郵便受けの手入れ：ナンチャッテ技術者の凸凹日記：SSブログ

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郵便受けの手入れ　[雑感] [編集]

　自宅の郵便受けは壁に取り付けてから早20年が経過していて、今までプラスチック部分が劣化する度に手を加えていたが、一寸した手入れではどうしようもない程になって来た。

西日が直接当たる位置にあり、風雨がまともに当たることもあって、２年ほど前にヒビが入ってしまい、更に表面が細かくひび割れたように劣化してきて濁って見えるようになり、内部が全く見えない状態になった。
　１年ほど前に一度紙ヤスリで軽く磨いて一時的に少し綺麗になったが、再び白く不透明になって来たので、改めて磨くことにする。

　まずは霧吹きで水を掛けながら600番の紙ヤスリで全体を大まかに研ぎ、次は1200番の紙ヤスリで磨き傷を均してから2000番の紙ヤスリで更に磨く。磨き終わった時点で、全体にうっすらと曇ったような状態ながらも内部が何とか見える程度になった。
　この状態でも一応実用にはなりそうだったが、今回は更に液体コンパウンド（9000番に相当）で完全に透明になるまでしっかり磨く。一度に広い面積を磨くことが出来ず、日常に支障の無い範囲が見えるように磨き上げるのに1時間近くかかった。作業した日は未だ気温が高く、終わる頃には汗だくになってしまったが、一応満足できる程度の仕上がりになった。

更に、磨いた面には、バイク用ワックスを塗って表面を保護する。
　これで、わざわざ郵便受けの中を覗き込まなくても、家の中から見て分かるようになった。特に雨の日は、いちいち郵便受けの所まで行かなくても中が分かるので有り難い。

　実は、5年ほど前にも酷く濁ってきたのでしっかり磨いたことがある。が、その時は知らずに「車用のワックスを塗っておけば長持ちするんじゃない？」と考えて塗ったら逆にプラスチック表面の劣化が進んでしまい、綺麗だったのはほんの数週間だけだった。
　そのうちにまた濁ってしまったので「何でぇ？」と塗ったワックスの箱にある注意書きを良く読んだら、小さな字で「樹脂面には使用しないで下さい」と書いてある...注意書きは隅から隅まで全部きちんと読まないといけませんね。