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再びTLR200 [バイク]

 子供の要望で、もう一台TLR200を追加する事となった。
# 「子は親の鏡」というけれど...(^^;)
TLR200
県内の方から「納屋に10年位放置してあった」車両を買い取った。「友人から譲り受け、ナンバー付けずに軽トラで運んで庄内川の河原で遊んでいた」のだそう。
TLR200
「とりあえずキャブを掃除してエンジンはかかるようになっている」状態である。
 流通価格よりも大幅に安い金額だったのと、長期保管されていた車両なので、乗り出す前にチェックする。

 一見して「アンダーガードが無い」のが判る。
アンダーガードが欠品
何回もキックしてようやくエンジンがかかる。
エンジンは一応かかる
キャブは掃除したそうだが、オートデコンプの調整が必要かも知れない。尚、排気量が200ccだから、コツさえ掴んでしまえばオートデコンプは不要かも。
 チェーンテンショナーは樹脂製のスライダーが無くなっている。
チェーン・テンショナー
テンショナー自体も錆びて固着しているので、分解清掃が必要だ。
 チェーンは少し錆びてはいるものの、走行には支障無さそう。
少し錆びたチェーン
 工具入れはあるけれど、書類入れは無くなっている。
書類入れが無い
書類入れが無いというのは、この手のバイクには良くある話だ。工具入れにぶら下げられている白いパッケージはチューブタイヤ用のパンク修理キットだが、かなり古そうなので恐らく使えないだろう。
 リアサスペンションはオイル漏れが始まっているようだ。
リアサスは僅かにオイル漏れ
今直ぐ交換という程では無いけれど、いずれは交換が必要だろう。
 フロントサスペンションはメンテナンスされているらしくて、オイル漏れなどは見当たらない。
フロントフォークは大丈夫そう
フロントフォークは大丈夫そう
 エンジン本体は、見た感じでは問題無さそうだが、塗装禿げや錆が目立つ。昭和53年発売のバイクだから仕方あるまい。
エンジンに塗装禿げが目立つ
 キックアーム取付部は亀裂なども無く、状態は良さそう。
キックアームも大丈夫そう
 シートは先端に破れがあるので、何かしら対策が必要だ。
シート先端に破れがある
 ガソリンコックに漏れは無く、フューエルホースも交換されているようで真新しい。
フューエルコック周辺の状態
走行距離は4千キロ弱だが、車両の状態を見る限りでは実走行距離と思われる。
メータ部
 フロントタイヤはブリジストンのTRAIL WING-23、新車販売時に装着されているタイヤだ。
フロントはブリジストンTW-23
製造番号はPDJ173、1993年17週目の製造だ。
1993年17週目の製造
リアタイヤは、同じくブリジストンのTRAIL WING-24。これも新車販売時の装着タイヤと同じ。
リアはブリジストンTW-24
製造番号はPKK173、フロントと同じ1993年17週目の製造だ。
1993年17週目の製造
どちらも表面のヒビ割れが酷く、ヒビの深さもかなりありそうだから、要交換である。

 ざっと見まわした感じでは「錆や塗装禿げが目立つものの、状態はそんなに悪くない。」オークションなどではもっと状態が悪い車両でも10万近い金額で落札されている事を思えば、今回はそこそこお買い得だったと思う。
 前所有者の手でエンジンが始動できる状態になっているので、後は可動部をチェックしていけば走行可能な状態になりそうな感じである。走行できるようになったら、自賠責保険の加入とナンバー登録しよう。
タグ:TLR200
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コメント 2

tama

おお、これはいじりがいがありますね。
場所があれば全バラしたほうがかえって早いかもですね。エンジンを開けると大変なのでそこは封印して、親子で清掃にいそしみましょう。
by tama (2021-07-16 10:21) 

Rifle

tamaさん
そうそう!場所さえあればバラシて作業する方が早いですねー。
残念ながらバイクを置く場所すら無くて玄関先に停めているという状態の狭い我が家なので、部分的にバラシながらの作業となりそうです。
by Rifle (2021-07-16 12:19) 

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