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テスタロッサの車検と代車 [フェラーリ]

 今月テスタロッサが車検を迎えるので、前回と同様アペルトにお願いした。一週間ほどで仕上がるという説明を聞いてから代車を借りて自宅に戻った。代車はトヨタ小型車の初代ヴィッツである。
トヨタ ヴィッツ
久し振りに国産車に乗ることになった。
 往きと同じ国道22を使って自宅まで走ったが、まず気が付いたのは「車体がフワフワする」こと。欧州車はバネレートの高いサスペンションで振動を吸収させ、高剛性ボディがそのサスペンションを支えているので、カチッとした乗り味になる。
 国産はバネレートがやや低い上にボディもしなるような作りで、車体全体で路面からの振動をいなす構造になっているので、乗り味は「フワフワ」しているように感じる。
 これは乗る人の好み次第で、拙者はカチッとした乗り味が好きだから国産にはあまり興味が湧かない。

 「明後日辺りには車検が出来上がるかな」なんて暢気に構えていたら、今日お店から電話が入った。
 ウォーターポンプからのクーラント漏れ、ウォータージャケットへの配管の劣化による深い亀裂からの漏れがあって「クーラントリザーバータンクを見たら空でした」だって。他にも、タイミングベルト周辺から異音が盛大に出ていて「そのうちに買い換えるとか売り払うのならこのまま車検を通すだけでお終いにしても良いかも知れませんが、乗り続けるのなら今のうちに必要な整備をしておかないと後々面倒な事になることも考えられます。」

 実は、昨年の秋頃からクーラントの減りが妙に早くなっているのに気が付いていた。また、昨年の春頃から気温の低い日は冷間時のエンジン始動でタイミングベルト周辺から盛大に「キュルキュル」という音が出て、水温が90度近くで安定するまでその音が消えない状態になっていたのである。更に、前回の車検時に中間加速の不良も指摘されていた。
 この車は前所有者が3万kmを超えたところで一度タイミングベルトを交換しているが、当時の記録簿を見るとベルト以外は何も交換していない。
 テスタロッサのタイミングベルトは簡単に切れるようなことは無いが経年変化でコマ飛びを起こしたり、ベルトよりもプーリーが先に寿命を迎えたりするので、通常であればベルト交換と同時にプーリーや冷却水パイプなども交換するのが普通。だが、前所有者は費用を抑える為にあえて何もしなかったようだ。

  「こりゃー近々エンジンを下ろして整備しなきゃ拙いだろうなぁ」と思っていたが、やはりというか、ある程度事前に予想していたから、驚きはしなかった。

 まずはエンジンを下ろして現在の状態を確認し、整備が必要な部分を洗い出して貰うことになった。恐らくは一ヶ月以上かかるだろうから、当分の間はフワフワ・ヴィッツに乗る事になりそうだ。
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たま

あはは、フワフワヴィッツですか?
rifleさんがクラウンに乗ったら何と言うんだろう?と思いましたよ。
私は「ぼよよんクラウン」と名付けたくなりました。
トヨタの中でヴィッツはまとも(欧州車寄り)ですよ。(^^;


by たま (2012-02-23 23:00) 

ブルル

おぉ、ついにエンジン降ろされますか!
かなり費用がかかりそうですねw

by ブルル (2012-02-24 00:40) 

Rifle

たま さん

クラウンは市役所に居た頃、部下の運転で頻繁に乗りましたよ。自分でハンドルを握ったこともあります。ありゃ、長距離乗っていたら酔っちゃいますねぇ。
確かに、ヴィッツはヨタ車の中では硬めの方ですね。

ブルル さん

エンジンを降ろすだけで結構かかるんで、覚悟は決めてます。(笑)
by Rifle (2012-02-24 08:02) 

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