バイクの冬用ジャケット [バイク]
今のような寒い時期にはあまりバイクには乗らないのだが、TL125を入手してからは調整や確認で寒い中を頻繁に走るようになった。
以前は型遅れで安くなったゴールドウインなどのテキスタイル（要するに布製）ウィンタージャケットを探して買い求めていた。布製だと革製よりも安いが、耐久性が無くて使い込むうちに必ずどこかが破れてくる。だから、3年から5年程で買い換えてきた。
そんな事を20年ほど繰り返していたけれど、「もっと長く着ていられるウィンタージャケットって無いのかなぁ」と感じ始めた頃、クシタニ名古屋店で在庫処分として出ていた、このレザージャケットに出会った。
お店曰く「以前にも同じモデルを出したんですが全く売れず廃盤になったものを復活させました。でも、やっぱり売れなくて廃盤になったんで値下げしました」んだそうな。クシタニ製品にしてはかなり安い金額設定だった事もあって、即購入した。
見た目はGジャンを革で再現したような感じでスリムに見える。革は風を通さないけれど保温力が殆ど無くて保冷剤みたいになってしまう面があるけれど、このジャケットは内側に中綿が入っていて、意外なほど暖かい。
他に代わりになるようなジャケットが無いこともあり、寒い時期にバイクに乗る時は必ずこれを着ている。
先日、TL125のブレーキを調整した（これは別途記事にする予定）時「一寸走って確かめてみよう。でも数分走る為だけにわざわざ革ジャンに着替えるのもなぁ...このまま走っちゃえ。」その時着ていたのが、普段着ている'80年代の米軍CVCノーメックス・タンカースジャケットである。
ヘルメットを被って走り出すと「うっ...寒い。」
そこで、改めて2つのジャケットを着て30分ほど走って比べてみた。市街地で低速な区間が10分、残り20分は木曽川の堤防上を走るコースで、速度は20km/hから60km/hの範囲である。ジャケットの下はユニクロのフランネルシャツと、下着の薄いTシャツのみだ。ちなみに、この日の気温は8度ほどで時折そよ風が吹く程度だった。
クシタニのレザージャケットは、流石にどの速度でも全く寒さを感じない。ちなみに、気温が一桁前半の時は、更にセーターかカーディガンを一枚着込むだけで寒さとはほぼ無縁の状態となる。自宅周辺では日中の気温が氷点下になることは無いので、それ以下の気温の時はどうなるのか分からないが、レザージャケットとしてはとても優秀だと思う。
惜しむらくは前面に小さな胸ポケットが２つしかないこと。ハンドウォーマーになるような大き目のポケットが左右にあれば良いのに、と思う。
タンカースジャケットは、20km/h前後までなら良いのだが、それ以上の速度になると通気性が良過ぎて一寸寒い。ジャケットの中をごく弱い風が抜けて行くような感じ。
しかし、寒気が降りて来て終日強い風（伊吹おろし）が吹き付ける中に立っていても、ジャケットが風を通すようなことは無く寒さも感じない。「気温零度でもジャケットの中はTシャツ一枚でOK」という宣伝文句は決して過大広告ではないと思う。
タンカースジャケットは文字通りタンク（戦車）の中で着ることを想定しているから、常時風圧を受けるような状態は考えていないらしい。例えば40km/hは風速に直すと11m一寸でやや強い風だが、実際の風は同じ方向から一定の強さで吹くなんてことは無いだろうから、やはりバイクで走っている時というのはかなり厳しい状態になるようだ。
クシタニのジャケットは10年ほど前に購入し、以来使い続けている。手入れは温かくなってきたらレザーソープで軽く汚れを取ってからラナパーなどの保革油を薄く塗り広げるだけで、それ以外に特別なことは何もしていないけれど、結構綺麗な状態を保っている。
今まで同様、これからも活躍して貰う積もりである。
以前は型遅れで安くなったゴールドウインなどのテキスタイル（要するに布製）ウィンタージャケットを探して買い求めていた。布製だと革製よりも安いが、耐久性が無くて使い込むうちに必ずどこかが破れてくる。だから、3年から5年程で買い換えてきた。
そんな事を20年ほど繰り返していたけれど、「もっと長く着ていられるウィンタージャケットって無いのかなぁ」と感じ始めた頃、クシタニ名古屋店で在庫処分として出ていた、このレザージャケットに出会った。
