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911のオイル交換と、一寸インプレ [ポルシェ]

 子供が通学で使っている911Carrera4はオイル交換の時期が来たので、ロッソコルサへ。

 15日朝6時半に自宅を出発、信州はガソリン価格が高いので近くのスタンドで満タンに給油する。
 朝早い時間なのに県道183を走る車の数は結構多い。県道64も同様だが、犬山市街を抜けると交通量はほぼゼロ。県道461・県道49と進んで国道19に入ると交通量は一気に激増するが、走り難いほどではない。多治見市街に入ると交差点が多く、刻み足の如くあちこちの信号で停められてしまう為、時間が掛かる割には先に進めない。
 土岐市に入ると、先日開業したイオンモール土岐が道の北側に見える。開業してからは連日大渋滞だそうだが、朝早い時間なので駐車場には一台も停まっていなかった。
 土岐市街を抜けると交通量が少し減るものの、恵那市街に入ると少し増え、瑞浪市街手前で少し減る。中津川市街までは交通量はほぼ一定。中津川市街に入ると交通量がまた一気に増えるが、市街地を抜けて落合川を超えると交通量が一気に減る。
 2時間ほど走りっ放しだし、トイレに行きたくなったので、道の駅賤母で小休止。
道の駅賤母
9時近くで店も開いていて、多くの客で賑わっていた。駐車スペースも7割ほどが埋まっている。トイレを済ませ、少し足をストレッチしてから再び走り出す。

 交通量は少なく順調に進むが、所々で道路修理工事の為に交互通行となる区間がある。
交互通行で通行待ち
臨時の信号機があって3分ほど待たされる、というのが数回あった。
 信号機のある交差点が少なく、車の流れもスムーズ。天気も良いし、一寸したドライブ気分だ。

 道の駅日義木曾駒高原を通り過ぎて少し進むと、国道361との交差点に出る。ここで国道19から国道361へと進む。神谷川沿いの道は、以前の地滑りで国道が数百m埋まっていて、今も復旧工事中。ここも臨時信号機のある交互通行だ。
交互通行で通行待ち
神谷川を一部埋めて無理矢理道を通してある状態は、以前と変わっていない。
 その区間を抜けて少し進むとコンクリート橋の大きなカーブとなり、標高を一気に稼ぐ。カーブを登ると直ぐ姥神トンネルとなる。更に進むと番所トンネル・長い権兵衛トンネルと続き、トンネルを抜けると下り坂となる。
 伊那市街地に入る手前で県道88に入り、県道87・国道153と進む。

 ロッソコルサへは「11時頃」と伝えてあったのだけれど、時計を見るとまだ10時半だ。「じゃぁ、寄って行こう」と、ニシザワショッパーズ双葉食彩館へ。
ニシザワショッパーズ双葉食彩館
ここで、家族用のお土産を購入。
お土産の麦ころがしと高頭まん頭
買い物を済ませたら走り出し、県道19を進んで、11時少し前に無事ロッソコルサに到着。

 直ぐにオイル交換をして貰う。入った量は8リットル。多い量に感じるかもしれないが、空冷エンジンのオイル量は20リットル位なので、大幅に少ない方なのである。
 K社長と談笑していたら、Iさん登場。その後少し経ってからAさんやKさんも登場、談笑が続く。まだまだおしゃべりしていたかったけれど、16時半になったので帰る事に。

 ロッソコルサを出発して県道19・国道153・県道87と進み、伊那ICから中央道に入る。
 交通量は案外少なく、順調に進む。少し進んだ所にある電光表示板には「飯田山本ー中津川 工事渋滞 5km 20分」という表示が出ている。「20分なら大した事無いな。そのまま行こう。」
 ところが、飯田ICを抜けた所にある電光表示板は「飯田山本ー中津川 工事渋滞 10km 50分」となっている。「さーぁ皆さん帰りましょ」の時間に差し掛かっている為、交通量が増えて渋滞が酷くなっているらしい。

