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ソーラー駆動の猫人形を修理(その1) [電子回路]

 居間の机の上に置いてあったソーラーモジュールで動くごろ寝招き猫の人形が壊れてしまった。
壊れてしまった猫の人形
机の上にあった物が一斉に落ちた時、一番下になったこの人形が重さに耐えきれず割れてしまったらしい。
 この人形は子供がリサイクルショップで購入したそうだが「確か百円もしなかった筈」と。家族は「もう捨てたら」と言うのだが、拙者は「直す!」

 分解に取り掛かる。隙間からペーパーナイフを差し込んでゆっくり抉る。
ペーパーナイフで抉る
接着されていないので、すんなり外れた。内部には小さな基板とコイルが入っている。ソーラーパネルの裏側に、引掻いたような一寸深い傷があるけれど、発電能力には影響が無いようだ。
内部には基板とコイルがある
ソーラーパネルと並列に繋がっている電解コンデンサは16V470μFの大容量だ。
コンデンサの容量は16V470マイクロファラッド
人形の可動部の底には磁石が付いている。
人形の可動部の底に磁石が付いている
土台と人形は嵌め込まれているだけなので、簡単に外せた。
人形を土台から外したところ
人形本体は接着されていたようで、力ずくで分解した。
人形を分解したところ
折れた可動部を取り出す。
折れた可動部
折れた部分をボンドで接着し、丸一日放置する。
折れた手をボンドで接着中
ところが、接着面積が狭過ぎたみたいで、うまく接着できなかった。そこで、改めてプラリペアで接着し直した。
再度プラリペアで接着中
完全に硬化するまで丸一日放置する。

 接着の間に、人形を載せる台に手を加えて猫の人形も載るようにする。
人形を載せる台を追加したところ
猫の人形よりも一足先に「ゆらゆらソーラークマちゃん」が我が家に来ていて、子供がクリップを利用して作った台の上に載せられていた。台が出来た後に猫の人形が来た為、台に載せる部分が無かったのである。
 コイルは接着されていたが机から落ちた際の衝撃で外れたみたいなので、改めて土台に接着しておく。
コイルを土台に接着したところ

 硬化してから組み立てに取り掛かる。
組み立てに取り掛かるところ
可動部を挟み込んで、
人形に可動部を組み込んだところ
ボンドで接着する。
ボンドで接着中
やはり丸一日放置して硬化してから土台に組み込む。
猫の人形を土台に取り付けたところ
回路のある土台と組み合わせて完成である。
組み立て終わったところ
ところが、赤い土台の部分は、しばらくすると何故か浮き上がってきて隙間が増えてしまう。「きちんと嵌ってないのか?」と、改めて指で土台の上下を「キュッ」と挟んだら「パキッ」という嫌な音がした。「??...(@@;)...。」

(続く)
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middrinn

そら、見たことかヽ(`д´ ヽ)という御家族のドヤ顔を想像(^_^;)
いや、次回、原因も判明し、簡単に直しちゃうのかしら(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-05-21 08:37) 

Rifle

middrinnさん
「パキッ」は家族には内緒ナイショですよん。(^^;)でも、何回聞いてもこの音は嫌ですねぇ。
一時期はどーなる事かと凹みましたけど、何とか解決できました。(^^)v詳細は次回で!
by Rifle (2019-05-21 08:58) 

みうさぎ

おはよう~ございます~
前記事 Rifleさま?
えええっ若いなぁ体型が幼く見える
お得ですよん~お腹出てません~大丈夫です~
パッキ~良い音ですわねぇ
解決した模様ですが~
その訳はなんでしょうかぁ?
楽しみ~楽しみですっ
(^^♪

by みうさぎ (2019-05-21 09:05) 

Take-Zee

こんにちは!
ついに失敗か・・
でも、さすが直ったようですね・・!
詳細は次回ですね。

by Take-Zee (2019-05-21 09:32) 

Rifle

みうさぎさん
改めて画像を見ると、確かに幼い感じがしますね。まぁ、頭ん中も似たようなもんですけど。(^^;)
音がした時は焦りましたけど、まぁ何とかなりました。乞うご期待!(笑)

Take-Zeeさん
音を聞いた瞬間「げげげっ!」でしたが、種明かしは次回で。(笑)
by Rifle (2019-05-21 09:57) 

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