見た目はGジャンを革で再現したような感じでスリムに見える。革は風を通さないけれど保温力が殆ど無くて保冷剤みたいになってしまう面があるけれど、このジャケットは内側に中綿が入っていて、意外なほど暖かい。
先日、TL125のブレーキを調整した（これは別途記事にする予定）時「一寸走って確かめてみよう。でも数分走る為だけにわざわざ革ジャンに着替えるのもなぁ...このまま走っちゃえ。」その時着ていたのが、普段着ている'80年代の米軍CVCノーメックス・タンカースジャケットである。
ミリタリージャケット 実物 新品 米陸軍 CVC ノーメックス タンカース ジャケット
- 出版社/メーカー:
- メディア: ウェア&シューズ
ヘルメットを被って走り出すと「うっ...寒い。」
そこで、改めて2つのジャケットを着て30分ほど走って比べてみた。市街地で低速な区間が10分、残り20分は木曽川の堤防上を走るコースで、速度は20km/hから60km/hの範囲である。ジャケットの下はユニクロのフランネルシャツと、下着の薄いTシャツのみだ。ちなみに、この日の気温は8度ほどで時折そよ風が吹く程度だった。
クシタニのレザージャケットは、流石にどの速度でも全く寒さを感じない。ちなみに、気温が一桁前半の時は、更にセーターかカーディガンを一枚着込むだけで寒さとはほぼ無縁の状態となる。自宅周辺では日中の気温が氷点下になることは無いので、それ以下の気温の時はどうなるのか分からないが、レザージャケットとしてはとても優秀だと思う。
惜しむらくは前面に小さな胸ポケットが２つしかないこと。ハンドウォーマーになるような大き目のポケットが左右にあれば良いのに、と思う。
タンカースジャケットは、20km/h前後までなら良いのだが、それ以上の速度になると通気性が良過ぎて一寸寒い。ジャケットの中をごく弱い風が抜けて行くような感じ。
しかし、寒気が降りて来て終日強い風（伊吹おろし）が吹き付ける中に立っていても、ジャケットが風を通すようなことは無く寒さも感じない。「気温零度でもジャケットの中はTシャツ一枚でOK」という宣伝文句は決して過大広告ではないと思う。
タンカースジャケットは文字通りタンク（戦車）の中で着ることを想定しているから、常時風圧を受けるような状態は考えていないらしい。例えば40km/hは風速に直すと11m一寸でやや強い風だが、実際の風は同じ方向から一定の強さで吹くなんてことは無いだろうから、やはりバイクで走っている時というのはかなり厳しい状態になるようだ。
クシタニのジャケットは10年ほど前に購入し、以来使い続けている。手入れは温かくなってきたらレザーソープで軽く汚れを取ってからラナパーなどの保革油を薄く塗り広げるだけで、それ以外に特別なことは何もしていないけれど、結構綺麗な状態を保っている。
今まで同様、これからも活躍して貰う積もりである。
バイク乗りの条件は本当に厳しいですね。アビレックスの革ジャンをたまに着ますが、これは1枚モノの羊革で作ってあり、内側にはウールがびっしり生えていて暑いくらいです。しかしバイクに乗るとジッパーからわずかに冷気が侵入してきて、これがかなり寒いんです。
ライダーズジャケットは当然のようにジッパーの内側に風除けカバーがついているのに、この革ジャンがバイク向きではないことを思い知りました。
厳冬期はラフ＆ロードの中綿入り防寒・防水上下を愛用しています。でもやっぱりレザーが欲しいな。
by tama (2016-01-24 21:57)
えっ、アビレックスの革ジャン？4年程前に拙者も以前同じ事していましたよ。
ジッパーからの隙間風（っていう表現で良いのかどうかは？？？ですが）は馬鹿にならないですよねー。
ウィンター用のレザージャケットは値が張るのが欠点ですが、買ってしまえば10年20年単位で使えますから、長期的視野に立てば結構お買い得なのかも。
by Rifle (2016-01-24 23:52)
大寒波お見舞い申し上げます。
雪やらのお被害などありませんよう、ご無理などなさらずにご自愛くださいませ。
また来ますよー(*´∇｀*)ﾉｼ
by つなみ (2016-01-25 15:31)
つなみさん
尾張地方は降り方が少なくて屋根などに残っている程度ですが、陽の当たらない所は凍ってツルツルになっていたりするので、迂闊に通れないです。
次回もご来訪お待ちしてまーすっ！
by Rifle (2016-01-25 18:14)