別冊モーターサイクリストが休刊・・・ [バイク]
バイクに乗り始めて以来、毎月欠かさず買って読んでいた別冊モーターサイクリストが今月号No.423で休刊した。
思い返せば大学4年の時、卒業研究で遅くなるとバスに間に合わず帰宅のアシ確保が難しい事が発端となり、友人E氏からホンダのスクーターEvePax（グリーン）の中古を3万円で譲り受けたのがバイクとの出会いであった。
それまでは何処へ行くにも名鉄バス・名鉄・国鉄（！）で、片道10km程なら交通費節約の為に自転車で行くという以外に移動の手段が無かった。
だから、時間を気にしなくて済み、体力との相談も不要、坂道をゼーゼー言いながら立ち漕ぎする必要も無いというのは、例え30km/hという速度制限があっても、目から鱗どころかそれまでとは全く別の世界に足を踏み入れたような気分になったのを今でもはっきりと思い出す。
片道50km前後のスクーター通学に切り替えて２ヵ月ほど経ち自動車の中をトロトロ走るのに慣れてきた頃、通学でいつも通っていた国道155でネズミ捕りに引っかかってしまい、「交通量の多い国道を50ccで走るのは危ない、これじゃいつ免停になってもおかしくない」と考えて自動二輪中型免許を取得した。が、バイクに関しての知識が全くないので、本屋でバイク雑誌を物色して自分に合いそうな「月刊BikeGuide（現在のバイクタイム東海）」と「別冊MOTORCYCLIST」（以後「別冊」と略記）を購入、隅から隅まで何度も読み返した。
半月後、月刊バイクガイドに載っていたGPZ250R（白／赤）の中古を国道22沿いのお店で購入。翌日からGPZ通学となった。
バイク通学になる前の3年間はバス・電車・地下鉄・バスと乗り換えが多くて、接続が上手く行けば2時間、昼間のダイヤが少ない時間帯だと2時間15分程度掛かっていた。
50ccの通学では片道1時間45分で、短縮される時間は僅かでしかなかったが、時計と時刻表を睨めっこする必要が無いし、必ず座れる（これ、とっても重要！）し、寄り道するのも簡単。発車時間に縛られない自由な感覚はとっても新鮮で、憂鬱な通学時間が楽しいプチツーリング時間に大変身！という感じであった。
GPZ通学だと片道1時間20分となって大幅な時間短縮となったが、それよりも、車の流れに乗って走ってもネズミ捕りにビクビクしなくても済む方が嬉しかった。休講などでいつもより早く学校を出た時は、地図を見ながらあちこち走ってみたりして、本当に毎日がツーリングみたいになっていた。ただ、雪に降られた日は流石にバイクという訳には行かず、以前のように2時間かけて大学まで通ったが。
その後もその2冊は毎月欠かさず買っていたが、NECに就職した際に同輩から「OutRiderも面白いよ」と聞かされた。自宅周辺の本屋では扱っていなかったので、通勤で通過する名古屋や栄の本屋で探して購入、その内容が気に入ってそちらも欠かさず買っていた。
就職した当時はバイクブームが大きくなりつつあった時期で、その後リッターバイクの逆輸入が増えた事もあってブームがどんどん大きくなり、BIG MACHINEなどの月刊誌が相次いで発刊され、南海部品岐阜店がオープンするなど、バイクに関する色々な事が全て良い方向へと突き進んでいた。
しかし、ブームが終わり、バイク三無い運動の副作用長期化・近年の少子化・収入格差の激化等でバイク人口は減る一方。その割にはバイク月刊誌は減らなかったので「マスコミが騒ぐほどにはバイク人口は減っていないのかなぁ」なんて思っていた。が、OutRiderが休刊となってブーム終焉を実感、その後しばらくして月刊BikeGuideも突然廃刊となって唖然。
「いよいよ淘汰が始まった」と感じたが、後にOutRiderは出版元を替えて復刊、月刊BikeGuideも出版元を替えて誌名をBIKETIME東海に変更して発刊となったので、「リターンライダーも増えているし、軽二輪の販売も上向いているそうだから、これ以上悪くはならないだろうな」と思っていたから、まさか別冊が休刊するとは思いもしなかった。
このままBIKETIME東海だけに絞っても良いのだが、別冊の人気連載は同一出版元のMOTORCYCLISTとOld-timerに引き継がれるというので、試しにまずはMOTORCYCLISTの先月号と今月号を購入して読んでみた。
全部読み終わっての感想は、一言「今後は多分買わない。」
確かに今月号は「リニューアル」と称して引き継がれた別冊の記事が出ていたが、それ以外の記事はどうも「無理矢理話題を作り出した」という感じが否めず、編集方針が別冊とは全く違うので拙者には合わない。
もう一つのOld-timerは本屋で少し立ち読みした程度だが、四輪の内容が大半を占めているので拙者には向かない。
復刊したOutRiderは休刊前と殆ど変わらない内容だが、以前ほどには興味を惹かれなくなった為、現在は購入していない。
BIG MACHINEやMOTOMENTENANCEなどは気になる内容が出ている時だけ購入しているけれど、当分はBIKETIME東海のみ購入という形に落ち着きそうだ。
