テールランプの修理(その2:再作成&完成編) [自転車]
かなり前に子供が通学に使っている自転車のテールランプを修理したことを書いたが、その後も失敗の脱力感でずーっと放置してあった。
先日、部品の買い出しへ行く際、「そういえばテールランプがほったらかしになってるなぁ」と思い出し、序に必要な電解コンデンサを買っておいたので、重い腰を上げて修理に取り掛かる。
まず、動かないテールランプを外した。
このランプの筐体は流用するので、分解して中身を取り出す。
前回の時は気が付かなかったが、グルーガンで防水してあったのに内部に水分が乾いたような痕跡が残っていた。「おかしいな?」と思いながら外した基板を眺めていたら、電解コンデンサが液漏れを起こしたような痕(赤で囲んだ部分)があるではないか。
コンデンサの頭部を見ると、防爆弁の周囲に電解液が乾いたような茶色の痕(赤で囲んだ部分)がある。
夏の高温で液漏れを起こしたか、或いは「過電圧」辺りが原因として考えられる。ダイナモの発電容量とヘッドライトの消費電力を考えると電圧が上がるとは思えないが、通学路の途中に結構長い直線区間があって高い巡航速度を維持すれば発電電圧がコンデンサの耐圧を超えてしまうという可能性もゼロではない。
だから、今回は耐圧が35Vのコンデンサを選んだ。テールランプは百円ショップで新たに購入したが、他は全て手元にある中古品だ。
回路は以前作成した弛緩発振回路と全く同じだけど、使うトランジスタが違うので、念の為に仮組して動作を確認しておいた。
テールランプを分解する。流用するのはLED一個だけなので、不要な部品は取り外す。
LEDの基板を流用して配線しておく。
前回は「停車してもしばらく光るように」と電解コンデンサの容量を4700μFにしたが、テールランプに収めるにはサイズが大き過ぎた。今回は電圧の変動を抑える程度で良いと割り切って、1000μFとする。それでも単四電池より太いので、電池ボックスの部分を削らないと入らない。
ネジ止めする部分の強度を落とさないように注意しながら削って、何とかコンデンサが収まるようになった。
ユニバーサル基板に回路を組み、コンデンサとLED基板も配線してみると、基板に載っているトランジスタの厚みが結構あって、そのままでは収まらない。
仕方ないので、電池ボックス部を再び削る。ネジ周辺を極力削らないようにして、強度が落ちないように注意した。
外への配線や基板をグルーガンで防水して組み立てる。何とか収まった。
カゴに直接取り付けるので、電池ボックスの蓋に穴を開けてタイラップを通し、グルーガンで防水する。
念の為に動作確認してから、カゴに取り付けて完成である。
これで暗くなってからも、多少は安心だ。
先日、部品の買い出しへ行く際、「そういえばテールランプがほったらかしになってるなぁ」と思い出し、序に必要な電解コンデンサを買っておいたので、重い腰を上げて修理に取り掛かる。
まず、動かないテールランプを外した。
このランプの筐体は流用するので、分解して中身を取り出す。
前回の時は気が付かなかったが、グルーガンで防水してあったのに内部に水分が乾いたような痕跡が残っていた。「おかしいな?」と思いながら外した基板を眺めていたら、電解コンデンサが液漏れを起こしたような痕(赤で囲んだ部分)があるではないか。
コンデンサの頭部を見ると、防爆弁の周囲に電解液が乾いたような茶色の痕(赤で囲んだ部分)がある。
夏の高温で液漏れを起こしたか、或いは「過電圧」辺りが原因として考えられる。ダイナモの発電容量とヘッドライトの消費電力を考えると電圧が上がるとは思えないが、通学路の途中に結構長い直線区間があって高い巡航速度を維持すれば発電電圧がコンデンサの耐圧を超えてしまうという可能性もゼロではない。
だから、今回は耐圧が35Vのコンデンサを選んだ。テールランプは百円ショップで新たに購入したが、他は全て手元にある中古品だ。
回路は以前作成した弛緩発振回路と全く同じだけど、使うトランジスタが違うので、念の為に仮組して動作を確認しておいた。
テールランプを分解する。流用するのはLED一個だけなので、不要な部品は取り外す。
LEDの基板を流用して配線しておく。
前回は「停車してもしばらく光るように」と電解コンデンサの容量を4700μFにしたが、テールランプに収めるにはサイズが大き過ぎた。今回は電圧の変動を抑える程度で良いと割り切って、1000μFとする。それでも単四電池より太いので、電池ボックスの部分を削らないと入らない。
ネジ止めする部分の強度を落とさないように注意しながら削って、何とかコンデンサが収まるようになった。
ユニバーサル基板に回路を組み、コンデンサとLED基板も配線してみると、基板に載っているトランジスタの厚みが結構あって、そのままでは収まらない。
仕方ないので、電池ボックス部を再び削る。ネジ周辺を極力削らないようにして、強度が落ちないように注意した。
外への配線や基板をグルーガンで防水して組み立てる。何とか収まった。
カゴに直接取り付けるので、電池ボックスの蓋に穴を開けてタイラップを通し、グルーガンで防水する。
念の為に動作確認してから、カゴに取り付けて完成である。
これで暗くなってからも、多少は安心だ。
DIY凄いですね。脱帽です。
by ja1nuh (2014-07-25 21:14)
ja1nuh さん
いやいや、大した事無いですよ。(^^;
by Rifle (2014-07-25 22:49)
こんにちは!
いつもながら、すごいです!!
大したこと、あります。
by Take-Zee (2014-07-26 12:20)
Take-Zee さん
えっ、そうですか?(^^;
by Rifle (2014-07-26 18:30)
電気二重コンデンサー5.5V1Fを直列を使用したらどうですか?
回路が複雑になるかな?
by わきゅう (2014-09-30 17:12)
わきゅう さん
いきなり直列にして「動けばオッケー」という手もあったんですが、通学途中で「パンッ!」って爆ぜたりするのは流石に不味いと思って、今回は見送りました。
自分用だったら、多分やっていたと思うんですけどね。
by Rifle (2014-09-30 21:07)