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中判カメラとスナップ撮影 [カメラ]

 先日、購入したお店に依頼してあったローライフレックス2.8Fの修理が完了したので受け取ってきた。
ローライフレックス2.8F
購入して10年以上経っているが、修理するのは今回が初めでである。

 購入してから数年間は酷使していたこともあり、6年ほど経った頃から冬に低速シャッターが粘るようになって来た。直ぐ修理に出しても良かったが、手元に富士フィルムGA645もあったので、何となくそちらを主に使っていた。
富士フィルムGA645
撮影時のシャッター速度や撮影時刻等の情報を画面外に写し込めるので、「日本に帰ってからでも撮影した時間が判るように」と、ドイツを旅する際にも持っていった。
 全自動だから、基本的にはシャッターを押すだけ。短時間でサッと撮影したい時には重宝する。しかし、全自動での撮影が前提の設計らしくて、機能が多いのにボタンやダイアルが少なく、全自動の範囲から外れた使い方をしようとすると、取扱説明書を読まないと操作方法が分らない。
 一寸した露出補正ならワンタッチだが、ピントを手動にしたりすると操作が意外に面倒だったりするので、GA645より後に手に入れたマミヤ6MFを使うようになった。
マミヤ6MF, G75mm/F3.5, G50mm/F4
マミヤ6MFはシャッターダイヤルを「A」にすると絞り優先AE、それ以外ならマニュアル露出になるので操作に迷うことが無い。レンズ部が沈胴するので余り嵩張らないし、レンズ交換できるので、何かと都合が良いように感じる。
 実際に使ってみると、時間に余裕のある時はとても良いのだが、時間に制約のある時などはレンズを交換せず、結局同じレンズのままというのが殆どとなっていた。

 街や観光地を歩きながらの撮影では、大抵歩きながらレンズ交換することになるが、マミヤ6MFは一旦遮光幕を閉じてからでないとレンズ交換が出来ない。以前持っていたライカM6のようにレンズを外して付けるだけという訳には行かず、これが結構面倒に感じてしまう。
 M6を使っていた頃でもレンズ交換がやはり手間に感じ、一時期はトリエルマーを使っていたが、絞りが開放でもF4と暗くて夕方のアーケード街などでは手持ち撮影が難しく、結局はズミルクスをほぼ付けっ放しで使うことが多かった。
# よーするに、拙者は「面倒臭がり屋」なのね。(笑)
レンズを交換しないと交換レンズを持ち歩く意味も薄れてしまい、「だったらレンズ固定でも良いんじゃない?」と感じるようになり、「それなら」とローライを修理に出したのである。

  ローライの修理が完了したことによって、今度はGA645やマミヤ6MFの存在意義が薄くなってしまった。どうするかなぁ...(--;)
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okin-02

ご無沙汰致して居りました。
先日・不注意に因る怪我で、入院治療する羽目に・・・
昨日、やっと退院出来ましたので・休止中のブログライフを
不定期ですが・再開致す事に、休止中お立ち寄り頂いた方へ
お礼を兼ねてのご挨拶を。
今後とも、お見捨てに成る事無くお付き合いの程お願い致します。
by okin-02 (2013-02-26 21:29) 

Rifle

okin-02 さま

ブログが突然更新されない状態となったので「どうしちゃったん?」と不思議に思っていましたが、入院されていたのですね。それじゃ更新できませんよね。(^^;)
こちらこそ、今後とも宜しゅうお願い致しまする。
by Rifle (2013-02-26 21:44) 

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