またマジ軽ロボのLED交換 [自転車]
普段乗っている自転車FELT SPEED50に付けた2つのマジ軽ロボAKW-3000のうち、一度も壊れていない方が点かなくなってしまった。 以前にもマジ軽ロボAKW-3000のLEDを交換したけれど、どうもこのロットのLEDは不良が多過ぎる。中国製の外れLEDを使ってしまったようだ。
片方が正常で実用上は問題無い為、切れているのに気が付いてから1か月以上放置してあった。
今夏から早朝走っているコースは高齢者の散歩コースにもなっていて、かなりの人数が歩いている。自転車と歩行者の通行区別があって白線も引かれているけれど、高齢者は全く御構い無しに自分の好きな所を歩いている。
高齢者は高音域が聞き取り難くなっていているのかベルを鳴らしても聞こえないらしく、近づいてもこちらの存在に気が付かない事が多い。しかも、日の出の時間が遅くなってきて周囲も暗くて見難くなっていくので、ライトで照らせばこちらの存在に気が付いてくれる可能性が高くなる。
そうなると、1灯よりは2灯の方が良いので、直す事にした。
まず、ボディ本体を分解して内部を取り出す。反射板のメッキがかなり剥がれている。
しっかりした筐体に見えるが、内部に雨が入ったらしい。樹脂のメッキは無電解メッキで、素人には修復は難しい。だから、ここはそのままとする。
基板を外すと、こちらにも雨で流れ込んだ埃が乾いてLEDの外側に白く固まっている。
画像左側がダメになったLEDだ。拡大すると、発光部分から表面に向かって黒い部分が立ち上がっているような状態になっている。
発光部を樹脂で封印してあるけれど、その封印が甘くて僅かな隙間から空気が侵入し、光って温度が上がった状態の時に発光部分に空気が触れて一気に酸化したのでは?と思う。ちなみに、正常な方を拡大すると、こんな感じ。
拡大用レンズに古いシマミを使っているのできっちりした写りにはならないものの、大まかな構造は分かると思う。
LEDを交換する前に、フォトダイオードを取り外す。
こうすると常時点灯の状態になる。マジ軽ロボ発売時は昼間ライトを点ける習慣が無かっただろうから、わざわざ明るさを検知してライトを消す回路が入っているけれど、今は昼間でも点いている方が好ましい。
LEDは以前購入してあったものの残りをそのまま使う。
日亜化学工業のNFSW036CTである。今回切れたのは1つだけだが、この際2つ共交換する。前回と同様、古いLEDを取り外し、新しいLEDを取り付ける。チップ部品用のハンダゴテがあれば良いが、生憎そういう物は持っていないので、普通のハンダゴテで古いLEDを無理矢理外す。
かなり無理して外したので、どれも壊れているけれど、再利用する訳じゃないから問題無い。
取り付けたLEDがコテの熱で駄目になっていないかどうかを念の為にチェックする為、乾電池を繋いで動作確認する。点灯しているのを分かり易くする為に、わざと露出を切り詰めて暗く写している。
2個ともちゃんと点いているのでOKだ。
本体は底面にフォトダイオード用の穴が開いているので、グルーガンで塞ぐ。
いい加減に作業したら、気泡が入っちゃった。(汗)
雨などが入り込まなければ良いので、このままで差支えない。後は元通り自転車に取り付けて完成である。
ライトが2つになって、以前よりは良くなった。
マジ軽ロボが発売された頃は、まだまだ豆電球とブロックダイナモの組み合わせが普通で、高価格帯の自転車のヘッドライトにようやくLEDが採用され始めた。ダイナモ不要というのは画期的だったし、実用になる程度の明るさがあったから、製品として成り立ったのだと思う。真っ暗な中を走るというのであれば1つでも十分、2つあればとても明るく感じる。
しかし、LumotecやDosunなどの明るいLEDライトが出てきている現在では、2つでもやはり「暗い」。高齢者に気付いて貰う為のライトなら、ある程度周囲が明るくなっても「自転車のライト」として認識できるような強い光が欲しいと感じる。こりゃー今後の検討課題ですねぇ。
