Rifle (2011-07-16 15:02)