室内が88.2度！？：ナンチャッテ技術者の凸凹日記：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

室内が88.2度！？　[雑感] [編集]

　自宅の居間には、温度計が2つある。

一つは昔ながらのアルコール温度計、もう一つは30年ほど前に購入したデジタル温度計である。アルコール温度計だけでもそれ程不都合は無いのだけれど、冬に時々「へ？そんなに高い温度？？？」と思うことがあり、部品箱の中で惰眠を貪らせていたデジタル温度計を横に並べた。
　冬に温度が高めに出るのは、暖房で部屋の上の方の空気が温かいから。人間は地上に近い畳の上に座っていて、足元の温度は低め。だから温度計が高く表示するように感じた、というのが本当のところ。だから、デジタル温度計のセンサー部は畳に座った時に人間の脇の下辺り、アルコール温度計よりも少し低い位置にしている。

　我が家はタンク一体型太陽熱温水器をお風呂用に使っている。今の時期はその温水が60度以上の高温になるので、そのまま風呂に入れたら熱過ぎる。だから水を混ぜるけれど、加減を間違えるとぬるいお風呂になったりして、その日によってお風呂の水温がまちまちだった。
　デジタル温度計のセンサー部は1mほどのケーブルで繋がっていて、センサー部は防水仕様。妻が温水器の湯と水を混ぜて温度調節する時に、このデジタル温度計を使うようになった。それ以来、我が家のお風呂はいつも温度が一定で、入った途端に「うわっ、ヌルイ！」ということは無くなった。

　先日、やや遠い位置から何気なくデジタル温度計を見ると「えぇっ、88.2度！？？？」

いくら夏で厚いとは言っても冷房していて、体感的にも28度程度しかない。「おっかしぃなー、カ氏表示に変わっちゃったか？」
# カ氏（華氏）は「セ氏の温度×1.8+32」で計算すればOK。
でも、28度をカ氏に換算しても82度F程度にしからなない。近づいてアルコール温度計を確認すると29度と少しだ。

1度上がってもカ氏は2度弱しか変化しない。「変だなぁ？」と想いながら近づいてよく見たら、逆さに置いてあった。（笑）元に戻せば、ちゃんと正しい値で読める。

妻が風呂の調節に使った後、置く時にたまたま上下逆になっていたらしい。
　近い位置で見れば、「TEMP」やセ氏表示が右隅にあるのが分かるけれど、離れた位置では見えず逆に置いてあるのに気が付かなかった、という訳だ。

　温度が高かったのは、逆に置いてあるのに気が付かなかった「拙者の頭」だったようで...。（汗）