思い返せば大学4年の時、卒業研究で遅くなるとバスに間に合わず帰宅のアシ確保が難しい事が発端となり、友人E氏からホンダのスクーターEvePax（グリーン）の中古を3万円で譲り受けたのがバイクとの出会いであった。
それまでは何処へ行くにも名鉄バス・名鉄・国鉄（！）で、片道10km程なら交通費節約の為に自転車で行くという以外に移動の手段が無かった。
だから、時間を気にしなくて済み、体力との相談も不要、坂道をゼーゼー言いながら立ち漕ぎする必要も無いというのは、例え30km/hという速度制限があっても、目から鱗どころかそれまでとは全く別の世界に足を踏み入れたような気分になったのを今でもはっきりと思い出す。
片道50km前後のスクーター通学に切り替えて２ヵ月ほど経ち自動車の中をトロトロ走るのに慣れてきた頃、通学でいつも通っていた国道155でネズミ捕りに引っかかってしまい、「交通量の多い国道を50ccで走るのは危ない、これじゃいつ免停になってもおかしくない」と考えて自動二輪中型免許を取得した。が、バイクに関しての知識が全くないので、本屋でバイク雑誌を物色して自分に合いそうな「月刊BikeGuide（現在のバイクタイム東海）」と「別冊MOTORCYCLIST」（以後「別冊」と略記）を購入、隅から隅まで何度も読み返した。
半月後、月刊バイクガイドに載っていたGPZ250R（白／赤）の中古を国道22沿いのお店で購入。翌日からGPZ通学となった。
バイク通学になる前の3年間はバス・電車・地下鉄・バスと乗り換えが多くて、接続が上手く行けば2時間、昼間のダイヤが少ない時間帯だと2時間15分程度掛かっていた。
50ccの通学では片道1時間45分で、短縮される時間は僅かでしかなかったが、時計と時刻表を睨めっこする必要が無いし、必ず座れる（これ、とっても重要！）し、寄り道するのも簡単。発車時間に縛られない自由な感覚はとっても新鮮で、憂鬱な通学時間が楽しいプチツーリング時間に大変身！という感じであった。
GPZ通学だと片道1時間20分となって大幅な時間短縮となったが、それよりも、車の流れに乗って走ってもネズミ捕りにビクビクしなくても済む方が嬉しかった。休講などでいつもより早く学校を出た時は、地図を見ながらあちこち走ってみたりして、本当に毎日がツーリングみたいになっていた。ただ、雪に降られた日は流石にバイクという訳には行かず、以前のように2時間かけて大学まで通ったが。
その後もその2冊は毎月欠かさず買っていたが、NECに就職した際に同輩から「OutRiderも面白いよ」と聞かされた。自宅周辺の本屋では扱っていなかったので、通勤で通過する名古屋や栄の本屋で探して購入、その内容が気に入ってそちらも欠かさず買っていた。
就職した当時はバイクブームが大きくなりつつあった時期で、その後リッターバイクの逆輸入が増えた事もあってブームがどんどん大きくなり、BIG MACHINEなどの月刊誌が相次いで発刊され、南海部品岐阜店がオープンするなど、バイクに関する色々な事が全て良い方向へと突き進んでいた。
しかし、ブームが終わり、バイク三無い運動の副作用長期化・近年の少子化・収入格差の激化等でバイク人口は減る一方。その割にはバイク月刊誌は減らなかったので「マスコミが騒ぐほどにはバイク人口は減っていないのかなぁ」なんて思っていた。が、OutRiderが休刊となってブーム終焉を実感、その後しばらくして月刊BikeGuideも突然廃刊となって唖然。
「いよいよ淘汰が始まった」と感じたが、後にOutRiderは出版元を替えて復刊、月刊BikeGuideも出版元を替えて誌名をBIKETIME東海に変更して発刊となったので、「リターンライダーも増えているし、軽二輪の販売も上向いているそうだから、これ以上悪くはならないだろうな」と思っていたから、まさか別冊が休刊するとは思いもしなかった。
このままBIKETIME東海だけに絞っても良いのだが、別冊の人気連載は同一出版元のMOTORCYCLISTとOld-timerに引き継がれるというので、試しにまずはMOTORCYCLISTの先月号と今月号を購入して読んでみた。
確かに今月号は「リニューアル」と称して引き継がれた別冊の記事が出ていたが、それ以外の記事はどうも「無理矢理話題を作り出した」という感じが否めず、編集方針が別冊とは全く違うので拙者には合わない。
もう一つのOld-timerは本屋で少し立ち読みした程度だが、四輪の内容が大半を占めているので拙者には向かない。
復刊したOutRiderは休刊前と殆ど変わらない内容だが、以前ほどには興味を惹かれなくなった為、現在は購入していない。
BIG MACHINEやMOTOMENTENANCEなどは気になる内容が出ている時だけ購入しているけれど、当分はBIKETIME東海のみ購入という形に落ち着きそうだ。
別冊の方が好きでした！
by たくや (2015-05-10 17:59)
たくやさん
そういう方って結構多いと思のでは？と思うんですが、「別冊」という立場だと本誌よりも弱いのかなー、て。
by Rifle (2015-05-11 07:54)