 「うーん1時間か...だったら、清内路峠を抜ける方が早いんじゃないか?」急遽飯田山本ICで降りて国道153に出て、しばらく進んで国道256へと進む。
 この国道はカーブ連続の上り坂だからなのか、前を走る軽自動車数台がやたらと遅い。少しイライラしながら走っていたら、5分ほどで軽自動車達は右左折して居なくなったので大助かり。その後も時折遅い車に引っかかったけれど、幸い後ろをきちんと見ていたようで道を譲ってくれたので順調に進んだ。妻籠宿周辺は観光客らしき人達が歩いていたけれど、それ以外の区間では誰も見かけなかった。
 国道19に出ると交通量は増えるが、田舎の国道なので渋滞するような事は無い。流れに沿って進む。
 落合川を渡ると交通量が激増、信号の度に停められるようになって、中津川市街に入った事を思い知らされる。進むに連れて交通量もどんどん増え、徐々に走り難くなって来る。このまま進むと時間が掛かりそうなので、中津川ICから再び中央道に入る。

 ICから本線に入ると、交通量が極端に少ない。やはり飯田山本ー中津川間の渋滞がとても効いている(?)ようだ。この状態を見ると、中央道は相当酷い渋滞になっていると思われる。下道に切り替えたのは正解だったようだ。
 中央道は土岐ー多治見の間も12月まで続く工事の影響で車線が規制されている為、部分的に流れが悪くなっている区間はあるけれど、激しい渋滞にはならず、そのまま小牧東ICまで比較的スムーズに進んだ。
 小牧東ICを降り、朝来た道をそのまま戻る。自宅近くのスタンドで給油し、自宅には19時45分過ぎに無事到着。今回の走行距離は370.5km、燃費は11.1km/L。

 水冷エンジン初代の911Carrera4(モデルナンバー996後期型)は、納車されてから2カ月半が経った。
 拙者もフェラーリ・テスタロッサに乗り換える前は996前期のCarrera4に7年半乗っていて、その当時の感触がとても良かった事もあって、この車を選んだのである。911はポルシェ通常モデルの中ではトップグレード、子供だって文句は言えないだろうという読み(???)もあった。(笑)
 納車された直後に乗った時には「あれぇ?エンジンの回り方ってこんなに重かったっけ???」ジュリエッタ・クワドリフォリオヴェルデと比べれば回転の上昇具合は遥かに鋭いのだが、自分が乗っていた996前期型と比べても、何とも鈍重な感じがしたのだった。

 その後、通学やツーリングでそれなりの距離を走った後で、今回改めて拙者が乗ってみた。
 「おぉ!そうそう、こういう感じ!!」エンジンの回り方はとても軽やか、スロットルペダルを少し踏み込むだけでエンジン回転が急上昇、速度計を見ると飛んでもない速度に達している。シフトチェンジは直ぐにギアが変わり、しかも滑らか。
 コーナー進入時「一寸速いかな?」と思っていても、何事も無くコーナーを次々とクリアしてしまう。流れに乗って走っている分には、中央道の結構な上り坂でもスロットルペダルを踏み足すような場面はまず無い。
 なお、911は現在複数のマイナー・トラブルを抱えていて完璧な状態ではないが、エンジンは快調そのもの!である。
 排気量が3.6Lある為、渋滞する市街地を走る通学では6km/Lほどに落ちてしまうが、今回のような交差点の少ない田舎道や高速道なら10km/Lを超えるのはザラだ。燃費だけを見れば360モデナより少し優秀である。
 K社長が「挙動やエンジンの感触がフェラーリと一緒だ」と何度も言っていたけれど、確かにその通りだと思う。見た目はフェラーリ程の華やかさは無いけれど、ゲルマン民族の質実剛健さをそのまま形にしたような感じである。

 マイナー・トラブルの修理は日程を調整中だが、通学に使っている事もあって、修理に入るのはもう少し先になりそう。とりあえず、しばらくの間は現状維持になりそうだ。
タグ:ポルシェ911
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