片方が正常で実用上は問題無い為、切れているのに気が付いてから1か月以上放置してあった。
今夏から早朝走っているコースは高齢者の散歩コースにもなっていて、かなりの人数が歩いている。自転車と歩行者の通行区別があって白線も引かれているけれど、高齢者は全く御構い無しに自分の好きな所を歩いている。
高齢者は高音域が聞き取り難くなっていているのかベルを鳴らしても聞こえないらしく、近づいてもこちらの存在に気が付かない事が多い。しかも、日の出の時間が遅くなってきて周囲も暗くて見難くなっていくので、ライトで照らせばこちらの存在に気が付いてくれる可能性が高くなる。
そうなると、1灯よりは2灯の方が良いので、直す事にした。
まず、ボディ本体を分解して内部を取り出す。反射板のメッキがかなり剥がれている。
しっかりした筐体に見えるが、内部に雨が入ったらしい。樹脂のメッキは無電解メッキで、素人には修復は難しい。だから、ここはそのままとする。
基板を外すと、こちらにも雨で流れ込んだ埃が乾いてLEDの外側に白く固まっている。
画像左側がダメになったLEDだ。拡大すると、発光部分から表面に向かって黒い部分が立ち上がっているような状態になっている。
発光部を樹脂で封印してあるけれど、その封印が甘くて僅かな隙間から空気が侵入し、光って温度が上がった状態の時に発光部分に空気が触れて一気に酸化したのでは?と思う。ちなみに、正常な方を拡大すると、こんな感じ。
拡大用レンズに古いシマミを使っているのできっちりした写りにはならないものの、大まかな構造は分かると思う。
LEDを交換する前に、フォトダイオードを取り外す。
こうすると常時点灯の状態になる。マジ軽ロボ発売時は昼間ライトを点ける習慣が無かっただろうから、わざわざ明るさを検知してライトを消す回路が入っているけれど、今は昼間でも点いている方が好ましい。
LEDは以前購入してあったものの残りをそのまま使う。
日亜化学工業のNFSW036CTである。今回切れたのは1つだけだが、この際2つ共交換する。前回と同様、古いLEDを取り外し、新しいLEDを取り付ける。チップ部品用のハンダゴテがあれば良いが、生憎そういう物は持っていないので、普通のハンダゴテで古いLEDを無理矢理外す。
かなり無理して外したので、どれも壊れているけれど、再利用する訳じゃないから問題無い。
取り付けたLEDがコテの熱で駄目になっていないかどうかを念の為にチェックする為、乾電池を繋いで動作確認する。点灯しているのを分かり易くする為に、わざと露出を切り詰めて暗く写している。
2個ともちゃんと点いているのでOKだ。
本体は底面にフォトダイオード用の穴が開いているので、グルーガンで塞ぐ。
いい加減に作業したら、気泡が入っちゃった。(汗)
雨などが入り込まなければ良いので、このままで差支えない。後は元通り自転車に取り付けて完成である。
ライトが2つになって、以前よりは良くなった。
マジ軽ロボが発売された頃は、まだまだ豆電球とブロックダイナモの組み合わせが普通で、高価格帯の自転車のヘッドライトにようやくLEDが採用され始めた。ダイナモ不要というのは画期的だったし、実用になる程度の明るさがあったから、製品として成り立ったのだと思う。真っ暗な中を走るというのであれば1つでも十分、2つあればとても明るく感じる。
しかし、LumotecやDosunなどの明るいLEDライトが出てきている現在では、2つでもやはり「暗い」。高齢者に気付いて貰う為のライトなら、ある程度周囲が明るくなっても「自転車のライト」として認識できるような強い光が欲しいと感じる。こりゃー今後の検討課題ですねぇ。
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