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ER-6nにデサルフェータ取り付け [バイク]

 ER-6nは乗る機会が少ない上に、中国肺炎(コロナウィルス・武漢ウィルス)のお陰で更に乗らない状態になってしまっている。バッテリーは太陽電池パネルで常時充電しているけれど、そのパネルが先日の強風で倒れてしまった。
倒れたソーラーパネル
自動車バッテリー充電用のパネル(画像奥)は重さが結構ある為、フレームを金属金具で固定してあるけれど、バイク用は軽いので細い針金で適当に固定してあっただけだった。だから、倒れてしまったのである。(汗)
 晴れた穏やかな日を狙って壁によじ登り、倒れないように針金で近くの金具にしっかり固定した。
固定し直したところ
台風のような強い風が直撃しない限りは大丈夫...多分ね。(汗)

 先月にバッテリーを交換したばかりだが、バッテリーが弱る前にデサルフェータを取り付ける事にする。
 劣化して電圧があまり上がらなくなってからデサルフェータを取り付ける人が多いみたいだけれど、新品でも製造から実際に使われるまでの間に負極板に硫酸鉛が付着して不活性化が進んでいたりするので、取り付けるのなら早い方が良い。
 デサルフェータは市販品だとやたらと高いのが多くて購入を躊躇っていたけれど、だいぶ前の話だけれどオークションに自作品が安く出ていたので購入しておいた。
購入したデサルフェータ
準備できたら作業開始、ER-6nのシートを外す。
シート下にバッテリーがある
バッテリーと比べるとデサルフェータはかなり小さい。
デサルフェータは小さい
取り付けたら配線がギリギリで、デサルフェータ本体は宙に浮いた状態となった。
取り付けたところ
デサルフェータ本体はとても軽く、このまま固定しなくても恐らく大丈夫そうな感じ。走行中の振動がどう影響するのか気になるけれど、問題が起きたらその時に考える事にする。

 デサルフェータの配線がやたらと短いけれど、それには当然理由がある。
 硫酸鉛を電極から剥がすには、高い周波数を含んだ高電圧パルスをバッテリーの電極に流し込む必要がある。
 硫酸鉛の共振周波数は2MHzから6MHz位(結晶の厚み等、物理的条件で大きく変動)なので、かなり高い周波数となる。それに、バッテリー基準電圧12.8Vの数倍の電圧パルスでないと効果が出ない。
 高い周波数成分を含んでいるので、配線が少し長くなるだけでも激しく減衰してしまい、バッテリーに届く頃には波形が小さくなってしまう。それではロスが多いので、まともな設計の物は配線が短いのである。

 これでバッテリーは10年程度は問題無く使える筈。問題は、いつになったらバイクで自由に走り回れるようになるか、だな。(汗)
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コメント 2

tama

残念!トゥインゴのバッテリーを上げる前に知りかったー。
これってバッテリーの性能がある程度落ちてきてから着けても効果はあるんでしょうか?

by tama (2020-04-26 12:32) 

Rifle

tamaさん
勿論、古いバッテリーでも効果はあります。
バッテリー劣化は硫酸鉛が負電極を覆って起電力が落ちるというのが大半なので、デサルフェータを付けて充電すればかなりの割合で回復すると思いますよ。
by Rifle (2020-04-26 17:16) 

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