ソーラー式LEDイルミネーションライトの修理(その1) [電子回路]
10ヶ月ほど前に2つ購入して使っていたKEYNICEのソーラーLEDイルミネーションライトは、1つが晩夏の台風の後に点灯しなくなってしまった。
「中の充電池が駄目になった?でも、それにしては一寸劣化が早過ぎるよなぁ?」とりあえず分解して調べることに。
本体とLEDケーブルは一体型で屋外の天井に設置してあるため、そのままでは調べる事が出来ない。仕方なく配線を本体近くの位置で切断し、110型ギボシを付けて接続できるようにした。
本体は裏側にネジが見えている。
ネジ4本を外せば簡単に蓋が外れる。
中に入っている電池は単三型のニッケル水素電池で、容量は1200mAh。同サイズのエネループは1900mAhだから、容量はかなり控え目である。
外観に問題はないので、試しに充電してみたら普通に充電できるし、容量も減っている様子はない。だから、この電池は原因ではない。
次に、回路の基板を確認する。こちらの面はスイッチ2つと抵抗1本だけだ。
裏側に主要な部品が並んでいる。
試しに乾電池1本を繋いで見ると、正常に動作する。ということは、基板に不具合は無い。
そうなると、残るはソーラーパネルだ。まず、正常に動いている方のソーラーパネルの出力を測ってみた。
開放時の電圧は2.2Vほど。
薄曇りの時に計測したので短絡電流は100mAだが、晴天なら恐らく200mA一寸は出せる筈。
動かない方のソーラーパネルを測ったら...「0」、そりゃぁ電源が無きゃ動かんわなぁ。(笑)1年も経たないうちに駄目になるなんて、流石「大陸品質」だ。(滝汗)
「そういえば、同じようなパネルがあった筈」と部品箱を見たら、直ぐに出てきた。
2年程前、名古屋・アメ横の部品屋さんで見かけて「動作テスト用電池の代わりに」と考えて購入した物で、ここ1年程は出番が無くて部品箱の中で眠らせていた。電圧・電流共に、壊れたパネルとほぼ同じだ。
比べると、サイズは少々違うけれど電池の面積は同じだ。
なので、これを流用することに決定。そのままでは配線がやり難いので、向きを変えて半田付けし直した。
ソーラーパネルは筐体に樹脂で封入されているので取り外すのは一寸無理っぽい。面倒なので、パネルの上にそのままボンドで貼りつける。
24時間以上待ってボンドが硬化したら、筐体に小さい穴を開けて配線する。
そのままでも恐らく問題はないだろうが、念の為にグルーガンで周囲を軽く防水しておいた。
配線の穴も同様に処理しておく。
グルーは太陽熱で接着力が弱くなる事もあるので、更にタイラップ(結束バンド)で外れないように固定する。
これで作業は完了である。
今までベランダの手摺に置いてあったが、屋根や建物の影などがあって陽の当たっている時間が一寸短かった。そこで、今回線を切断した序でにLEDとの接続線を2m弱継ぎ足し、ベランダから1階屋根瓦に届くようにした。
直したばかりなので、本当にちゃんと動くかどうかは数日経ってみないと判らない。
また、これを書いている最中に「そういえば、イルミネーション動作中の電流とか、充電中の電流って測ってないな」と気が付いた。現状では何時間充電したら何時間点くのかは不明。別に分からなくても支障は無いのだけれど、何となく気になる。そのうちに測ってみようかな。(笑)
(続く...?)
「中の充電池が駄目になった?でも、それにしては一寸劣化が早過ぎるよなぁ?」とりあえず分解して調べることに。
本体とLEDケーブルは一体型で屋外の天井に設置してあるため、そのままでは調べる事が出来ない。仕方なく配線を本体近くの位置で切断し、110型ギボシを付けて接続できるようにした。
本体は裏側にネジが見えている。
ネジ4本を外せば簡単に蓋が外れる。
中に入っている電池は単三型のニッケル水素電池で、容量は1200mAh。同サイズのエネループは1900mAhだから、容量はかなり控え目である。
外観に問題はないので、試しに充電してみたら普通に充電できるし、容量も減っている様子はない。だから、この電池は原因ではない。
次に、回路の基板を確認する。こちらの面はスイッチ2つと抵抗1本だけだ。
裏側に主要な部品が並んでいる。
試しに乾電池1本を繋いで見ると、正常に動作する。ということは、基板に不具合は無い。
そうなると、残るはソーラーパネルだ。まず、正常に動いている方のソーラーパネルの出力を測ってみた。
開放時の電圧は2.2Vほど。
薄曇りの時に計測したので短絡電流は100mAだが、晴天なら恐らく200mA一寸は出せる筈。
動かない方のソーラーパネルを測ったら...「0」、そりゃぁ電源が無きゃ動かんわなぁ。(笑)1年も経たないうちに駄目になるなんて、流石「大陸品質」だ。(滝汗)
「そういえば、同じようなパネルがあった筈」と部品箱を見たら、直ぐに出てきた。
2年程前、名古屋・アメ横の部品屋さんで見かけて「動作テスト用電池の代わりに」と考えて購入した物で、ここ1年程は出番が無くて部品箱の中で眠らせていた。電圧・電流共に、壊れたパネルとほぼ同じだ。
比べると、サイズは少々違うけれど電池の面積は同じだ。
なので、これを流用することに決定。そのままでは配線がやり難いので、向きを変えて半田付けし直した。
ソーラーパネルは筐体に樹脂で封入されているので取り外すのは一寸無理っぽい。面倒なので、パネルの上にそのままボンドで貼りつける。
24時間以上待ってボンドが硬化したら、筐体に小さい穴を開けて配線する。
そのままでも恐らく問題はないだろうが、念の為にグルーガンで周囲を軽く防水しておいた。
配線の穴も同様に処理しておく。
グルーは太陽熱で接着力が弱くなる事もあるので、更にタイラップ(結束バンド)で外れないように固定する。
これで作業は完了である。
今までベランダの手摺に置いてあったが、屋根や建物の影などがあって陽の当たっている時間が一寸短かった。そこで、今回線を切断した序でにLEDとの接続線を2m弱継ぎ足し、ベランダから1階屋根瓦に届くようにした。
直したばかりなので、本当にちゃんと動くかどうかは数日経ってみないと判らない。
また、これを書いている最中に「そういえば、イルミネーション動作中の電流とか、充電中の電流って測ってないな」と気が付いた。現状では何時間充電したら何時間点くのかは不明。別に分からなくても支障は無いのだけれど、何となく気になる。そのうちに測ってみようかな。(笑)
(続く...?)
「とりあえず分解」もよく登場しますね(^_^;)
にしても、代替品を何でもお持ちですよね(゚o゚;)
by middrinn (2018-11-30 07:43)
middrinnさん
外から見てても何も分からないですから。(^^;)
今回はたまたま同規格のパネルを持っていたんです。まぁ、この手の製品は殆どが(かの大陸では)汎用的な規格の部品なので、部品屋さんやネット上でも大抵簡単に見つけられます。ただ、部品の信頼性は余り無くて本当に直るかどうかは別、ですけど。(--;)
by Rifle (2018-11-30 08:12)
これ庭に欲しかったんですが~
牛君が 虫が集まって~それを食べに
蛙が来て~それを食べに蛇がくる~と
言い・・・つけてません・・・(/_;)
by みうさぎ (2018-12-02 10:42)
みうさぎさん
LEDは紫外線出さないし光量も知れてますから、虫が集まってくることは無いと思いますよ。蛇さんも冬眠してるでしょうし。(^^;)
by Rifle (2018-12-02 12:44)