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チプカシとチプシチ、ゆくゆくはチプセコ?(その2:チプシチ) [時計]

(前回からの続き)

 購入した「チプシチ」はシチズンQ&QのVS10-002である。
購入したシチズンQ&QのVS10-002


時計モジュール(キャリバー)はミヨタの汎用品2035、10気圧防水、精度は平均月差±20秒以内(常温5℃~35℃)、電池寿命は約3年と一寸短い。ちなみに、カシオにも見た目がほぼ同じモデルがある。MQ38-2Aだ。





あえてカシオを選ばなかったのは、分単位の目盛が無いから。5分単位だと正確に時刻を合わせようとすると手間取るのだ。ただ、デザインがすっきりする分だけカシオの方がより高級そう?に見えるような気がする。

 指針式は一寸した事でも目立ち易く、細かくチェックすると気になる部分が出て来る。具体的には、針が微妙に目盛と一致していないのである。例えば59秒の時、秒針の位置はやや右よりになっている。
59秒の時の針の位置は少しずれている
00秒でも、やはり僅かにずれている。
00秒でもわずかに右にずれている
金額を考えれば仕方ないことなのかも知れないけれど、やっぱり気になる。

 裏蓋はネジ止め式だ。
シチズンVS10-002の裏蓋はネジ止め
開けると、こんな感じ。
シチズンVS10-002の内部
10気圧防水というだけあって、時計モジュールを支える白い樹脂部品の周りを防水用リングが取り囲んでいる。
 使用電池はSR626SW。この電池は、以前は自宅周辺の百円ショップでも売っていたのに、今は売っていない。地方では需要が少ないのかな?お店で電池交換すると結構な金額がかかることも多くて、下手すりゃ買い直す方が安いなんてこともあり得る。本体価格が安いからこそ発生する問題だね。(笑)
 電池の寿命が3年というのが一寸残念だが、小さいとは言え休む事無く針を3本もぶん回すんだから、無理もない。今は電池寿命が10年という指針式腕時計も販売されているけれど、ミヨタ2035の設計年度から考えると妥当な範囲だろう。

 前回のチプカシと比べるとサイズが一回り小さくて、レディース用とほぼ同じ。1円玉と比べると大きさが良く分かると思う。
シチズンVS10-002はレディースサイズに近い
実際腕に付けて見ると一寸小さいような気もするけど、案外気にならない。
男の腕だと少々小さいかも?
樹脂製バンドは尾錠式(穴留め式)で、見た目は流石に少々安っぽい感じがする。
樹脂バンドは安っぽい質感
文字通りチープな質感だが、遠目だと気にならない。バンドが劣化したら、(本体よりも高くつくかも知れないが)黒の金属ベルトに交換すると面白いかも知れない。

 今回は好みでトノー型を選んだけれど、当然普通の丸いタイプもある。





しゃれた感じのタイプもある。個人的には分単位の目盛があると良かったなぁ。





シチズンは、カシオと違って安価なデジタル時計は製造していないみたいで、ネット上でも見つけられなかった。メーカの考え方の違いが出るようだ。

 とりあえず酷使用に2本の時計が揃ったので、当面はこれで間に合いそうだ。

(続く)
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