快気祝と和菓子

　右足骨折から数ヶ月の間なるべく使わないようにしていた為に筋肉がかなり衰えてしまっているようで、まだ爪先立ちができない。だから、自転車やバイクには乗れないし、歩く度に未だ痛むという状態である。それでも、先月末の時点と比べれば、何も知らない人が見たら普通に歩いているように見える程度には歩けるようになってきた。

　先日、機会があって快気祝を出す事になり、自宅近くの和菓子屋「きくや」で今の時期にしか作っていないお菓子を購入し持っていった。

白い包みは栗きんとん、茶色の細長いものは鮎菓子である。

　鮎菓子とは、元々は長良川流域で作られているもので、細長く、魚の絵付けがしてある。

中の餡は甘味のあるお餅を使うのが一般的のようだ。
　きくやの鮎菓子は中の餡の量が他の和菓子店のそれに比べて量がとても多く、親指の太さよりも大きい位で、とても食べ甲斐があって拙者のお気に入りだったりする。(笑)

　栗きんとんはどの和菓子店でも基本的な作り方は同じだと思うが、きくやのは、原料の栗の風味を損なわないように一回蒸すだけに留めているので痛み易く、日持ちしないんだそう。

　和菓子というと何となく贅沢品のように思うが、スナック菓子をある程度満足するまで食べようと思うとそれなりの額になってしまうので、総額で考えると大差無い。また、スナック菓子や洋菓子とは違ってカロリーが低めなので、これからは和菓子中心にしても良いかなーなんて思ったりするが、やっぱ贅沢しているように感じてしまうのは貧乏人の証かなぁ。(爆)

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