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カメラ用ウエストバッグの小改造 [カメラ]

 以前ThinkTankのSling-O-Matic30を購入したことを書いたが、軽量なデジタルカメラを前提にしているらしく、ハッセルブラッドのような重いカメラを入れて使うと肩が痛くなってくる。短時間なら良いが、風景撮影は山道を延々と歩くことも多いので、これではかなり苦しい。
 前回の撮影会では以前使っていたロープロのウエストバッグ・オリオンAWに戻すことになった。序に、少し細工をしておいた。

 オリオンAWは、カメラを収納するウエストバッグ全体を包み込んで風雨を避けるレインカバーが付いていて、フロントポケットの下側から押し込んで収納する構造になっている。ポケットの中で白く見えているのがそのカバーによる膨らみである。
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レインカバーはポケット底面で縫い付けられていて、風などで飛ばされないようになっている。
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フロントポケットはコンパクトな全自動フィルムカメラなら2台か3台入りそうな大きさがあるのに、レインカバーが大半を占領してしていて使える容量は半分以下になってしまっている。レインカバーはバッグ全体を覆うのに十分な大きさがある。
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しかし、レインカバーを必要とするような悪天候だとフィルムカメラで撮影するのは難しい為、撮影会でレインカバーを使った事は一度も無い。「使わないなら、取り外しても良いんじゃない?」思い切って、縫い目を解いてカバーをバッグ本体から外した。
IMG_0390.JPG
これでフロントポケットの容量を全て使えるようになった。

 今までフロントポケットには露出計1つを入れるのが精一杯だったが、外した後は露出計の他にブローニー・フィルムを10本ほど入れられるようになった。お陰で、前回の撮影会の機材一式以外に、フィルムもかなり沢山入るようになった。
IMG_0380.JPG
二泊程度の撮影会であれば、このバッグ一つで済ませられそうだ。

 オリオンAWのウエストバッグ部の内寸は横30.5 X 高さ21 X 幅16.5cmで、ウエストバッグとしては最大級である。しかし、このバッグはだいぶ前に既に生産を終了していて、もう入手できない。
 もし劣化等で買い替えが必要となったら、当然同じかそれ以上のサイズでないと困る訳だが、念の為に探してみたらシンクタンクフォトのスピードレーサーV2.0(内寸は31.8 x 27.4 x 22.4 cm)なら代役が務まりそうと判った。5年ほど前になるが、この初代モデルを使っていたので(現行品は二代目)使い勝手は予想が付く。仮にオリオンAWが駄目になっても替わりは何とかなりそうなので、当分はカメラバッグの心配をしなくても良さそうだ。
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