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BOSEのパワーアンプMODEL1702の修理(その7:とりあえず修理完了) [電子回路]

前回からの続き)

 1年近く放置してあったBOSE1702だが、1階のスタジオ(もどき)の機材位置変更でエッジ交換した55WERを常時接続して使う事になり、どうしてもアンプが必要となった。そこでBOSE1702を2台を投入する事になり、修理を急ぐ必要が出て来た。(汗)
 とりあえず、2台セットになっていた片方は何故音が出ないのかが未解明なので、別途入手済みだったもう1台の1702を取り出してきて、一寸急いでオーバーホールした。
 ところが、どちらも音が出てくれない。(号泣)

 基板パターンを読み取って書き起こした回路図を見ながら「あーでもないこーでもない」と色々調べるが、一向に埒が明かない。回路上は動作は正常なのだが、どうやってもリレーが動かないのである。
 いい加減投げ出したくなってきたが、これを修理できないとなるとステレオアンプかモノラルアンプ2台を調達しなければならない。でも、そんな費用は何処にもない。「ウーム、どうしてくれようぞ...あれっ?」動かないアンプ基板を眺めていて、ある事に気が付いた。

 そこで、改めてリレーを探して取り寄せる。
リレーの入った郵便物
中から出て来たのは、リレー2個。
中に入っていたリレー
動かないアンプから取り出したリレーが右側、取り寄せたのが左側である。
左が取り寄せたリレー、右は基板に付いていた物
よく見ると判ると思うけれど、右側は「12V AC」と書かれている。そう!交流用のリレーなのだ。このリレーはオークションで購入したのだが、出品者が「直流用です」と言うので、それをそのまま鵜呑みにしていたのだが、実際には交流用だったのであーるっ!(滝汗)
# 届いた時に気が付かなかった時点で「アウト!」、技術者失格だよねぇ。(涙)
早速、動かない2台のリレーを交換する。
リレーを交換した
リレー交換後
念の為に動作確認したけれど、OKだった。これで2台のモノラル・アンプが使えるようになった。ラックマウント用スペーサーに搭載して修理完了である。
使えるようになったアンプ

 とりあえずステレオ音源でも使えるようになったので、これで一安心だ。(笑)でも、動かない1台はそのままなので、そっちもきっちり調べて使えるようにしなければ!と思っている。(滝汗)

(一応、完了)
タグ:1702 BOSE
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