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フィルムケースを使ったボタン電池入れ [電子回路]

 ボタン電池を使う時計が壊れた為、まだ使えるボタン電池LR44が2つになってしまった。
 また、最近までお散歩カメラとして常時持ち歩いていたローライ35の電源は水銀電池MR9(またはH-D)だが、GS645に切り替えてからは殆ど使っていないので、電池を取り出したが、その電池を保管する入れ物が無い。
 そこで、LR44を1個だけ入れていたフィルムケースを流用することに。
フィルムケースをボタン電池入れにする
画像左下側の小さな2つがLR44、上側左が既に生産が終了している水銀電池MR-9、その右側はLR44をMR-9サイズに変換するスペーサーだ。スペーサーは単に金属の削り出しで作られており、電圧を調整する機能は無い。
 MR-9は1.35V、LR44は1.5Vで0.15Vの違いがある。その為、LR44とスペーサーの組み合わせだと、カメラによっては露出が適正から少し外れる場合もあるけれど、これは簡単に修正出来る。露出計が電源電圧に依存しているのだから、適当な抵抗を直列に入れて電圧を調整すれば良い。

 まず、内部の仕切りを造る。材料は、電気を通さず、ある程度固い物なら何でも良い。部屋を見回していて、ゴミ箱に入れようとしていたブリスターパックの透明樹脂が目に付いた。
ブリスターパックの蓋を廃物利用
AC100Vの延長コードが入っていたパックだ。高さがフィルムケースにちょうど良さそう。
ブリスターパックの高さはフィルムケースの高さに近い
そのまま側面を適当に切り出し、形を整える。
ブリスターパックから適当に切り出す
フィルムケース内側のサイズに合わせて大きさを調整して、すんなり入るようにする。
フィルムケース内部にぴったり入るように調整する
切り出した板の真ん中に互い違いに切れ込みを入れて、十字の形に組む。
切れ込みを入れて十字に組む
それをフィルムケースに入れれば、ボタン電池入れは完成である。
フィルムケースを流用したボタン電池入れの完成
これでボタン電池があちこち転がり回るのが防げるし、万一液漏れしても周囲に流れ出したりしない。

 フィルムケースはフィルムを買わないと手に入らないが、自宅には100個程あるので、当分は困らないねぇ。(笑)
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