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MTBもどきの通学スペシャル再作成(その8:ランピール取付編と今後の課題) [自転車]

 先日までの作業で必要なものは全て取り付けが完了しているけれど、ある程度速度が出ていないとテールライトの赤いLEDが点灯しないというのがやはり引っかかる。「もうちっと何とからなんものか」と色々と思案していたら、オークションで面白いものを発見、早速落札した。
ランピール
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ヨコタサイクルが販売していた「ランピール」という、非接触発電式のテールランプである。調べてみると、パイオニア精密株式会社が製造していたが、2006年8月にパイオニア精密がオムロンに買収されて製造を止めたらしいと判った。それにしても、何故フランス・エーヌ県の街の名前を製品名にしたのだろう???
 更に調べてみると、電池を使わない発電式のテールランプはカナダANTAREX社が「レッドアラート」(Red Alert)という製品を同時期に出していたが、既に生産を止めてしまったようだ。

 入手したのはデッドストックだったようでパッケージの外見はかなり古びていたが、中は勿論新品。簡単な構造なので説明を見なくても判るが、一応目を通しておく。
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この手の製品で締付トルクが指定されているのを見たのは初めてだ。
 通学用自転車はフレーム径が太く、製品に付属するサポーターでは取り付けられない。幸い、マジ軽ロボのライト部をハンドルに取り付けるバンドが使わずに残っているので、それを流用する。
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そのままでは取り付かないので、ネジが収まるよう少し加工した。
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付属のマグネットキーパーはスポークの本数が少ない自転車を前提にしているらしく、ちょうど良い位置に付けようとすると穴の位置が合わないが、強引にこのままネジを締めこんで固定する。
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そして、本体をフレームに取り付ければ完成である。
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磁石が一つだけなので点滅サイクルはゆっくりだが、明るさは十分でテールランプとしても合格だと思う。ただ、昼間でも点滅するのは一寸変かも知れないが、乗っている本人には見えないのだから良いことにしよう。[わーい(嬉しい顔)]

 通学用の自転車には色々と細工を施してきた訳だが、今の時点で更に必要と感じるものは何も無い。しかし、課題が一つ残っている。それは、自作したマジ軽ロボもどきの明るさである。
 路面を照らす白色LEDの直列2個と、テールランプとサイクルメータを照らす赤色LED(正確には赤と緑の同時点灯)の並列接続を直列に組んだのだが、今になって考えると白色LEDと赤色LEDは並列に接続し、赤色LEDは並列ではなく直列にした上で電流を制限する抵抗を入れる方が良かったのではないかと考えている。
 というのは、ある程度速度が出ないと点灯しないというのは間違いなく電圧が不足しているからで、赤色LEDを並列にすれば消費電流は増えるが白色LEDにかかる電圧は確実に高くなり、低速でもそれなりに点灯することが期待できそうに感じるのだ。この辺は実際に回路を組み直してテストしてみないと判らないが、白色LEDは電圧が低いと途端に光らなくなるので、現在の動作を見ると赤色LEDが喰っている電圧分を白色LEDにまわす方が好ましいように感じるのだ。
 マジ軽ロボは赤色LEDを点滅させるようになっていたが、これは今考えると白色LEDにかかる電圧を少しでも落とさないように点滅させて消費電力を節約していたのだと思う。やはり市販品は良く考えてあるんだなー。(笑)
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