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伊勢和紙会館へ [カメラ]

 2月14日から3月13日までの間、伊勢和紙ギャラリーで三輪薫先生と「わの会」の中のグループ「風」の作品展が行われている。
伊勢和紙会館のイベント案内葉書
早く行きたかったのだが、2月から3月上旬まで本当に色々な事象が発生してまとまった時間が取れず、終了間近の11日になって漸く行く機会が得られた。子供は学校で授業があるので、家族3人で出掛けた。

 朝8時15分過ぎに自宅を出発し、県道175・県道193・濃尾大橋と進んで岐阜県に入り、県道151・県道18・羽島大橋と走って長良川を渡る。県道23に入ると信号は殆ど無いから快適だ。国営木曽三川公園の交差点から油島大橋を進んで三重県に入る。国道258を南下し、出発して1時間と少々で桑名東ICに着き、東名阪道に入る。
 金曜日の午前中なのに交通量はかなり多い。平日だからか、大型トラックや商用バン、営業車両と思しきリッターカーが目立つ。電光表示板に「四日市-鈴鹿 渋滞3km 10分」と出ている。「えー?9時半をだいぶ過ぎてるのに、まだ渋滞??じゃぁ、既に1時間以上走ってるし、小休止するか」と大山田PAに入る。

 15分ほど休憩してから走り出すと、相変わらず電光表示板には同じ内容が表示されているけれど、何処も渋滞することなく鈴鹿ICを通過。「どうなってんの?」と思いながら走っていたら、白いレクサス(セルシオ)の覆面パトが餌にありついていた。危ないアブナイ。
 時折遅い車を抜かしながら、且つ、覆面に注意しながら先へと進む。亀山JCTを過ぎると交通量が一気に減って走り易くなる。「おぉ、こりゃー走り易い」とややスロットルペダルを踏み足たそうとしたら、視界前方に違和感が。今度は黒いクラウンの覆面パトが餌に噛み付いたところだった。あっぶねぇ。(汗)
 その後も慎重に慎重に慎重に進む。ICを通過する度に交通量はどんどん減って行く。「交通量は人口に比例するんだなぁ」なんて考えながら走り、伊勢西ICで降りる。流石に伊勢神宮周辺は交通量が多い。県道22を北上し外宮を横目で見ながら通り過ぎたら路地を右折すれば伊勢和紙会館が見えてくる。駐車スペースに車を止めたら11時少し前だった。

 早速ギャラリーに入って作品群を鑑賞する。パリの作品は20年ほど前に撮影されたものだそう。確かに、写り込んでいる自動車を見ると2世代以上古いモデルばかりだ。一枚だけがモノクロフィルムで撮影されていて、他は全てカラーポジからモノクロに変換した作品だそう。
 自分が撮影したカラー作品をモノクロ化すると締まりの無い風景になってしまうし、どうしても色のある風景とモノクロの風景を分けて考えてしまうが、三輪先生の作品にはそういう部分が無い。凄いなぁ。
# 感心するだけでなく、勉強せねば...。(汗)
 「風」の作品も、メンバーが凄腕の方ばかりだから「流石!」というものばかりだ。
# 駄作を量産している拙者とはエライ違いだ...。(冷汗)
 一部の方を除いて皆さんデジタルだが、作品を見ているとそういう事は意識に上って来ない。伊勢和紙の表面のザラツキを生かした作品もあったりして「そうか、この和紙はこうやって使うのか!」と新たな視点を教えられたりする。
# ただ、「分かる」からと言って「出来る」訳ではないんですけどねぇ。(滝汗)

 タップリ鑑賞したら、別棟の伊勢和紙会館に移動し、三輪先生のバイテン(8x10)のモノクロの作品を鑑賞する。
 バイテンだと本当に細かい部分まで再現されるので、理屈では分かっていても作品を目の前にすると圧倒されてしまう。
# バイテン含めて大判システムを手放したのは失敗だったかなぁ。(溜息)
元となるフィルムのサイズが大きいので、一部をトリミングした作品でも35mmや中判では太刀打ちできない再現性というかキメ細かさが出ていて、改めて凄いなぁと思う。説明していただいた社長が「引き伸ばすと、見えないものまで見えてきます」と仰っていたが、将にその通り!!である。
 タップリ1時間拝見してからお暇する。

 来た道を戻って伊勢西ICから伊勢道に入る。既に12時を過ぎているので、嬉野PAに入って昼食とする。拙者は伊勢うどんにした。
嬉野PAの伊勢うどん
もちもちした食感の麺に濃い目の醤油系統の味付けだ。この味が結構好きだったりする。
 食べ終わったら再び走り出すが、亀山JCTのだいぶ手前で白いレクサス・セルシオの覆面パトが餌を食べている...アレッ、あのセルシオって午前中に見た覆面じゃないのぉ?クワバラクワバラ。
# 覆面パトは雷かぃ?(笑)
 慎重に慎重に慎重に慎重に進む。亀山JCTからは交通量が3倍以上に増え、かなり走り難くなる。進むに連れて交通量はどんどん増え、四日市ICを過ぎる頃には追い越しなんて全く不可能な状態に。四日市JCTを過ぎても状態は変わらず、車線を変更するのも難しいほどで、実に走り難い。桑名東ICで東名名阪道を降り、朝来た道をそのまま戻る。
 午後の早い時間だからなのか交通量は少なく、遅い車を抜かしつつ順調に進み、自宅には15時少し前に無事到着。予想よりもだいぶ早く帰って来られた。

 久し振りに写真展を見に行ったが、「やっぱ実際の作品を見るのは重要だぁ」と思う。写真雑誌などでも作品鑑賞は出来るけれど、雑誌の紙面という限られた面積では伝わらない部分も少なくないように感じる。これからも、出来る限り写真展には足を運ぼう。
# それにしても、伊勢道も東名阪道も、覆面パトが増えたねぇ。(溜息)
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Take-Zee

こんばんは!
シンプルなうどんですが、美味そうですね。

by Take-Zee (2016-03-14 19:40) 

Rifle

Take-Zeeさん
このモチモチした食感は、他ではお目に掛かったことが無く、初めて食べた時は一寸不思議でしたが、今は結構好きです。
by Rifle (2016-03-14 22:29) 

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