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手術 [雑感]

 今は、日帰り手術の後帰宅し数時間ほど休んだところである。切開した部分には違和感を感じるが、麻酔が効いているし、明日まで麻酔薬を使い続けるので、痛むことは無いだろう。

 鈴鹿へ転居した友人宅へ午後お邪魔して談笑した後、帰宅しようと鈴鹿ICまで行ったら、高速道が渋滞していてIC近くからでも並んでいるのが見える状態だった。「こりゃ、下道で渋滞区間を抜ける方が早い」と直感、すぐさま近くの田舎国道へと進んだ。
 ところが、四日市付近でその国道も、よりによって一番幅の狭い区間が工事で大渋滞。バイクでもすり抜け出来ない状態だったんで車達と仲良く(?)一緒に渋滞し(!)ていた。待つこと20分以上、ようやく動き出し「やれやれ」と思ったのも束の間、左に傾斜している路面で脇の道から車が飛び出して来て、危うく事故になりそうだった。
 幸い咄嗟の回避行動で無事だったものの、10kg以上のダイエットで足付きが極端に悪くなっていたのを一瞬無理に右足を着いたのが悪かったようで、翌日から右足付け根の少し上の辺りが何かの拍子に「イテテテテテテテテテテ...」と痛むようになった。何かで体を動かした拍子に足が攣ったような激しい痛みが突然襲ってくるのだが、どう動かせば痛むのかが全く推測が付かないし、痛みの無い時は全く何も無いので不思議な感じがする。

 初めのうちは「酷い筋肉痛になっちまったなー」と思っていたが、一週間経っても何かの拍子に強い痛みが襲ってくるので「こりゃ変だぞ?」と感じ、近くの整形外科で診て貰ったら「うーん、状況と痛む場所からして、恐らく鼠径ヘルニアでしょう。もう5日ほど様子を見て未だ痛むようだったら外科へかかって下さい。鼠径ヘルニアなら手術しないと根本的には治らないですね」と言われてしまった。病名は知っていたが、まさか自分がそうなるとはねぇ。
 整形外科の言う通り5日程経っても突然来る痛みは変わらないし、日が経つにつれて夕方になるほど痛む回数が増えてきた。それに、お腹の右下の方が何となく膨れているような感じになる。一般に云われている鼠径ヘルニアの症状と全く同じである。「こりゃぁ、さっさと外科に行かねば」。

 ネット上で外科を探していたら、名古屋駅近くの外科で日帰り手術を実施しているところを見つけ、早速その外科へ行って診て貰う。診断は「外鼠径ヘルニア」だった。医師曰く「手術しない限り自然治癒することはありません。どうされます?」と聞かれ、即座に「手術をお願いします」と答えた。が、しかし、既に年内は手術の予約が一杯で一番早い日は年明け早々の1/5の朝だという。「直ぐに手術が必要と言う訳ではないのでもっと後でも良いです」と言われたが、痛いのは敵わんので「一番早い日でお願いします」と即答、これで手術日と時間が決まった。手術までの間は、特に何をする訳でも無く、いつも通りに過ごせばよいんだそう。それまでは痛いのも我慢(/_;)ということになる。
 しかし、年末年始までに二週間もあるというのに、手術が予約で満杯とは...それだけポピュラーっつーか、とても数の多い病気なんだなー。

 手術日の今日は「8時半までに来て下さい」と言われていたので、7時半前に自宅を出発した。麻酔の関係で手術後は車の運転が出来ないので、JRと地下鉄を使う。外科へは8時10分過ぎに到着。
 麻酔が切れるまでの約半日間は入院と言う形になるそうで、事前の診察の後は病室へ案内されて手術の準備...と言っても特別なことは無く、トイレを済ませておく程度。8時半過ぎに呼ばれて手術室へと向かう。麻酔注射の後10分程度間をおいて麻酔が利いてることを確認の上で、酸素吸入を受けながらの手術開始となった。室内には軽音楽が流れている。そういえば「CDやMDを持込んでもOKです」って事前説明にあったなぁ。どうせならへヴィ&ハードなロックなんぞを聞きながら受けたかったかなー、なんてね。(笑)
 手術中も意識はあるし、両足の指は動かせるんだけど、右足の付け根周辺は全く感覚が無い。手術中にそばに居る看護師に聞いたら、吸入している酸素には笑気ガスが含まれているんだそうな。やっぱりそうだったか。
 何やらお腹の右下の方でゴソゴソやっているという感触は判る程度で淡々と時間が過ぎて行き、9時45分には手術後の作業も含めて全て終了。手術台から足をおろして腰かけた状態になると、まだ右足がおぼつかないことに気が付いた。手術前から点滴が続いているので、点滴台を杖代わりの支えにしながら、少しヨタヨタしながら手術室を出て病室へ戻る。病室では点滴液を交換しただけで、それ以外は何も無かった。2時間ほどテレビを見ながら右足周辺の麻酔が覚めるのを待つ。
 11時過ぎに再度診察を受けて血圧や傷口の目視検査、鼠径管周辺の触診を受けて「ハイ、今日はこれでお終いです」。意外にあっけなかった。2年ほど前にも日帰り手術を受けているんだけど、麻酔が効いているせいか前回の時と違って痛みは全く感じない。

 会計を済ませ、名古屋駅へ歩いて向かう。ゆっくりと少し狭い歩幅で歩く分には全く問題無いが、大股で歩こうとしたり階段の上り下りではお腹の右下に、痛いという程ではないものの少し違和感がある。1ヶ月ほどは力仕事は駄目だそうだが、食事や日常生活で特に注意することは無く、入浴も今日からOKだそう。

 少なくとも今月中はバイクに乗ったり、という力を使う作業は出来ないが、普通に自宅で過ごせるのは非常に有難い。これが例え数日であっても入院となるとオオゴトだからねー。
 まぁ、しばらくはなるべく安静に過ごすということ...かナ。
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